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ぱっくん(生ごみ堆肥化基材)

更新日:2024年3月29日更新
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エコ・ハウス

エコ・ハウスで力を入れている活動のひとつに「生ごみ堆肥化基材ぱっくんの普及」があります。現在では、市内の多くのご家庭で使われています。

ぱっくんとは?

ぱっくんとは園芸用資材としてよく使われるピートモスともみ殻くん炭を混ぜ合わせたものです。
その名前は「ピートモスの(P)・くん炭の(くん)の頭文字」と「生ごみをパクパク食べるから」という意味でつけられました。

 

〇なぜピートモスやくん炭を使うの?
ピートモスは、水苔が数千年以上、堆積してできたものといわれ、微生物のすみかと水分調節のために使用します。
くん炭は、もみ殻を炭にしたもので、ピートモスの酸性を弱め、ニオイも抑えます。

 

ぱっくんはどこで手に入るの?

上田市民の方には、申込書の提出により、無料で配布しています(1袋あたり約20リットル)。ただし、上田市民で申込書を提出されない方、上田市民以外の方には500円で販売しています。

申込書は下記受付窓口でご記入・ご提出ください(ご印鑑は不要です)。

受付窓口

申込の際の注意点

  1. お申込は一回につき原則1個でお願いします。
  2. 正しい使用方法を守ってください(ダンボールを使用してください)。
  3. 生ごみを分解しなくなるまできちんと使用してください。
    (ぱっくんが「べとついて」、「アンモニア臭が強く」なってきたら終了の目安です)
  4. 目的外の利用はできません。
    (目的:生ごみを自ら堆肥化し、ごみの減量化を図るため)
  5. 転売・譲渡はできません。
  6. 調査等に御協力をお願いします。

ぱっくんを初めて利用する方は、正しい使い方について御説明しますので、エコ・ハウスでお申込していただくようお願いします。

 

簡単!水気を切った生ごみを入れてかきまぜるだけの画像ぱっくんの使い方

使い方は簡単!水気を切った生ごみを入れてかきまぜるだけ!

用意するもの

写真:バットと段ボール

  1. 容器となる段ボール箱 1箱 (みかん箱程度の大きさ)
    ふたを立てて、テープで四隅を止め、箱を深くします。
    次に、段ボール箱の底にもう1枚段ボールを敷き補強します。
  2. ぱっくん(生ごみ堆肥化基材)
    ピートモスともみ殻くん炭を6対4の割合で混合したもの。
    20リットルの基材の場合、ピートモス12リットル、もみ殻くん炭8リットル。
  3. ふた
    別の段ボールで作ったふた、または通気性のある布をかけて、虫が入らないようにします。
  4. 容器の下の台になるもの
    木片や小箱を置き、通気がよくなるようにします。
  5. シャベル
    かき混ぜるために使います。

生ごみの入れかた

ぱっくん

  • 生ごみは、水切りをしっかりして、新鮮なうちに入れます。
    (溜めておいて腐敗したものは避けましょう)
  • 小さく切って入れたほうが、分解が早まります。
  • 基材が20リットルの場合、生ごみの量は1日平均500グラムくらいが目安です。

お手入れ

  • 毎日、あるいは生ごみを入れるたびに全体をよくかき混ぜ、空気を入れます。
  • あまり温度にこだわらなくても良いですが、基材の温度は40度くらいが適温です。
    冬場は温度が上がりにくいですが、徐々に分解するので、心配いりません。
  • 使用済みのてんぷら油等の処理にも使えます。
  • 乾燥している場合は、水を少し足しましょう。
  • 箱は、通気性の良いところに置きます。
    壁や床から5センチくらい離しましょう。
    箱を覆う場合は、ビニールなどではなく、通気性のよい布を使用してください。

入れないほうがいいもの

  • 塩分を多量に含むもの(塩鮭、塩辛、ぬか漬け床、たくあんなど)
  • とうもろこしの芯
  • 梅干や果物の大きい種
  • すいかやメロンの皮(小さく切ればよい)
  • 貝殻や骨
  • 防腐剤のついた果物の皮(お湯で洗い流せばよい)

できあがり

写真:段ボール

  • ぱっくんの使用期間の目安は、入れる生ごみの量にもよりますが、家族が4人の場合3か月、2人の場合6か月です。
  • 基材がべとついてきたら又は、アンモニア臭がしてきたら、終了です。
  • 終了した基材は、黒土と混ぜて2~3か月くらい寝かせてから、堆肥として利用しましょう。
  • 基材を交換するときは、今まで使っていた基材を半分くらい残しておくと、堆肥化が進みやすくなります。

こんなときどうするの?の画像こんなときどうするの?

ニオイがでてしまった

一度に大量の生ごみや魚のあらを入れると、湿った土のニオイやカビ臭がします。
そのような時は、乾いたピートモスを入れて十分にかき混ぜましょう。
それでもだめな場合は、もう一度最初から始めましょう。

カビや虫が発生してしまった

  • 表面に白カビが生えることがありますが、無害ですので、かき混ぜれば問題ありません。生ごみは新しいうちに入れましょう。
  • 果物の皮などをそのまま放置しておくと、ハエが卵を産んでしまうこともあります。
  • 小バエなどが発生したら、使用済みてんぷら油などを入れて、温度を高くすると、虫は死んでしまいます。
  • 何日もかき混ぜないでいると、カビや虫が発生しやすくなります。十分にかき混ぜましょう。

関連情報の画像関連情報

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お問い合わせ

エコ・ハウス
〒386-0025 長野県上田市天神三丁目11番31号
電話番号:0268-23-5144
ファクス:0268-26-5144
開館時間:午前9時から午後5時まで
(運営ボランティアの常勤時間は、午前10時から午後4時まで)
休館日:土日、祝祭日、年末年始
入館料:無料