特定個人情報保護評価（PIA）

特定個人情報保護評価とは

　特定個人情報ファイルを保有する国の行政機関や地方公共団体等が、個人のプライバシー等に対し、特定個人情報の漏えいその他の事態を発生させるリスクを分析し、そのようなリスクを軽減するための適切な措置を講ずることを宣言するものです。

（注）「特定個人情報ファイル」とは、個人番号をその内容に含む個人情報ファイルをいいます。

評価の目的

　番号制度に対する懸念（国家による個人情報の一元管理、特定個人情報の不正追跡・突合、財産その他の被害等）を踏まえた制度上の保護措置の一つです。
　事前対応による個人のプライバシー等の権利利益の侵害の未然防止及び国民・住民の信頼の確保を目的としています。

評価の対象

　特定個人情報保護評価の対象は、特定個人情報ファイルを取り扱う事務です。
　ただし、職員の人事、給与等に関して記録した特定個人情報ファイルのみを取り扱う事務、手作業処理用ファイル（紙ファイルなど）のみを取り扱う事務、対象人数の総数が1,000人未満の事務等については、特定個人情報保護評価の実施が義務付けられないこととなっています。

評価書に対するパブリックコメントの実施

　「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」第28条の規定により、特定個人情報ファイルを保有する必要がある事務について、対象人数等に応じて「特定個人情報保護評価書（基礎項目評価書または重点項目評価書）」を作成しています。
　このうち「重点項目評価書」の内容については、平成26年度に市民の皆さんの御意見を募集しました。
　実施結果は「特定個人情報保護評価書に対するパブリックコメント」をご覧ください。

特定個人情報保護評価書の公表

　特定個人情報保護評価書は、ホームページ等での公表が義務付けられています。
　上田市では、しきい値判断により21の事務が評価の対象事務となるため、以下のとおり公表します。
　また、同内容を「個人情報保護委員会」のホームページでも公表していますので、ご覧ください。

上田市

 上田市教育委員会