本文
上田市農業バイオセンター
更新日:2023年10月2日更新
上田市農業バイオセンターは、地域おこし協力隊をはじめ市内へ移住定住を希望する新規就農希望者の研修施設です。
就農研修では「上田市スマートシティ化推進計画」に位置付けられた「人と自然を守るスマート農業・林業の実証や農業リーダーの育成に取り組んでいます。
農業デジタル人材育成プロジェクト
上田市、信州うえだ農業協同組合、有限会社信州うえだファーム、長野県上田農業農村支援センター、東日本電信電話株式会社 長野支店、株式会社NTTアグリテクノロジーは、「地域おこし協力隊」を活用し、新規就農者を農業デジタル人材として育成することで、地域におけるスマート農業の実装を推進させ、持続可能な農業をめざすプロジェクトに取り組んでいます。
データに基づく栽培管理」と「スマートグラスを活用した遠隔営農相談」の実践
IoTセンサーにより農場の環境データ(温度・湿度など)を収集し、データに基づく栽培管理を行います。また栽培に関する不明点はスマートグラスを装着し、遠隔で農業指導機関(信州うえだ農業協同組合・長野県上田農業農村支援センター)とリアルタイムで接続し、農場の状況をオンラインで共有し確認、相談できる環境を整備します。データとリアルタイム映像を組み合わせたスマート農業を自ら実践することで、デジタルを活用した栽培スキルの向上につなげます。
AIを活用した農産物選果スキルの習得
経験豊富な農家が保持する選果感覚をAIに反映した「AI選果識別サポートシステム」を開発し、活用します。新規就農者の的確な選果作業をサポートすると共に、経験豊富な農家の感覚を効果的に習得していきます。的確な選果は地域農産物の品質やブランドの維持向上にも効果が見込まれています。
活動紹介動画
農業デジタル人材育成プロジェクト<外部リンク>