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上田地域パッケージ型インターンシップ 第2クールの様子

更新日:2021年10月14日更新
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参加学生

第2クールは、令和3年9月13日(月曜日)から9月17日(金曜日)の日程で開催し、22名の学生が参加しました。
第1クールが日程変更となったため、第2クールが先に開催されました。初めての試みでスタッフも慣れない中、学生の皆さんはとても意欲的に参加し、新しい発見もあり、将来の選択肢が広がったとの声をいただきました。

1日目

1日目の感想・成果
参加事業所 学生からの感想・成果(抜粋)
上田商工会議所<外部リンク>
  • 上田地域の産業・文化についてSWOT分析を用いながら具体的に知ることで、まだまだ知らない上田の魅力や解決できる課題があることを知りました。
  • 上田商工会議所では黒子として地域振興をサポートする役割があることや、行政では行わないソフトな仕事を担うことで機動的に素早く課題に対応できる特性があることを知りました。
  • 商工会議所の業務内容について、経営支援や産業支援だけでなく大学などと協力した地域連携や観光振興、コロナへの対応などさまざまな業務を行っているということを学ぶことができました。
  • コロナへの対応は行政が行っているのだと思っていたので、商工会議所が市役所と連携して対応を行っていると知り驚きました。SWOT分析を用いた資料によって、上田地域や上田商工会議所の強みや弱みをわかりやすく学ぶことができました。
  • ワークショップでは、コミュニケーションを取りながら意見交換をすることができました。まだまだ知らない上田の良さに気づくことができ、改めて上田地域で働きたいと感じる良い機会になりました。
  • 色々な人と会話すると本当に多種多様だなと感じます。自分では到底思いもしないことが次々と出てくるのでとても面白かったです。

2日目

2日目の感想・成果
参加事業所 学生の感想・成果(抜粋)
KYB-YS(株)<外部リンク>
  • 製造業ということで、理系向きの業務で理解できないのではないかと思っていました。しかし、文系の私にも分かりやすいよう説明が工夫されていて、業務への理解を深めながらお話を聞くことができました。油圧製品を使ったショベルカーが災害復旧でも活躍しておられ、地域貢献を大切にしている企業様であると感じ取ることができました。
  • SDGsにも力を入れているということを学びました。インフラ整備や災害復旧の際に地域に大きく貢献することができ、さらに様々なメーカーの製品に搭載されているため、目にする機会が多く貢献を実感できるというお話が印象に残りました。
  • 製造業の企業には専門知識が必要なイメージがあり、メインで活躍するのは理系だと考えていましたが、文系で知識がなくても研修などで知識をつけることができるということを知り、製造業の企業に目を向けてみたいと感じました。
  • 地元の坂城町では有名な企業であり、ぼんやりと業務内容を知っていましたが、油圧の話や大きなショベルカーを動かす原理の話からして頂いたことで、現場で働くイメージがついたとともに、業務内容をとても面白いと感じるようになりました。
  • ゼミで環境についての研究をしていますが、SDGsの取り組みについても紹介をしていただき、積極的に取り組んでいるという点に非常に魅力を感じました。
(株)ホシバ<外部リンク>
  • 株式会社ホシバ様では主にプログラミングを用いて金属製品を作っているということで、柔軟な製品対応ができることが特徴的だと思いました。
  • 地域貢献にも力を入れており、地域のゴミステーションで農具直しを行うなど地域の人に役立つ取り組みに興味を持ちました。
  • 若手からベテランまで幅広い層の社員が活躍している企業であると学びました。未経験で知識がなくても、訓練校や先輩社員の指導などによって経験と知識を付けることがでるということや、溶接などの資格取得を積極的に支援して資格取得によって昇給を行うなど、社員に対する福利厚生が充実した企業であると感じました。
  • 餅つき大会やイルミネーションなど、地域住民との密接な関わりを持ち地域に密着した企業であると学びました。また、自作の備品や干支デザインなど従業員のアイディアを募集するなど、従業員の方もやりがいが感じられているのではないかと思いました。従業員だけでなくその家族、地域住民を大切にしている暖かい企業であると感じました。
  • 企業理念が「わ」で統一されている部分にこだわりを感じ、協力や人の繋がりを特に大切にしている企業だということを感じとることができました。特に業務以外のイベントなどを写真付きで紹介していただいた部分が心に残り、雰囲気の良さや社員同士が絆を深める機会があるという部分がとても魅力に感じました。
山洋電気(株)<外部リンク>
  • 技術力があるからこそ信頼度の高い製品提供ができるという点が印象的でした。冷却ファンなどの電子機器は価格競争のある企業が多いことや、低コストの製品が災害時に甚大な損害をもたらす点から、株式会社山洋電気様の商品はこれらの課題を打破するための強みがあるように感じました。
  • ロボット需要の高まりに合わせて山洋電気様で製造しているサーボモーターの需要も高まっているため、伸びしろのある企業様であることを学びました。
  • 研修制度が充実していることや、育休制度の取得率の高さを見て、チャレンジできる環境が整っているように感じました。
  • ライバル企業を、ただの競争相手とせずに大切にしているというお話や、社員のアイデアを積極的に採用しているというお話から、非常に社員が元気で、つながりを大切にする暖かい企業という印象を受けました。
(福)敬老園<外部リンク>
  • 介護業界の印象が変わる良い機会になりました。お話を伺う前は、介護の仕事を重労働・時間に余裕がないなどマイナスに捉えていました。しかし、介護職は人に貢献できる仕事・人と人の関わりが強い仕事・お客様からのフィードバックが間近に感じることのできる仕事のようなプラスの要素が多い職業であることを知りました。
  • 介護の素晴らしさを感じることができました。自分自身、姉や従兄弟が介護系の仕事を目指していたり実際に働いていることもあり、介護の現場について少し知っていることはありましたが、それ以上のことを学ぶことができました。利用者さんの最後の願いを叶える仕事というフレーズがとても印象に残りました。
  • 介護職の誤解についてお話ししていただき、私も誤解していた点がいくつかありました。誤解が原因で介護職を就職の視野に入れないことはもったいないですし、たくさんの学生に介護職について、知ってもら機会を作れればいいなと考えました。
  • 未経験の人でも研修などに参加することで介護職で働けるというのを知ることができ、介護職は将来自分の就職にとって全く関係のない職種ではないということが分かりました。これからの就職活動で参考にしたいです。

3日目

3日目の感想・成果
参加事業所 学生の感想・成果(抜粋)
真田KOA(株)<外部リンク>
  • 作っている抵抗器は、車や宇宙ロケットや衛星やスマートフォンなどの一部に使われている重要な機器であるという事がわかりました。上田市の企業がスマートフォンなどの精密機械に関わっていることは知っていましたが宇宙ロケットや衛星の一部に使われているものを作っていると知って驚きました。
  • 材料を調達するところから製造ラインまでを自社で一貫しており、それぞれのプロセスを自分の意思でできるという点にとても魅力を感じました。
  • 製造業に対してマイナスイメージがあり、就職先として全く視野に入れていませんでしたが、お話をお聞きして、それらのイメージなどはあまりなく、むしろ、社員さんや環境を大切にされていて、地域や社会に貢献しようと日々努力されているのが分かり、真田KOA株式会社さんの良いところをたくさん知ることができました。
ルート設計(株)<外部リンク>
  • 本当に正直にお話されていたのでとても驚きましたが、「誠実・正直」という理念に基づいて求める人材をはっきりと伝えていただけて、とても参考になりました。こんな人はいらない、というのが明確にされていたので、話を聞く側としてもどのようにすればこの企業に就職できるのかを考えることができました。
  • 仕事内容を学べたことは非常に糧になる機会でしたが、同時に設計者不足という問題もあるということを改めて考えさせられました。
  • 決まり事をしっかり守ること、論理的に考え続けられること、言われたことはきちんと行うなど社会に出て必要な基本のところを一番大事にされていることに一層心惹かれました。福利厚生の面においても充実していて魅力的に感じました。
  • 「色々な約束事をきちんと守れる人」「理解しようと努力できる人」「素直に人の話を聞ける人」などの求められている人物像が具体的に語られ、それらが認められた社員さんだけが働く、熱い想いがある会社であると思いました。
  • 採用の際、大学の知名度や面接の受け答えで受かるわけではなく、能力やその人の適性をしっかり見てくれることがわかりました。
  • 「なにも焦らなくていい」という言葉が印象的でした。私は大学卒業後すぐに就職することを当たり前に考えていたが、技術専門学校などで就職の幅を広くするといった考え方があることを知り、とても勉強になった時間でした。
(福)ちいさがた
福祉会
<外部リンク>
  • お話を聞いて、介護職に対してのイメージが変わりました。介護と聞くと大変だし、利用者様第一になっているのかなと思っていましたが、大変だからこそ自分自身が成長できるということをお聞きし、このような考えが自分にはなかったのでとても勉強になりました。
  • 同じ業界でもそれぞれの会社の特徴に違いがあるということが分かりました。同じ介護でも支援の仕方だったり、取り組みなどにも違った特徴があるように感じ、同じ業界での他社比較の仕方も学ぶことができました。今まで触れてこなかった業界に目を向け、今回のように他社比較をしていくと、自然とその業界にも興味を持てる気がして、このようにして視野を広げていくのも良いのではないかと感じました。
  • 高齢者や障がいのある方たちが当たり前の生活ができるようにサポートするという仕事は、とてもやりがいの感じられる仕事であると思いました。地域に貢献でき、利用者やその家族に「ありがとう」といわれるとても魅力的な仕事であると感じました。

4日目

4日目は、上田市役所内の様々な部署を体験しました。

4日目の感想・成果
部署名 学生の感想・成果(抜粋)
農産物
マーケティング
推進室
  • 食や特産品を扱うだけだと思っていましたが、実際は農と食のつなぎ役として顧客を生み出す支援をするという幅広い活動やサポートをしている課だということを学びました。
  • 上田市の魅力もたくさん知ることができました。特にワイン関係のことにはとても驚きました。世界に選ばれるワインを地元で作られていることをもっと多くの人に知ってもらいたいと私も思いました。
商工課
  • 同じ課の中でも全く異なったお仕事をしているという事にとても驚きました。どの方のお話を聞いていても、配属されての日数が少なくても多くても、自分の仕事に誇りを持っているんだなということがとても伝わってきました。
  • お仕事に関わること以外でも、どんな経緯で入庁に至ったのか、私たちへのアドバイスなどたくさんお話をいただき、公務員のリアルについてもお話しいただきました。
政策研究センター
  • スマートシティ化への挑戦、特に上田市全体にデジタルを普及させ、より生活が便利になるという計画を学ばせて頂きました。それに伴い新たな課題が生まれるということも考えさせられました。
  • 最初は政策を研究する場所だと名前から想像してましたが、職員の能力向上だったり、産業振興だったり、名前から想像できないことも行っていることが意外でした。

5日目

最終日の5日目は、グループによる成果発表「インターンシップで学んだこと」「若者が帰ってきたくなる・とどまりたくなる上田にするには」を行いました。

5日目の感想・成果
内容 学生の感想・成果(抜粋)
グループ発表
  • 発表を通して自分への課題が多く見つかりました。グループメンバーは本当に上手に発表されていましたが、自分の発表の仕方や話の進め方は他のグループのメンバーと比べると不自然で、話に詰まったり途切れてしまう部分が目立ってしまったと発表を振り返って感じました。
  • 聞き手の注意を引き、長い時間でも飽きないように情報を伝える能力が自分にはまだ足りておらず反省点を多く見つけることになりました。
  • 準備時間が短く、グループのメンバーとの意思疎通を取りながら進めなければならないということで苦労しましたが、短時間でもクオリティの高い作業をすること、コミュニケーションを取りながら作業をすることは、社会人になってからも特に求められる能力だと思うので、今回とても良い経験になりました。
  • 今までとは異なり、話を聞くだけでなく自分たちで発表を行うことになりましたが、自分の考えていることを表現するということ、相手の考えていることを読み取ることの難しさを感じました。自分だけでは出てこないような意見もあり、新たな発見がありました。
  • 他のグループの発表を聞き、同じインターンシップを受けても、視点が違ったり自分はわからなかった気づきが多くありました。
5日間を通して
  • 上田にはこんなにも素晴らしい企業が多くあるのだと改めて知ることができる非常に糧になる機会でした。
  • 私自身も参加前と比べて一歩前進できたかなと思います。お話をお聞きして、こういったところにもこの企業さんの製品が使われているのかと初めて学ぶことができました。
  • 仕事内容を知る機会はあまりないと思いますが、少し深いところまで知ることができ、今まで抱いてきたイメージをいい意味で変えることができました。この機会がなければずっと知らないままだったと思います。そのため今回は非常に良い経験になりました。ありがとうございました。
  • オンラインになり、現地に行くことは叶わなかったが、お話を聞ける企業の数が増え、結果としてこんなに魅力的な企業があるんだと知ることに繋がったので、この5日間でとても有意義な体験をすることができたと思います。
  • 製造業や福祉については、学校で学んだり、資格を持っていたりしなければ就職することのできない職業だと思い込んでいましたが、今回のインターンシップを通じて、未経験でも大丈夫だということを知ることができ、選択肢が広がりました。