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令和7年10月29日記者会見内容
目次
1. 市長冒頭のあいさつ
報道機関の皆様には、お集まりいただき感謝申し上げます。
2. 市民ICT推進センターのオープンについて
はじめに、「市民ICT推進センター」、愛称「iプラザうえだ」について申し上げます。ICTとは「Information and Communication Technology(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)」の略で、情報通信技術を意味しています。子どもからシニア世代まで、誰もがICTに触れ、学び、楽しめる拠点として整備してまいりました「iプラザうえだ」が、いよいよ来週11月8日(土曜日)にオープンいたします。当センターは、市役所東庁舎を改修し、中心市街地と上田城跡公園を結ぶ中間に位置しています。観光と日常が交差する場所でもありまして、人が集い、学び、交流することで、新たな人の流れが生まれ、まちの賑わいが育まれることを大いに期待しております。施設内には、パソコン研修室や、3Dプリンターなどを備えたデジタル工房、子どもたちが自由に「つくる」楽しさを体験できるICT活動室などがあり、多様な世代の方々が目的に応じて活用できる空間となっています。簡単な施設案内もお手元にあると思います。11月は開館記念として、AIを活用した体験型セミナーや、スマートフォンの安心サポート講座などを予定しており、既に締め切っておりますが、大変多くの方にお申し込みをいただいております。12月以降は、地域の公民館と連携し、子ども向けのものづくり講座(出前講座)も予定しておりまして、「iプラザうえだ」に来られない方々にもご参加いただけるよう取組んでまいります。また、建物の外観は「なんだか楽しそう」と思わせるデザインとし、ICTに距離を感じる方にも「まずは行ってみよう、触れてみよう」と感じていただける親しみやすい雰囲気となっております。なお、正面に設置するモニュメントパネルは、市内にお住いのイラストレーター、押金美和(おしかね みわ)さんが手掛け、夢や希望、そして未来を連想させる、上田らしい魅力が詰まった作品となっております。セレモニー当日のお披露目にオープンをいたしますので、それまではまだ伏せておりますけれども、どうぞご期待をいただきたいと思っております。また、「iプラザうえだ」という愛称は、昨年度、90名の方から136作品を応募をいただき、市内小中学生による投票の結果、決定したものであります。「iプラザうえだ」の「i(アイ)」 には、情報の「 information(インフォメーション)」、また交流の「interaction(インタラクション)」、また「私」を意味する「I(アイ)」という様々な思いが込められています。市といたしましても、この「iプラザうえだ」をしっかりとPRし、市民の皆様に親しまれ、頼られる施設となるよう、運営に努めてまいります。
3.上田城紅葉まつりについて
次に、上田城紅葉まつりについて申し上げます。これもパンフレット(チラシ)があると思いますが、11月8日、9日と2日間、「第19回上田城紅葉まつり」が上田城跡公園やぐら下芝生広場にて開催されます。8日には全国武将隊によるステージイベント「戦国GIG(ギグ) 凱(かちどき)」、9日には市内太鼓団体による「上田城太鼓まつり〈秋の陣〉」を予定しております。また、上田市の特産品やグルメ等を楽しめる「尼ヶ淵横丁」や、姉妹都市等による観光物産展も展開され、地域の魅力を広く発信いたします。PRブースでは、甲冑着用体験や上田城復元PRブース、スマートフォンゲーム「信長の野望 出陣」とのコラボ企画、「砂金すくい体験」など、子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさんであります。さらに、11月1日からは紅葉の見頃に合わせまして、上田城跡公園けやき並木のライトアップも実施いたします。多くの方に上田城跡公園へお越しいただければありがたいことであります。
4.各地域のイベントについて
続きまして、いくつかのイベントについて申し上げます。毎年、上田商工会議所が主体となって実施しております「上田地域産業展」が、これが名前も場所もリニューアルされまして、サントミューゼで行うことになりました。10月31日、11月1日に「産業ミライフェスin UEDA」という名称に改めまして、未来を担う若者世代の皆さんが、“体験”を通じまして地域の産業に触れて、知っていただく、体験型産業イベントとなります。上田市を中心に、多くの企業・学校・団体が出展する展示会となりますので、学生や保護者の皆様をはじめ、多くの方に足を運んでいただきたいと思います。また、「上田市誕生20周年記念事業」としまして、武石地域・真田地域でイベントが開催されます。11月2日、3日には武石地域交流秋まつりが、武石地域総合センター「駐車場・にぎわい広場」を会場にいたしまして、「ともしびの里文化祭」と同時に開催されます。3日は、記念セレモニーとして、「美ヶ原飛龍太鼓保存会」、「依田窪南部中学校吹奏楽部」、「武石保育園」等によります演奏やダンスなどをそれぞれ披露いたします。このほか、「ティラノサウルスレース」や、「ひすい新そば販売」、「体験ブース」など、様々なイベントや出店が企画されております。次に真田地域では11月9日には、「真田の郷 新そばまつり」が、ゆきむら夢工房で開催され、収穫されたばかりの真田産そば粉を使用した新そばを限定で販売し、会場でその味を楽しんでいただけます。また、真田地域の農産物などの地産地消を目的としまして、地元農産物や加工食品の販売を行う「青空市」、近隣施設や地元の店舗と連携した「真田の郷 大収穫祭」の開催も予定しております。例年より規模を拡大した真田地域の魅力を味わえるイベントとなっております。このほか、各地域・施設において、様々な催しが企画されておりますので、ぜひ多くの皆様にご参加いただき、楽しんでいただければと思っております。
私からは以上です。
