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大型連休を迎えるにあたり 上田市民の皆様へ 土屋上田市長からのメッセージ【4】(令和2年4月28日更新)
現在、私たちは「新型コロナウイルス感染症拡大」という、未曾有の困難に立ち向かうため、長期にわたり、大変厳しく、つらい生活を強いられています。
まず、私から、市民の命や生活を守るため、最前線で献身的に従事されている医療関係の皆さま、また、社会生活を支えるために、強い責任感と誇りをもって仕事をされている皆さまに対しまして、市民を代表して心から敬意を申し上げます。
4月16日に、政府は、緊急事態宣言の対象地域を全都道府県に拡大し、これを受けて、長野県でも緊急事態措置として「徹底した外出自粛の要請」、「県域をまたいだ移動自粛の要請」を発し、さらに、過日、第2弾として、他県から人を呼び込む施設や、感染リスクが非常に高く、クラスターの発生のおそれのある施設に対して、休業の要請等を行いました。
こうした中、上田市内でも多くの施設や事業者の皆さまに、休業や営業時間の短縮等、大変厳しい状況の中、苦渋の決断、ご協力をいただいていること、心から感謝申し上げます。
- 本来ならば、新年度がスタートし、少し疲れ気味のところ、ホッと一息がつける連休で、行楽等が楽しい時期ではあります。
- ご家族や、友人など大切な人との旅行も計画されていたかもしれません。
- しかし、これ以上の感染の拡大を食い止めるために、一人一人の節度ある行動が必要です。
引き続き、「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発声をする密接場所」の、「3つの密」を避けてください。
人との接触を8割減らすため、買い物やジョギングも少人数ですいている時間にしたり、帰省や旅行等の移動を止めたり、飲食は持ち帰りや宅配を利用するなど、日常生活を見直して、誰もが感染するリスク、誰でも感染させるリスクを最大限減らしましょう。
もちろん、手洗い、咳エチケット、換気や健康管理も、同様に重要であることは言うまでもありません。
- そして、新型コロナウイルス感染症に関連して、感染者、濃厚接触者、医療従事者等に対する誤解や偏見に基づく差別を行うことも、断じて許されません。
- 一人一人の冷静な行動が求められています。
- これまで当たり前であった、笑顔あふれる日常生活に一日でも早く戻るためのお願いです。
- 皆さまのご家族やご友人の大切な方の命、日々、社会生活を支えられておられる皆さまの命、そして、自分自身の大切な命を守るために、今、ご自身ができ得る最大限の行動をお願いします。
まん延を食い止めるために皆さまのお力をお貸しください。
- 皆さま方のお一人おひとりの行動が明日の未来を創ります。
- 皆さまと共にこの難局を乗り越えて参りましょう。
- 令和2年4月28日
- 上田市長 土屋陽一