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第二十一回上田城跡能

更新日:2019年12月13日更新
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<外部リンク>

「第二十一回上田城跡能」は終了いたしました。
大勢の皆様に御来場いただき誠にありがとうございました。

第二十一回上田城跡能

21チラシオモテ
 上田薪能を観る会では、毎年、能楽の公演を企画・開催しています。

21回目となる今回は、能「鉄輪」「碇潜」、狂言「悪太郎」を上演します。
シテ方には観世喜正氏、永島充氏、狂言方には野村萬斎氏を迎えます。
一流の能楽師による幽玄の世界を、心ゆくまでご堪能ください。

なお、関連企画として、本公演前に能楽を初歩から学べる「能楽講座」を、上田市立博物館では期間中に「能面展示」を行います。
本公演をよりお楽しみいただけますので、ぜひご参加ください。

能楽公演

日時

平成29年8月26日(土曜日)
13時30分 開演(午後0時45分開場)

会場

サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)<外部リンク> 大ホール

演目

観世流 能「鉄輪」(かなわ)
 所は京の都の北辺、鞍馬山の麓の貴船神社。自分を棄て、新しき妻を娶った夫に復讐すべく、鬼になりたいとの願をかけ、丑の刻参りに通う女がいる。「鉄輪台に火を灯し、赤き衣を着て、怒る心を持つならば鬼となれよう」との神のお告げが女に下る。
 一方夢見の悪い夫は、高名な陰陽師・安倍晴明に祈祷を頼む。鬼と化した先妻は、晴明の張った結界を破れるのか…男女の仲、丑の刻参り、陰陽師の活躍など、お馴染みの演目です。

観世喜正シテ:観世喜正

和泉流 狂言「悪太郎」(あくたろう)
 大酒飲みの荒くれ者・悪太郎は、今日も酒に酔って酔い潰れる。困った伯父は、寝込んだ悪太郎を出家の姿にしてしまう。そこに通りかかった僧侶が念仏を唱えると…
 憎めない酔っぱらい悪太郎を、野村萬斎が演じます。

野村萬斎シテ:野村萬斎

観世流 能「碇潜」(いかりかづき)
 本州と九州を分ける海峡・早鞆の瀬戸(関門海峡)。旅の僧は渡し舟に乗り九州へ渡ろうとする。源平合戦における、能登守教経の奮戦を語る船頭の話しを聞き、海辺で一晩葬いをする僧の前に、巨大な御座船が浮かび上がる。船中には二位の尼、幼帝・安徳天皇、中納言平知盛らの幽霊がおり、壇之浦合戦で海の藻屑と滅び去った平家一門の無念を語る。
 そして平家の最期を見届けた知盛が、船の碇を身体に巻きつけ入水して果てる場面を勇壮に再現してみせる。能「船弁慶」や浄瑠璃・歌舞伎の「義経千本桜」の元となったとされる「碇潜」を、長野県出身の永島充が初演いたします。

永島充シテ:永島充

その他の出演者は、上田城跡能番組表[PDFファイル/90KB]をご覧ください。

鑑賞券

【全席指定】

その他

駐車場には限りがありますので、公共交通機関でのご来場にご協力ください。

関連企画

能楽講座

本公演に先立ち、日本の伝統文化である能楽を能楽師がわかりやすく解説します。
能楽に興味のある方はもちろん、「能楽は敷居が高い」と感じている方も、気軽に能楽を学ぶことができますので、この機会にぜひお出かけください。
なお今回は、能楽講座の中で、本公演で上演する演目の解説をします。

日時

同日(平成29年8月26日) 
11時30分から午後0時15分まで(11時10分開場)

会場

サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)<外部リンク> 大ホール 

講師

観世喜正

入場料

無料

能面展示

上田立博物館にて、上田市指定文化財「濱村家能面コレクション」のうち、今回の能演目で使用する能面と同種のものを中心に展示します。

期間

平成29年8月1日(火曜日)~8月31日(木曜日)
8時30分から17時 (注)入館は16時30分まで

会場

上田市立博物館<外部リンク>

(注)標記期間中は上田城跡能鑑賞券提示で入場無料。

主催

上田薪能を観る会(上田観世会・上田宝生会・上田市文化芸術協会・上田市・上田市教育委員会)

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