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文化財de文化祭「親子で遊んで学ぼう!!忍者山城をはしる!!」

更新日:2023年9月1日更新
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文化財de文化祭「親子で遊んで学ぼう!!忍者山城をはしる!!」を開催しました。

上田市内に存在する300を超える文化財。これらの貴重な宝を、多くの方々に知っていただき、未来に伝えていくために、様々な催事を行い文化財の活用モデルとして提案していく「文化財de文化祭」。

令和5年度の第1回目は、市の指定文化財「真田氏本城跡」を舞台に、親子で忍者になりきって、城跡を駆け巡ったり山城の構造を活かしたチャンバラ合戦などの体験プログラムを実施。小学生と保護者の方17組46名で真田氏や山城のことを楽しみながら学びました。

開催概要

  1. 日時:令和5年5月27日(土曜日) 午前9時30分から午後1時
  2. 会 場:真田氏本城跡(上田市真田町長5029-3)
  3. 参加費:無料(傷害保険料は別途負担)
  4. 参加者:小学生とその保護者 17組(46名)
  5. 講 師:一般社団法人 あそび心BASE アフタフ・バーバン信州
  6. 後 援:上田市子ども会育成連絡協議会(167育成会)

当日の様子

集合① 説明1
今回は会場が山頂のため、参加者は真田地域自治センターに集合してバスに乗って向かいます。
会場についたら頭巾を巻いて忍者に変身。いよいよ修業が始まります!

 

修行③
忍者といえば、やっぱり隠れ身の術。
まずは練習。体を丸めて「石」、手を伸ばして「木」など、みんな、アイデアを凝らして
一生懸命なりきってます。

 

いざ、やまじろへ 土塁
術の練習が終わったら、いよいよ実際のお城で修業します。
「え?お城はどこ?」
実は、この山自体がお城の跡。昔は山の地形をうまく使ってお城(山城)にしていたのです。
段差になっているところは土塁といって、わざと急な斜面をつくって敵の侵入を防いでいました。

 

影忍者 木
山城での修業は巻物探し。巻物を守る影忍者を練習した変わり身の術でやり過ごしながら、
山城に散らばる巻物を集めます。

 

子どもチーム チャンバラ合戦2
そして、最後は子どもチームと大人チームに分かれて、山城を使ったチャンバラ合戦。
攻める側と守る側に分かれて戦います。両チームとも地形を活かして作戦を立てたり道具を
つかったり、その様子はまさに実戦さながらです。

巻物を隠す
ちなみに、この勝負は相手の旗をとったチームが勝ちますが、子どもチームは緑色の旗を
草むらの中に隠す作戦を立てて見事勝利しました。まさに、自然を活かした作戦ですね。

 

文化財の説明
修行終了後、文化財保護担当から真田氏本城跡について解説。
山城を使っていたころの武士たちも、今日の合戦のように地形を活かして、狭い道に岩を落としたり、
大きな盾を使って攻撃を防いだりして戦ったそうです。
上田にはこの真田氏本城跡以外にもたくさんの山城があります。
今日の体験から、いつもと違う視点で山を見てみると、新たな発見があるかもしれませんね。

参加者の感想

【子どもたちの声・感想】

  • 忍者の戦いが楽しかった。お城の話も面白かった。(小学2年生)
  • いろんなお友達と楽しく遊べて良かったです。(小学4年生)
  • ボランティア(学生)さんと仲良くなれた。また行きたい。(小学2年生)
  • 木のふりをしたり、大人とたたかうのが楽しかった。いい思い出になった。また行きたい。(小学2年生)
  • みんなと戦って負けたりもしたけど、助けたり助けられたりしてチームワークで勝てたことが嬉しかった。最後の旗とりがダミーをしたり作戦を考えたりして楽しかった。(小学3年生)

【子どもたちの声・発見したことや気づいたこと】

  • 山城があるのは知らなかった。全国にもたくさんあるのは驚いた。(小学2年生)
  • 真田氏本城跡には初めて行った。上田市にはいろんな文化財があると思った。勉強になった。(小学1年生・3年生)
  • (武将たちが)こんなところまでよく登ってきてたなと思った。(小学3年生)
  • 上田市だけで100以上もお城があったのは驚いた。石があったり坂道があったりしてお城が作られてることが分かった。(小学3年生)

【保護者の声・感想】

  • 子どもも大人も知的好奇心を刺激されると同時に、体を動かして楽しめるというのがとても良いと思います。親子で一緒に楽しめ、子どもの生き生きとした姿を見ることができ良かったです。
  • 今回、始めて真田氏本城に行った。上田市街地を一望できる素敵な場所と共に、昔の人たちは人力で登り、戦っていたことなど、戦国時代の人々の思いにはせることのできる時間でした。上田の新たな場所を知ることができて良かったです。
  • マイクロバスで行ったり、文化財に触れながら自然の中で遊べたりと、普段の生活の中ではなかなか経験出来ないことが出来ました。また、初めて会った親子とチームになり、協力してゲームや宝探しなどをすることも良い経験になりました。
  • 実際のお城の場所で忍者修行ができて、親子共とても楽しかったです。上田の城跡についてのお話しを聞けたり、チームになって他の子たちと一緒に頑張ってる姿が見れて良かったです。子どもがちょっと大きくなると、こういった機会がないとなかなか親子で一緒に運動したり体を動かすことがないので、親子で参加できる企画があるととても助かります。

講師(ナビゲーター)

アフタフ・バーバン信州

一般社団法人 あそび心BASE アフタフ・バーバン信州

 広く子どもから大人に対して、あそびや表現活動を通じて、一人ひとりが自分らしく表現することを目指し、豊かな地域社会を創り出すことを目的として活動。
 劇公演や表現活動・表現あそびのわワークショップ、 まち・地域をあそぶプログ ラムなど《あそび・表現・関わり》をテーマに多岐にわたる活動を実践しています。

あそび心BASEアフタフ・バーバン信州ウェブサイト<外部リンク>

真田氏本城跡

真田氏本城跡画像 真田氏本城跡画像2

 真田山城、松尾新城、住連寺城、十林寺の城山などといわれますが、真田氏の本城にふさわしい規模の城であることから、真田町指定文化財史跡名では真田氏本城とされています。旧菅平有料道路を、十林字から熊久保へ通ずる道路が横切った北側の、尾根の突端に位置しています。

上田市の文化財「真田氏本城跡」<外部リンク>

企画・制作

 主催:文化財de文化祭実行委員会(事務局:上田市教育委員会 生涯学習・文化財課)

 後援:上田市子ども会育成連絡協議会