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下水道の正しい使い方
更新日：2019年12月12日更新
下水道の使い方
下水道ができたからといって、何でも流していいということではありません。下水道は快適な生活環境をつくりだすための大切な公共の財産です。下水道に汚水を流すときには、個々が十分に注意しないと設備の寿命を縮めることになります。
台所では
下水にはご飯粒や野菜くずなどが流れ込まないようにしましょう。揚げ物などで使用した油は流さないようにしましょう。下水に流すと油は冷えて固まり、下水管がつまる原因となります。
異物や水に溶けないものは流さないで！
ティッシュペーパーはとけにくいので、トイレットペーパーを使用してください。また、便器の清掃にはぬるま湯と薄めた中性洗剤を使用してください。
危険物を流さないで！
殺虫剤・防臭剤・塩酸などの酸類は、水中の微生物を殺してしまうので流さないでください。農薬や揮発油なども絶対に流さないでください。
ますの清掃を行ないましょう。
宅地内のますや排水管は、定期的に点検してください。こまめに清掃することで、排水がスムーズになります。
髪の毛は流さないで
髪の毛は分解しにくいばかりではなく、下水道管の中で汚物を引っかけ、管をつまらせてしまいます。下水道には流さないで、こまめに取り除いてください。
工場では
除害施設を設け、有害物質を取り除いてから流すようにしましょう。除害施設は定期的に点検を行なうようにしましょう。
