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上田城の見どころ
1 東虎口櫓門と南北櫓

虎口(こぐち)とは、城の出入口のこと。敵の上田城の本丸(中心部)への侵入を防ぐため、「守りの要」となる門です。現在の櫓門は、平成6年(1994年)に古写真や発掘調査の成果をもとに復元されたものです。門の両側には、「南櫓」と「北櫓」という二つの櫓が並び、門と一体となった迫力ある姿を見ることができます。
2 真田井戸

本丸内にある井戸で、江戸時代に描かれた絵図にも井戸の表記がなされています。上田城の北側にある太郎山や上田藩主居館に通じる抜け穴があったという伝説も残る井戸です。
3 西櫓
本丸の南西、尼ヶ淵の崖の上に築かれ、江戸時代から現在まで破却や移築を免れてこの場所に残った唯一の櫓です。その歴史と400年前の築城技術や構造を伝える極めて貴重な建物です。【内部非公開】
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4 本丸
上田城の中心部であり、江戸時代に櫓7棟や櫓門など主要な建物が立ち並んでいた場所です。明治以降には比較的早くから公園として整備され、現在では自然に囲まれながら、本丸の堀や土塁は今もよく残り、往時の構造を実感できる場所となっています。
5 尼ヶ淵

上田城の南側に広がっていた千曲川の分流跡で、かつては城を守る大きな“天然の堀”として重要な役割を果たしていました。現在は川の流れはありませんが、断崖の上に櫓がそびえる姿は、上田城が自然地形を巧みに利用した堅固な城であったことを実感できるスポットです。
6 けやき並木遊歩道
江戸時代には敵の侵入を防ぐ大きく深い堀だったこの場所は、昭和初期から電車が走り、配線後はケヤキが並ぶ心地よい遊歩道として生まれ変わっています。春には新緑、秋には見事な紅葉が訪れる人を迎え、歴史の面影を感じながらゆったりと歩ける人気の散策スポットです。
7 二の丸橋
江戸時代には土橋が架けられ、東側から二の丸に入る位置にあり、現在も上田城散策の入り口となります。昭和初期に建てられた印象的なレリーフは何を表現しているかわかりますか?
8 平和の鐘
かつて城下町で時を告げる鐘だったものが、今の場所に移築され、さらに戦時中の供出で失われたため、1972年に平和を願い市民の手で鐘が再鋳されました。今は上田城に佇み“まちの記憶”を伝えながら、静かに平和への願いを語りかける存在となっています。
9 隅欠(すみおとし)
隅欠は、鬼(悪い物)が入ってくる「鬼門」とされる北東の角をあえて削った上田城の特徴的な構造です。江戸時代には、本来櫓は隅に1棟置けば足りるところを、この欠いた角の両脇にわざわざ2棟の櫓を並べるほど、鬼門除けへの徹底したこだわりが見られる場所です。
10 上田市立博物館

真田氏・仙石氏・松平氏の歴代上田城主の甲冑などの資料の他、上田地域の中世以降の歴史を通観できる歴史・民俗・自然資料等を展示・収蔵しています。歴史散策の途中に立ち寄れる場所として、上田城跡公園の雰囲気とともに、上田地域の歩みを深く感じられるスポットです。
上田市立博物館公式ホームページ<外部リンク>
上田城内マップ


