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オート三輪消防車

更新日:2019年12月12日更新
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1955年式(昭和30年)オート三輪消防車復活!!

1955年式(昭和30年)オート三輪消防車復活!!

放水をするオート三輪消防車 旧カネボウ丸子工場から、旧丸子町に寄贈され、丸子地域自治センターが保管してきた昭和30年(1955年)式オート三輪消防車が修復され、平成21年9月、旧カネボウ丸子工場跡地でお披露目されました。
 オート三輪消防車の復活は、平成21年の「1955年式オート三輪消防車復活プロジェクト」の設立によりはじまりました。このプロジェクトは、地域活性化、観光資源としての活用を目的に、上田市の事業として設立されました。修復作業は、丸子工業振興会や市内の企業及び信州大学繊維学部の学生など述べ250余名の手によって行われました。
 修復されたオート三輪消防車は、黄銅が磨き上げられ、ボデイパーツは色を塗り直され、まるで新車のように生まれ変わり、放水や走行ができるようになりました。

1955年(昭和30年)式オート三輪消防車

カネボウ丸子工場で使われていた当時のオート三輪消防車 1955年当時カネボウ丸子工場では、自主防災を目的にオート三輪消防車を導入しました。工場のほか、周辺の火事にも出動していたといいます。
 全国で30台生産された中の一つであり、ハンドルが円形ではなくバーハンドルとなっているのが特徴です。全長4メートル、車高・車幅1.6メートル、質量1,800キロで、排気量1,135ccの動力エンジンと、2,000ccの消防ポンプ用エンジンを搭載しています。

修復に3か月

むき出しにした2基のエンジンとポンプ 修理を行なうにあたっては必要な部品はほとんど現存していなかったため、バッテリー、エンジン、ボディも分解して整備し、欠けていた部品は、原型に忠実に修復するために一から手作りで部品を作り、走行や放水もできるようになりました。
 作業には、信州大学繊維学部の生徒8人も参加し、修復に3か月を要しました。
 修復過程について詳しくは、「オート三輪消防車修復の軌跡」をご覧ください。

小学生が描いたナンバープレート

小学生が描いたナンバープレートと缶バッチのデザイン 小学生が描いたナンバープレートと缶バッチのデザイン オート三輪消防車についているナンバープレートは、地元の小学生が描いた絵を採用しました。
 消防車にピッタリの雰囲気と、ほのぼのとしたところが採用の決め手で、特製の缶バッチも作成しました。

出展のお知らせ(現在出展予定はありません)

これまでのイベント出展状況

これまでのイベント出展レポートについて詳しくは、「オート三輪消防車 出展日記」をご覧ください。

年月

イベント名

場所

概要

平成25年11月

消防団120年・自治体消防65周年記念大会

東京ドーム(東京都)

出展放水

平成25年5月

東京ノスタルジックカー2&4フェスティバル2013

袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ

出展

平成24年6月

「ノスタルジックカーショー2012」

ポートメッセなごや(愛知県)

出展

平成24年4月

「ノスタルジックカーフェスティバル2012」

エムウェーブ(長野市)

出展

平成23年10月

げんきまるこ産業フェスタ

丸子総合体育館

出展放水

平成23年5月

「ノスタルジックカーショー2011」

ビックサイト(東京)

出展

平成23年4月

「ノスタルジックカーフェスティバル2011」

エムウェーブ(長野市)

出展

平成22年10月

上田地域産業展

上田城跡公園体育館

出展

平成22年9月

げんきまるこ産業フェスタ

旧カネボウ跡地

出展放水

平成22年5月

「ノスタルジックカーフェスティバル2010」

エムウェーブ(長野市)

出展放水
大賞を受賞

平成21年10月

げんきまるこ産業フェスタ

旧カネボウ跡地

お披露目

オート三輪消防車 仕様

車体
ダイハツ工業株式会社
エンジン:空冷式V型2気筒 SV 1,135cc 28馬力
電源:6V
艤装
森田喞筒工業株式会社(現 モリタホ-ルディングス)車体リア
エンジン:NISSAN水冷式H20型4気筒 2,000cc
92馬力
電源:12V
ポンプ:放水能力 472ガロン/分
吸管サイズ:100mm
管鎗サイズ:65mm