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上田産コシヒカリ

更新日:2019年12月12日更新
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おいしいお米です

 信州上田は古くからの米の産地です。上田市北東部の米山城には、かつて村上義清と武田信玄の合戦の際に、武田軍に攻められた村上の軍勢が、水が尽きていることをさとられないようにするため、米粒を馬の背中にかけて水に見せかけ、「まだ馬を洗うほどの水があるのか」と武田軍がひるんだところを攻め立て、武田軍を退けたという伝説が残っています。

 上田市は強粘土の水田が多く、粘り気のあるおいしいお米を作るのに適していると言われています。特に上田市の南西に位置する塩田地区は、江戸時代には「塩田三万石」と呼ばれたほどの有名なお米の産地です。年間を通じて降水量が少なく、水源となる川も少ないため、本来であれば稲作には向かない条件です。しかし「おいしいお米を生産したい」という農家の努力により「ため池」をあちこちに作ることで水源を確保していました。
 現在はかんがい排水事業により、用水の安定供給がされており、土地も肥えていて気候も良く、農家の栽培技術も高いため、とてもおいしいお米が生産されています。
 
塩田平写真
塩田平
 塩田平は、13世紀に鎌倉幕府の重臣・塩田北条氏が三代60年間にわたって鎌倉の仏教文化を花咲かせたことから「信州の鎌倉」と呼ばれたところで、国宝・安楽寺八角三重塔をはじめ数多くの建造物に当時の名残が息づいています。