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平成31年1月市議会臨時会 市長提案説明

更新日:2019年12月17日更新
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平成31年1月21日

 本日ここに、平成31年1月市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともに御多忙の中、御出席を賜りまして誠にありがとうございます。

 さて、臨時会をお願いいたしましたのは、上田市庁舎改修・改築事業のうち、新本庁舎建設工事請負契約の締結について、御審議をいただくためであります。
 いよいよ新本庁舎の建設に向けて、今回、本議案を提案する運びとなりましたことは、議員各位並びに市民の皆様のこれまでの御理解、御協力の賜物と心から感謝を申し上げます。
 新たに建設する本庁舎につきましては、市民の皆様の安全・安心を守る拠点施設として耐震性能の確保と防災機能の充実とともに、市民サービスの向上と業務効率に優れた庁舎となるよう検討を進めてまいりました。また、環境面においても、より高い省エネ、省CO2技術を採用しており、昨年末には国が先進的な事業に支援する「サステナブル建築物等先導事業」に採択されたところであります。
 市では、一昨年、本庁舎について現在地での改築を基本とする方針をお示しして以降、耐震性を備えた庁舎の早期完成に向けてスピード感を持って取り組んでまいりました。
 これまでの間、基本構想の策定をはじめとする各段階において、専門家や市民の皆様から御意見をいただきながら、市としても最大限の検討を加える中、昨年9月に「上田市庁舎改築基本設計」をまとめ、新本庁舎建設の施工者の選定を進めてきたところであります。
 本事業は、まさに「愛される市役所」にふさわしい本庁舎の実現に向けた、大規模な事業であり、施工に当たっては、優れた技術力や柔軟な発想力を持つ施工者の選定はもとより、事業規模の面からも工事が地域経済の活性化に資するよう、最大限配慮すべきものと考えております。
 こうした視点を踏まえ、入札方法については、価格だけでなく施工技術や地域貢献の方策を含めた様々な提案を合わせて評価する「総合評価落札方式」を採用することとし、更に施工者が実施設計段階から関わる「実施設計技術協力・施工一括発注方式」を導入するなど、新たな手法も取り入れながら発注事務に取り組んだところであります。

 このたび、選定を進めてきた結果、落札者が決定し、仮契約締結に至りましたことから、工事の早期着工を図るため、臨時会において契約締結に関する議案を提案させていただくことといたしました。
 今後につきましては、施工はもとより、地域経済の活性化に関する提案の実行など、総合評価落札方式を採用した効果が十分現れるよう、事業者と共に市の役割をしっかり果たしてまいりたいと考えております。
 一方、昨年6月に着手いたしました南庁舎の耐震補強につきましては、業務を継続しながらの工事でありましたが、施工者の円滑な工程管理により順調に進捗し、来月、完了する運びとなりました。また、各部署の仮移転についても、本年3月から予定している本庁舎低層棟及び西庁舎の解体工事に向けて、順次進めているところであります。
 これまでも申し上げてまいりましたが、市役所は「市民に幸せを提供する場」であります。本事業に寄せる市民の皆様の大きな関心と期待に応えるため、今後、工事が安全かつ確実に進捗し完成を迎えられるよう万全を期すとともに、市民サービスの向上と業務効率化の詳細な検討など、着実に取り組んでまいりますので、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御協力をお願いいたします。

 以上、今回提案いたします案件の概要等について申し上げました。
 提出案件の内容につきましては、担当者から説明いたしますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。