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岩渕香里さん、感動をありがとう!!

更新日:2022年5月13日更新
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 令和4年4月21日、菅平高原国際リゾートセンターにおいて、平昌2018オリンピック及び北京2022オリンピックノルディックスキージャンプ女子に出場し、この4月1日に選手生活を終え、現役を引退することを表明した岩渕香里さんの報告会が岩渕香里後援会の主催で開催されました。

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 地元菅平出身の岩渕さんは、これまで平昌2018オリンピックで12位の成績を収められたほか、ワールドカップでは2016/17シーズン、フィンランド・ラハティでの第15戦、そして北京オリンピック前の今シーズン、ドイツ・クリンゲンタールでの第5戦で個人自己最高の6位を記録し、女子団体では2017/18シーズン、ドイツ・ヒンターツァルテンでの第4戦、蔵王での第11戦で2回の優勝を果たされています。

 今回の北京2022オリンピック前、代表入りが確実視され、岩渕さんも一緒に出場することを思い描いていた同じ北野建設スキー部所属の丸山希選手が、昨年10月の全日本選手権で大けがを負いオリンピック出場を逃したことに触れ、自身も学生時代に復帰が危ぶまれる大けがを負い、そこから3度の手術とリハビリを乗り越え、恐怖心を克服して選手として戻ってきた経験を持つ岩渕さんは『希のためにも全力で頑張る。いろんな思いを背負って飛びたい。』と語られていました。
 出場したノーマルヒル1本目、94.5m、94.8点で11位と好記録を出しましたが、2本目は目指していたジャンプとはならず83.0m、74.8点で総合18位でした。

 報告会では、自身でも納得のいくジャンプと言うのはシーズンでもそう何本も飛べるものではないそうですが、そんな中でも今回のオリンピックの1本目は気持ちの良い1本だったとのお話がありました。また、10年間ワールドカップで転戦をして回ったが、人生において大切な時間、経験でした。今後は、会社の他部門で働きつつ、一緒にワールドカップを回ってきた後輩のためになる活動、大好きな長野県、地元菅平のスキー界のためになる活動をしていけたらとのありがたいお言葉もいただきました。

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 菅平中学在学中からコンチネンタルカップに出場し、以来13年にわたり世界で戦ってこられたその厳しさは、容易に想像が及ぶものではありませんが、長きにわたる選手生活、本当にお疲れ様でした。新しいスタートも素晴らしいものとなることを願っております。


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岩渕香里後援会から寄贈いただいた記念の写真