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上田地域に適する樹種

更新日:2019年12月12日更新
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 上田地域は全国的にも雨量が少なく乾燥地帯で、しかも年間の寒暖の差が大きい地域ですので、これらに適応する樹種を選ぶことが大切です。また、敷地内での形態や周辺の景観にも配慮した上で樹種を決めてください。
 以下に上田地域に適する代表的な樹種を記載しましたので参考にしてください。

(注意):補助対象は記載の樹種に限定されません。上田地域に適していれば記載の樹種以外でも補助対象となります。(「ビャクシン類」は補助対象外です)

名称

種類

特徴

サザンカ

常緑広葉樹

暖地の山地に生えるが、花が美しいことから観賞用の園芸種も多く、花色も白、ピンク、赤など多数ある。秋咲種と春咲種があるが、寒さには多少弱い。

シラカシ

常緑広葉樹

時折、寺社などに大木が見受けられる常緑種で、寒さに強く高木となるため、防風や目隠し用の生け垣として人気が高い。

ネズミモチ

常緑広葉樹

山地に生えるが、よく栽培される常緑低木で2メートルから3メートルになる。葉は革質で光沢がある。初夏に円錐花状の白い花をつけ、果実は7ミリから10ミリの楕円形で黒紫色に熟す。

ヒイラギ

常緑広葉樹

本州関東以西に分布していて、この辺りでは自生せず栽培種のみ。葉の緑に鋭いとげ状のきょ歯があることから魔除けとして玄関先などに植えられることが多い。よく分枝し葉も多いため生け垣にも向いている。

ピラカンサ

常緑広葉樹

元々は西アジアの原産で明治中期に渡来した。和名はトキワサンザシ。5月から6月頃に短い枝の先に白い花を多数つけ、果実は10月頃に鮮紅色に熟する。近似種として果実が橙黄のタチバナモドキがある。

ベニカナメモチ
(レッドロビン)

常緑広葉樹

春の若葉が紅色を帯びることからこの名があるが、最近は洋種のレッドロビンが出回り人気も高い。5月から6月頃白く小さな花が多数咲き、秋には直径5ミリぐらいの実が赤く熟す。

イチイ

常緑針葉樹

古くから生け垣や庭木として親しまれている。日本各地の低山地に育ち、針葉樹としては一番刈り込みに強く色々な樹形を楽しめるが、乾燥や葉ダニに弱い点を注意しなければならない。

コノテガシワ

常緑針葉樹

中国原産で、葉はヒノキに似ており、表裏の区別なく平面で横にして立つ。葉が黄色味を帯びたオウゴンコノテなどもある。

アベリア

半落葉低木

中国原産で大正末期に渡来し、広く植えられている。高さ1メートルから2メートルになり、よく分枝して茂る。花期は5月から11月と長く、枝先にやや淡紅色を帯びた白い小花をつける。刈り込みに強いので、色々な樹形に整枝できる。

ドウダンツツジ

落葉広葉樹

山地の主に蛇紋岩地などに自生し、春先に白い花が下垂して開く。花も紅葉も美しいが、乾燥に弱いので水枯れに注意が必要。

ニシキギ

落葉広葉樹

山野に普通に生え、秋の紅葉の美しさから錦に例えた和名「錦木」がついた。枝にコルク質の翼が発達するのが特徴で、非常に丈夫で刈り込みにも耐える。葉の落ちた卵形の橙赤色の実が、風に揺れている風情が好まれている。

ユキヤナギ

落葉広葉樹

川岸の岩場などに生え、茎が弓状に曲がり、白い小さな花が雪を覆ったように咲くことから「雪柳」と呼ばれる。小葉で刈り込みに強いので目隠しによい。