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第十九回上田城跡能

更新日:2019年12月12日更新
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<外部リンク>

「第十九回上田城跡能」は終了いたしました。
 大勢の皆様に御来場いただき誠にありがとうございました。

第十九回上田城跡能

第19回上田城跡能チラシ
 上田薪能を観る会では、毎年、能楽の公演を企画・開催しています。

 19回目となる今回は、能「屋島」「紅葉狩」、狂言「清水」を上演します。
 シテ方には観世喜正氏、永島充氏、狂言方には善竹十郎氏を迎えます。
 一流の能楽師による幽玄の世界を、心ゆくまでご堪能ください。

 なお、関連企画として、本公演前に能楽を初歩から学べる「能楽講座」を、上田市立博物館では期間中に「能面展示」を行います。
 本公演をよりお楽しみいただけますので、ぜひご参加ください。

能楽公演

日時

平成27年9月12日(土曜日)
13時30分 開演 (午後0時45分開場)

会場

サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)<外部リンク> 大ホール

演目

能「屋島」(やしま)
 都の僧(ワキ)が、讃岐(さぬき)国屋島の浦(現・香川県高松市)で立ち寄った小屋の主の漁翁(前シテ)と若い漁夫(ツレ)は、僧に求められるまま屋島の戦いを語る。漁翁が九郎判官義経(くろうほうがんよしつね)の名将ぶり、悪七兵衛景清(あくしちびょうえかげきよ)の錣(しころ)引き、能登守教経(のとのかみのりつね)に討ち取られた義経の家臣佐藤継信(さとうつぐのぶ)の最期、と次々と語って聞かせる為、僧が怪しむと、漁翁は義経の霊だとほのめかして姿を消す。
<中入> 
僧がまどろんでいると、源義経の霊(後シテ)が甲冑姿で現れる。そして屋島の戦いの際、波に流された自身の弓を敵に取らせまいと、勇敢にも取りに行った様を現す。さらに義経は、修羅道において未だに能登守教経と争っている様を示した後、夜明けとともに消え失せる。
世阿弥元清が、義経一代の中で最も華やかな戦であったとされる屋島の戦いを、平家物語をもとに作り上げた名作。


観世喜正2012

シテ:観世喜正

狂言「清水」(しみず)
主人より、水汲みを命じられた太郎冠者は面倒なので、野中の清水で鬼に襲われたと言って帰ってくる。主人は太郎冠者が置いてきた水桶を惜しがり、自ら清水へ行くと言い出す。そこで太郎冠者は鬼に扮して・・・。

善竹十郎
シテ:善竹十郎

能「紅葉狩」(もみじがり)
とある山の中(実は信濃国戸隠)、上臈(高貴な女性達(前シテ・前ツレ))が木陰に屏風を立て、紅葉狩の酒宴を開いていた。そこに、従者(ワキツレ)を引き連れて鹿狩にきた平維茂(ワキ)が通りかかった。維茂は興をそがないよう馬から降り、静かに立ち去ろうとする。すると女は維茂を引き留め、酒を勧める。維茂は美人の酌に時間も忘れて盃を重ね、やがて舞を見ている内に寝入ってしまう。女達は維茂が酔い伏したのを見届け、山中に姿を隠す。
<中入>
八幡大菩薩のお告げを受けて維茂が目を覚ますと、酒宴は跡形もなく、本性を現した鬼神(後シテ・後ツレ)が襲い掛かってくる。しかし維茂は全く動揺せず、八幡大菩薩を心に念じながら立ち向かい、遂には鬼神を討伐する。
「鬼揃」の小書(特殊演出)により、後ツレも鬼となって現れる。

永島充
シテ:永島充

その他出演者については、上田城跡能番組表[PDFファイル/9.5KB]をご覧ください。

鑑賞券

【全席指定】

座席の確認については、上田城跡能座席表をご覧ください。

その他

駐車場には限りがありますので、公共交通機関でのご来場にご協力ください。

関連企画

能楽講座

 本公演に先立ち、日本の伝統文化である能楽を能楽師がわかりやすく解説します。
 能楽に興味のある方はもちろん、「能楽は敷居が高い」と感じている方も、気軽に能楽を学ぶことができますので、この機会にぜひお出かけください。
 なお今回は、能楽講座の中で、本公演で上演する演目の解説をします。

日時

同日(平成27年9月12日) 
11時30分から午後0時15分まで(11時10分開場)

会場

サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)<外部リンク>大ホール

講師

観世喜正

入場料

無料

能面展示

 上田立博物館にて、上田市指定文化財「濱村家能面コレクション」のうち、今回の能演目で使用する能面と同種のものを中心に展示します。

期間

平成27年8月18日(火曜日)~9月23日(水曜日)
8時30分から17時 (注)入館は16時30分まで

会場

上田市立博物館<外部リンク>

入館料

一般250円、高校生180円、小中学生60円
(注)上田城跡能の鑑賞券をお持ちの方は入館無料となります。

主催

 上田薪能を観る会(上田観世会・上田宝生会・上田市文化芸術協会・上田市・上田市教育委員会)

後援

 長野県能楽連盟、信濃毎日新聞社、信州民報、東信ジャ-ナル社、週刊上田新聞社、上田ケ-ブルビジョン、丸子テレビ放送

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