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上田電鉄7200系「まるまどりーむ号(7255編成)」引退

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月12日更新

上田電鉄7200系「まるまどりーむ号(7255編成)」が引退して

さらば7200系「まるまどりーむ号(7255編成)」
 思えば25年前の平成5(1993)年、特徴あるダイヤモンドカットの顔つきの東急電鉄7200系が別所線で運用を開始した際は、一気に別所線が近代化したような感動すら覚えました。

 7200系は当時、別所線初の冷房車ということもあり、通勤通学客をはじめ、観光客の方々にも喜ばれ、長らく塩田平や別所温泉への足として活躍してきました。

 また、上田電鉄発足時には、帯色を変更したり、別所線の象徴であったモハ5250形の丸窓電車を模してラッピングされたりと、多くの鉄道ファンや撮影愛好家にも楽しまれました。

 そして、ラッピングされた「まるまどりーむ号」7255編成は、細田守監督のアニメ映画『サマーウォーズ』で、角間温泉行きの列車として作中で登場したことから、ファンの間では聖地巡礼列車としても注目を浴びました。

 7200系は、5000系、5200系を置き換える形で運用が開始されましたが、製造から50年が経過し、今度は1000系、6000系に道を譲る形で、平成30(2018)年5月12日に上田電鉄最後の7200系であった「まるまどりーむ号」7255編成が引退となりました。

 この引退により7200系は別所線から姿を消すことになりますが、多くの思い出とともに、皆様の心の中を永遠に走り続けることと思います。

 長い間、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。