中之条町
まちづくりの基本コンセプトは、
「花と湯の町なかのじょう」。
平成22年3月28日、旧六合村と合併し新しく誕生した中之条町は、緑の山々や清流、四万・沢渡・六合温泉郷を代表とする温泉を抱える、自然豊かな町です。日本で最も美しい村連合に加盟する「伊参」「六合」地区をはじめとした優れた農山村風景や、「鳥追い祭」や「おんべえや」など、歴史の中で育まれてきた文化が受け継がれている「ふるさと」としての魅力も豊富です。又、隔年で開催される現代アートの祭典 中之条ビエンナーレや、「山の中の小さくて大きい映画祭」伊参スタジオ映画祭を中心に、文化・芸術の町としてのまちづくりも進めています。
日向見薬師堂
間口3間、奥行3間、寄棟造三間四面。堂内には、『慶長3年(1598年)時の領主、大檀那真田伊豆守信行(信幸)の武運長久を祈って建てられた』とあります。室町時代の建築様式(唐様和様の折衷)を残しています。
道の駅 霊山たけやま
真田幸隆は、永禄8年、吾妻衆に擁立された斉藤越前守の長子・末子が守る嵩山城を陥落させ、吾妻地方を武田領とし、翌年の箕輪城攻略の布石としました。嵩山周辺は、道の駅霊山たけやまとして整備されました。登山・そば打ち体験・アスレチック、けやきでは、地元産のそば粉の10割そばが召し上がれます。ゴールデンウィークには、約100匹のこいのぼりが舞い上がります。
林昌寺
戦国時代、曹洞宗が在地領主の間に受け入れられました。伊勢町にある宝満山林昌寺もその一つで、真田昌幸の叔父、矢沢頼綱が開基となって建てられました。境内の観音堂と鐘楼の間にある、しだれ桜は、毎年4月下旬頃見頃を迎え名所となっています。
中之条町ふるさと交流センター『つむじ』
中之条町ふるさと交流センター「つむじ」は、町の観光の拠点です。ショップでは、アーティスト達が創る一点物や特産品を販売しています。カフェやショップでお食事や買い物をお楽しみいただけます。 また、四万温泉の源泉足湯サービスも 人気です。
四万温泉『清流の湯』
四万川のほとりの日帰り温泉施設で、四万温泉の入口にあります。四季の彩りをやわらかに映し出す四万川の流れ清らかな水と、天然の温泉は大自然の恵みです。
中之条ビエンナーレ
2年に一度開催される、大規模アートイベントです。温泉街や古民家、自然景観など町中のいたる所に現代アートが展示されます。県内最大級のアートイベントとして定着し、大勢のお客様が訪れます。
道の駅 霊山たけやま
園内には、そば打ち体験施設「たけやま館」、風情ある茅葺屋根の「そば処けやき」、フィールドアスレチック風「ぼうけん砦」、小さなお子様のための「こども館」があります。
ふるさと交流センターつむじ
tsumujiは「楽しい」が集まる場所です。館内には、地産の食材を活かしたカフェ、伝統工芸品や作家の1点物などが揃う雑貨ショップがあります。そして、お祭り広場ではイベントなど開催され、その周りには、食事処などのテナントショップ7店が集合する「横町」があります。また、四万温泉の湯を気軽に楽しめる足湯があったり、ワークショップの開催やアートの展示なども行われ、文化や芸術に気軽に触れることができる施設です。
中之条山の上庭園
歌人・若山牧水がこよなく愛した暮坂の地。時代はめまぐるしく変化しても、人の心をつつみこむ高原の光と風が、ここにはあります。