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自衛官募集事務について
1 自衛隊の役割と自衛官募集事務について
自衛隊の主な任務は、自衛隊法(第3条)において「我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たる。」ことと定められています。このほかにも、地震や豪雨等に対する災害派遣による人命救助や生活支援をはじめとする復興支援等に携わっています。
こうした国防・災害救助といった国民の生命と財産を守る非常に重要な任務を担うこととなる人材を確保するために、地域の情報を的確に把握でき、かつ多くの窓口をもつ都道府県や市町村がその事務を担う必要があり、「都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行う。」と自衛隊法(第97条)に定められています。
2 自衛官募集事務の内容と法的根拠
自衛官募集事務の内容については、自衛隊法施行令(第114条~第120条)でそれぞれ定められています。また、地方自治法(第2条)及び地方自治法施行令(第1条)並びに自衛隊法施行令(第162条)により、自衛官募集事務を「第1号法定受託事務」と定め、国に代わり都道府県又は市町村がすべき事務となっています。
こうした法的根拠のもと、上田市では次のような取組を行っています。
- 広報紙による自衛官募集広告の掲載
- 自衛官募集事務を遂行するため、市長と長野地方協力本部長、両名の連名で自衛官募集相談員を委嘱
- 上記のほか、法令に基づく事務
3 自衛官募集相談員の活動
募集相談員は、自衛隊と地元とのかけ橋として、志願者への広報資料による説明や相談に応じたり、ポスターの掲示など募集協力をお願いしている方です。
主な活動内容は次のとおりです。
- 志願者に関する情報提供
- 地方協力本部の行う募集のための一般的広報
- 地方協力本部の行う募集のための個別的広報
上田市の自衛官募集相談員(令和7年4月1日から2年間)
君波 英治、斎藤 城美、細野 直史、中曽根 恒木、横関 徳夫、
本多 数記、鈴木 卓人、滝沢 健太、山﨑 伸、大友 仁也
(順不同、敬称略)
令和7年5月30日に自衛官募集相談員連名委嘱式が行われ、市長及び自衛隊長野地方協力本部長から委嘱状が交付されました。
4 自衛官募集に関する問合せ先
長野地方協力本部 上田地域事務所
〒386-0023
上田市中央西2-3-13 上田法務総合庁舎1階
電話:0268-22-5267
関連ホームページ
- 自衛隊長野地方協力本部<外部リンク>
- 自衛官募集(防衛省)<外部リンク>