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令和3年度「家庭の日」の作文の優秀賞と優良賞をお知らせします!

更新日:2022年2月3日更新
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 心身ともに健やかでたくましい人づくりのもとは、家族相互の愛情と思いやりの心に満ちた、明るい家庭にあると言われています。
上田市でもこのような家庭づくりを推進するため、毎月第3日曜日を「家庭の日」と定め、その普及・定着に努めています。
 この一環として、令和3年8月に「家庭の日」に係わる作文を募集したところ、市内小中学生から615点の作品が寄せられました。審査の結果、次の16作品が入選しました。
 受賞者を対象に、令和3年11月27日(土曜日)に表彰式を開催いたしました。
 「家庭の日」をきっかけに、家族相互の愛情と思いやりの心に満ちた明るい家庭が築けるよう努めましょう。

表彰式の様子

表彰式集合写真

優秀賞(6作品)

学校名

学年 氏名(※敬称略) 題名
豊殿小学校 3年 中山 詩菜 お姉ちゃんがいない日
川辺小学校 5年 吉沢 蒼昊 夕ご飯は、みんな一緒に
塩田西小学校 6年 滝澤 啓介 写真を通じてありがとう
第五中学校 1年 伊東 吾郎 祖父との時間
第五中学校 2年 大塚 琉乃 猫からのプレゼント
第五中学校 3年 久保田 和志 家族について思うこと

優良賞(10作品)

学校名

学年

氏名(※敬称略)

題名

丸子北小学校 4年 中村 穂麻 わたしの気持ち
神科小学校 5年 丸山 來 元気になる笑顔
中塩田小学校 6年 吉澤 実希 ありがとう、お母さん
第四中学校 1年 シティ マユミ ガディザ 照れくさいけど
依田窪南部中学校 1年 牛山 志保 影響を受けた家族
第五中学校 1年 伊藤 もも菜 姉からもらったもの
第四中学校 2年 村瀬 輝 未来の私へ
第四中学校 2年 浅田 彩七 家族の支え
真田中学校 3年 宮坂 真央 私と私のおばあちゃんの手
第四中学校 3年 京田 詩音 夕飯

優秀作品

 優秀賞を受賞した1作品をご紹介します。

題名 猫からのプレゼント
学校 学年 名前 第五中学校 二年 大塚 琉乃
本文

 中学一年生の夏、一匹の猫が家族に加わりました。この猫が私たち家族を変えるきっかけとなりました。
 私のお父さんは平日は仕事のため、家に帰ってくるのが遅いです。なので、帰ってきたとしても私はお風呂に入っていたり、中学生になってからは多くなった宿題をしていたりするのであまり会話をしませんでした。同じような理由でお母さんや弟とも少ししか会話をしないという日が多かったです。
 そのような日が続いた頃、お母さんが、会社の人から猫を引き取ってくれないか、と言われたという相談をされました。私の家族は皆、猫が好きだったし、私にも飼いたいという気持ちがあったので満場一致でその猫を迎えいれることに決定しました。
 それから猫がうちにやってくるまでの日々は大変でした。ですが家族での会話は増えました。ゲージやトイレはどんなものがいいか、名前はどうするか、たくさんのことを話すことができました。猫が来るのも嬉しかったけれど、それと同じくらいに家族全員で一つのことでこんなに考えて、話しているということがなにより嬉しかったです。
 そんなバタバタの日々が過ぎて、猫が我が家にやってきました。それからの毎日はとても楽しかったです。お父さんとゲージを組み立てたり、お母さんや弟とご飯やおやつをあげたり、と一緒に猫の世話をすることで、段々と会話が増えました。リビングに集まって家族みんなでお菓子を食べながら、学校の話や一日の出来事を話すことも多くなりました。猫のおかげで家族の関係が前よりも良いものに変化していきました。
 中でも私が特に好きな時間があります。それは、お母さんと一緒にホームセンターやスーパーへ猫のごはんやおやつ、おもちゃを買いに行くことです。この時間が特別好きな理由は、車の中や買い物中にたくさん話をすることができるからです。学校の帰りに行くことが多いので一日の出来事を細かく話すことができるし、二人きりで行くのがほとんどなのでお母さんにしか話せないことや相談できないことも気兼ねなく言うことができます。もはや私の中では、買い物のついでではなく、買い物がついでになっているぐらいにこの数十分程度の時間が大好きです。なので、この貴重な時間を大切にしていきたいです。
 会話が少なくなっていた家族に一つの共通の時間をプレゼントしてくれたのは大切な猫でした。このプレゼントしてくれた時間を大切にしたいし、この時間をより長くつくれるようにスマホの時間を減らしたりして、自分ができる工夫をしていきたいです。一つの「時間」を贈ってくれた猫は私たち家族の一員で宝物です。大好きな家族も時間も大切にしていきたいです。