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第一回上田市移住者交流会
上田市では、平成30年12月8日(土曜日)に市として初となる「移住者交流会」を開催しました。この集まりは移住者同志が情報交換をしたり、その生活ぶりを市職員が聞くことによって移住施策の参考とすることなどを目的に企画しました。市では、平成26年に専任の移住定住コーディネーターを設置。これまでの4年間で、市がお手伝いをさせていただいて移住された方の数は218名にのぼります。(平成30年11月末現在)平成29年度には、その数が100名と県内で最多記録となりました。今回の移住者交流会では、市がご縁をいただいた移住者約50人(子供を含む)が参加する和やかな会となりました。
(1)手作りデザートを味わいながら、テーマごとの意見交換
まずは、テーブルごとに決められたテーマ「歴史」「子育て世代」「自然」「仕事」などについての意見交換から始まりました。話題として、惚れ込んだ家とその周りの恵まれた自然環境についての紹介、移住のきっかけについての説明、お互いが通わせている幼稚園、保育園、小学校の情報提供、自らが手がける事業に関する情報収集など…移住経験者という同じ境遇の方々なのですぐに打ち解け、会話に花を咲かせていました。
会場には、飲み物と鹿教湯温泉で活動する地域おこし団体「内村っ娘の会」が手作りしたデザートをご用意しました。かぼちゃのケーキ、ごまおはぎときなこおはぎ、珍しい果実「すぐり」を使ったソースで食べるゼリーにお漬物と、どれも地元食材をふんだんに使っており、「体によさそう」「おいしい」と大絶賛でした。
(2)第一回上田市移住者アンケートの結果報告
移住者交流会を開催する1ヵ月ほど前、これまでに市がお手伝いをした移住者や移住推進施策にご協力をいただいている移住者(105世帯)を対象にアンケートを実施しました。回答数は63世帯。移住者交流会では、その結果についての報告会も行いました。アンケートの設問は全部で36問。移住者のバックグランドに関するものや移住前と移住後の生活の変化について調べました。結果としては、移住した半数以上が市とは縁もゆかりもないIターン者、上田市を選んだ理由の上位として、「自然環境がよい」「首都圏からの交通の便がよい」「自然災害が少ない」というものでした。また、余暇時間の変化としては半数以上の方が1時間以上増加と回答。その余暇時間を家族や自分のための時間として楽しんでいる様子が見られました。
(3)参加者の声
- こんなにたくさんの移住者の方がいて、目標をもって楽しんで生きている姿に刺激を受けました、楽しかったです。
- グループトークは世代別でもよかったのでは。
- 子連れ同士、意見を交換して有意義なひとときでした。(市の取り組みの)報告を伺い、想像以上の取り組みや苦労を知りました。また野外など別の交流企画をお願いします。
- 数か月に1回の定例会にすれば、受け皿作りになると思う。
- テーブル毎で話題になった話を発表してもいいかもしれません。
- 移住者だけでなく、上田出身の長く住んでいる人の意見も聞いてみたかったです。
- 皆さんとても充実した生活をされていて、私自身もこちらにきて良かったと思いました。
市では、今後もこうした移住者交流会を開催していく予定です。次の集まりに参加をご希望の移住者の方はぜひ、当課までご連絡先をお知らせください。