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【地域おこし協力隊】市民の森公園の新たな楽しみ方を提案! ~市民の森公園外遊びプランナー~
令和8年4月1日着任 「市民の森公園外遊びプランナー」として活動する地域おこし協力隊を1名募集します。
1 市民の森公園とは
上田市市民の森公園は、市街地から北東に車で約20分、上信越自動車道の上田菅平ICから東に車で約13分の距離にある殿城地区の市有林を整備してできた市内で最も大きな都市公園です。
多様な樹木や草花に囲まれた自然豊かな園内には、キャンプ場、バーベキュー場、ゴーカート場、遊具広場などのレジャー施設のほか、体育館、多目的グラウンド、馬術場などのスポーツ施設があり、多目的な利用が可能な総合公園です。

2 市民の森公園が抱える課題
近年、各施設の老朽化や仕様の古さなどから、公園利用者が減少傾向にあり、R5年度にはスケート場、R7年度にはテニスコートが廃止となり、さらなる公園利用者の減少が危惧される状況であり、今後、市民の森公園を再び活性化すべく、現代の市民ニーズを踏まえた施設への転換を目指しています。
そこで、市民の森公園内の主にキャンプ場等の屋外施設について、運営方法の改善、新たな公園の利用方法の提案、イベントの企画など、施設の魅力を引き出し、それらをPRする業務、また、近年、地元住民や地元企業・団体と連携しながら、市民の森公園への導入に取組んでいるオブスタクルスポーツ施設について、その導入支援や、公園内各施設との連携による相乗効果の創出などを担う地域おこし協力隊の募集を行います。
なお、今回募集を行う地域おこし協力隊員は「市民の森公園外遊びプランナー」として活動します。
3 市民の森公園で活動するおすすめポイント
長野県の東部に位置する上田市は、北に菅平高原、南に美ヶ原、中央に千曲川が流れる自然豊かなまち。また、北陸新幹線上田駅や上信越自動車道の上田菅平ICがあり、首都圏からのアクセスも良く、都会と田舎がほどよくマッチした環境にあります。
また、上田市は国内有数の少雨地帯。晴天率が高く、寒暖差が大きい気候と標高差を活かした地形により、色々な農産物がおいしく生産できます。米・野菜・ぶどう・りんごをはじめ、日本酒やワイン、味噌などの発酵文化も根付いており、自然が好き・おいしいものが好きな方におすすめです。
協力隊として着任した方は、市民の森公園がある豊殿地域が主な活動場所となります。
豊殿地域には、「日本の棚田百選」に選ばれた「稲倉の棚田」があり、現在も含め、協力隊が継続的に活動を続けてきている地域で、協力隊終了後に豊殿地域に定住した複数の先輩協力隊員や、現役の協力隊員に様々な助言や協力を得ることができます。
また、地域住民も地域おこし協力隊の活動に対する理解が進んでおり、協力隊にとって活動しやすい地域であると言えます。
4 オブスタクルスポーツとは
オブスタクルスポーツは、TBSの人気番組SASUKEがきっかけとなり生まれた新しいスポーツで、走る、跳ぶ、登るなど、様々な障害物を乗り越えながら、タイムを競うスポーツです。
2028年ロサンゼルス五輪の近代五種新種目にも採用されるなど、世界的に広がりを見せております。
市では、地域住民・企業・団体と行政が連携をしながら、オブスタクルスポーツを活用した市民の森公園の活性化に取り組んでいます。
令和7年10月には、子どもから大人まで気軽にオブスタクルスポーツを楽しめるオブスタクルボックスと呼ばれるコンパクトな施設による体験会が実施され、その様子が多くのメディアで報道されたこともあり、市民の注目度も高まっています。
5 仕事の内容
主な活動内容
1 市民の森公園内の屋外施設の魅力アップ及びPRに関する活動
- キャンプ場やバーベキュー場の運営改善や新たな利用方法の提案
- 公園内でのイベントの企画・運営
- オブスタクルスポーツ事業との連携 など
2 その他の付随する活動
- 月次報告書の提出、研修・活動報告会への参加
- 地域行事やコミュニティ活動への参加 など
【1年目:市民の森公園を知る。オブスタクルスポーツを知る。】
やること:市民の森公園の現状や制度を知る。オブスタクルスポーツを知る。
- 市民の森公園やオブスタクルスポーツ関係者(地域住民・地元団体・民間企業・自治体担当者等)との顔合わせ
- 市民の森公園の運営管理(主にキャンプ場等の屋外施設)や、園内のイベントに携わり、活動内容を知る
- 公園利用者やイベント参加者のニーズを把握する。公園利用者へのヒアリング等
- 利用者ニーズを踏まえ、運営の改善点を検討する
- 市民の森公園に関する条例等のルールを知る
- 市民の森公園への導入を進めるオブスタクルスポーツについて知り、関係者会議や関連イベントなどに参加する
- 全国的に熊の出没が増え、市民の森公園付近でも出没情報がでることもあり、不安を感じる市民も増えていることから、公園内の熊対策について情報収集を行う
【2年目:公園の新たな利用方法を提案】
やること:1年目の内容を継続、発展させ、新たな取組みを実施
- 公園内施設の運営方法について、利用者ニーズや条例等のルールを踏まえた改善を実施
- 市民の森公園を、一日を通して楽しみつくすモデルプラン等について発信
- 公園内施設を利用した新たなイベント等の企画、実施
- オブスタクルスポーツと公園内の各施設のコラボイベント等を企画、実施
- 公園内におけるオブスタクルスポーツの今後の普及について、関係者と協議検討
- 熊対策の実施
【3年目:市民の森公園の魅力を発信】
やること:1、2年目の内容を継続、発展
- これまでの取組みをまとめ、公園の魅力を広報、HP、SNSにより広く発信
- 市民の森公園が目指すべき姿について提案書を作成
【付随業務】
- 内部打合せ
- 公園内の運営業務やイベント、スポーツ推進課のイベント等へ参加し、撮影・発信
6 着任からの具体的なスケジュール
【1か月目】
- 市担当職員との打ち合わせ(週1・2回実施。3年間のミッション・目指す成果の確認、業務スケジュール(短期・中期・長期)等)
- 実務に関する研修、課内業務に関する研修 ※市職員による
- 公園及びオブスタクルスポーツ関係者への挨拶・面談(地元住民・団体・企業、元協力隊、現役協力隊など)
【2~3か月目】
- 市民の森公園運営業務を体験。業務内容の把握。
- オブスタクルスポーツ施設(忍者コース)の設置支援
- 市職員の打合せや現場業務同行(公園以外の市の関係者等とつながり担当業務に生かす)
- 8月に実施予定の水遊びイベントについて主催する地元団体と打合せ
【4か月目以降】
- 水遊びイベントの準備・開催
- 10月の市民の森祭りの打合せ
- 業務の様子や公園の風景を撮影・発信
- 公園利用者へのヒアリングやアンケートを実施し、公園へのニーズを把握
- 必要に応じ研修や視察等に参加
【1週間のスケジュール(イメージ)】 ※勤務週4日程度
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| メイン業務 | 休み |
・スケジュール確認 |
・周辺市町村のキャンプ場等の見学 |
休み |
・オブスタクル関係者会議への参加 |
・公園内イベント参加 ※勤務は土日どちらか1日を想定 |
| サブ業務 | ・職員現場業務同行 ・記録写真の撮影 |
・職員現場業務同行 |
・記録写真の撮影 |
・公園利用者へのヒアリング | ||
| 事務業務 |
・職員との打合せ |
・日報記入 | ・日報記入 |
・報告書作成 |
| 月 | 主な業務 |
|---|---|
| 4 | 関係者挨拶、業務内容の確認、年間スケジュールの作成 |
| 5 | オブスタクルスポーツ施設(忍者コース)の設置支援 |
| 6 | 公園内の運営状況及び利用状況等の把握、利用者ヒアリングの実施 |
| 7 | 他市町村の公園やオブスタクルスポーツ関連施設の視察 |
| 8 | 水遊びイベントの運営支援業務 |
| 9 | 新規キャンプイベントの誘致または企画運営 |
| 10 | 市民の森祭り運営支援業務 |
| 11 | オブスタクルスポーツ施設と公園施設とのコラボイベントの企画検討 |
| 12 | オブスタクルボックス(室内施設)の運営サポート |
| 1 | 1年目の活動をまとめ、広報・HP・SNS等で発信 |
| 2 | 来年度計画立案 |
| 3 | 来年度活動準備 |
7 3年間を通じて経験できること
【都市公園に関する知識や公民連携事業のノウハウの習得】
市民の森公園は都市公園法で定める都市公園であり、キャンプ場等の運営改善や新たな利用方法の提案、新規イベントの開催、民間事業者によるオブスタクルスポーツ施設の設置支援等、協力隊が携わる業務については、関連する法や条例を確認しながら任務を遂行することになります。
法規が求める趣旨を理解し、公平性や公益性を意識しながら遂行する業務は、公園業務の特徴の一つと言えるかもしれません。
また、市民の森公園内にはレジャー施設やスポーツ施設、直営施設や指定管理施設など多様な用途や管理体制の違う施設がある総合公園であり、多岐にわたる活動経験を通じて得ることができる幅広い知識や技術の習得、関係者とのネットワークなどは、卒隊後も公私にわたり役立つものです。
【スキルアップ】
- カメラや広報担当者としての経験
- アウトドアに関する知識や技能の習得
- HP・インスタグラムへの投稿技能
- 公民連携事業のノウハウの習得
【その他、得られること】
- 市内の各種団体、関係者との繋がり
8 一緒に働く人
地域おこし協力隊 担当課:文化スポーツ観光部 スポーツ推進課

地域住民等オブスタクルスポーツ関係者の皆様
9 募集資格(応募する全ての方が満たす必要があります)
- 現在、三大都市圏をはじめとする都市地域(過疎、山村、離島、半島などの条件不利地域を除く)等に住所を有する方
- 令和8年4月1日までに生活の拠点を上田市に移すとともに上田市に住民票を異動することができる方
- 任期終了後も上田市に居住する意向のある方
- 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格事由に該当しない方
- 普通自動車運転免許を有している方、又は着任日までに取得予定の方
- パソコンの一般的な操作及びSNSの活用ができる方
- 市の条例及び規則等を遵守し、職務命令等に従うこと
10 求める人物像
- キャンプなどのアウトドアやスポーツが好きな方
- 子どもたちの遊び場づくりに興味がある方
- イベントの企画や新規事業の立案に関心がある方
- 地域住民や地域事業者と柔軟なコミュニケーションがとれる方
- 人と接することが好きで、人の話に真摯に耳を傾けられる方
- 上田市に定住して引き続き、本市や地域と関わりたいという方
- 起業や就業を目指し、本市と共に意欲的に取り組む意思がある方
11 採用予定人数
1名
12 勤務地、給与等
| 勤務地 |
デスクは市民の森公園管理事務所及びスポーツ推進課に設置予定です。 |
| 勤務時間 |
9時から17時(うち休憩1時間) |
|
雇用形態 期間 |
任用形態:会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号) 任用期間:初年度は任用日から当該会計年度の末日まで(最長3年まで延長可能) |
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報酬 |
月額291,000円 |
|
待遇 福利厚生
|
1 住居 ・隊員の住居費(家賃)は、予算の範囲内で市が負担します。
2 活動経費 ・活動には公用車を使用できますが、通勤や日常生活では自家用車をご利用ください。(別途、通勤手当あり)
3 社会保険 ・健康保険(共済保険)加入
4 休暇・休日 週3日
5 兼業 ・業務に支障のない範囲での副業が可能です。(ただし、市への届け出が必要です。)
6 その他 ・携帯電話は自己所有の物をご利用ください。 |
13 応募期限
令和7年12月8日(月曜日)まで(応募多数の場合、早めに締め切る可能性があります)
14 提出書類・選考の方法
(1)提出書類
応募時に送付
- 上田市地域おこし協力隊応募用紙(履歴書、レポート):様式指定(【市民の森公園】応募用紙 [Excelファイル/148KB])
最終面接時に持参
- 現住所の住民票:3ヶ月以内のもの
- 普通自動車運転免許証の写し:表面・裏面
応募用紙の送付先
- 上田市 移住交流推進課 地域おこし協力隊採用担当:iju-tiikiokosi@city.ueda.nagano.jp
- 件名に「上田市地域おこし協力隊応募の件」とご記載ください。
- 本文に「氏名」「現住所」及び「市民の森公園地域おこし協力隊へ応募」とご記載ください。
(2)選考方法
| (1)応募書類受付 |
・必要書類を送付いただいて正式に応募したものとします。 |
| (2)担当者面談(WEB) | ・上田市の担当者がWEB面談を行います。 ・担当者から市の紹介や業務内容について説明します。 ・志望動機やこれまでの経験等を聞き取りいたします。 ・質問や確認事項等をお受けします。 |
| (3)書類選考 |
・提出いただいた応募用紙を元に選考を行います。 |
| (4)おためし地域おこし協力隊 | ・選考通過者を対象に上田市にて日帰りのおためし地域おこし協力隊を行います。(1月7日から17日の間で実施予定) ・参加を推奨しますが、必須ではありません。 ※交通費等に関しては自己負担とします。 |
| (5)最終面接(現地) |
・選考通過者を対象に上田市内にて面接を行います。 |
| (6)最終結果の通知 | ・選考終了後に結果を文書で通知します。(2月上旬予定) |
15 募集要項・応募書類
(1)募集要項
(2)応募書類
16 応募内容担当課
文化スポーツ観光部 スポーツ推進課
TEL 0268-23-6372(平日8時30分~17時15分)
17 採用担当課
市民まちづくり推進部 移住交流推進課
TEL 0268-71-6734(平日8時30分~17時15分)
- JOIN 地域おこし協力隊募集ページ<外部リンク>
- 楽園信州<外部リンク>
