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広報うえだ令和8年4月号テキスト版 23ページ
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文芸 入選作品
短歌
小宮山 久子 選
- 寒中の凍てつく野辺に臥し仰ぐ漆黒の富士満点の星
村上眞裕美 - 山茶花の咲くを待ちわび朝ごとに近づきて見る紅あかきつぼみを
羽生田めぐ美 - 履きなれた靴のゆるみが気にかかる足の筋肉目減りしたるか
松橋敏生 - 粉雪が風花になり洗濯機を回しハミング「赤いスイートピー」
小林さよ子 - 朝夕に一握りの米庭に撒きふくら雀の訪い来るを待つ
菊池三冶子 - 百人のうち九十九人までにダメと言われし我に一人の味方
山崎深幸
〈選者評・一首目〉
寒さも厭わず野に寝ころんで、夜の富士山と満点の星を見上げたと詠む作者。自然を心ゆくまで味わっている様子が力強く伝わってきます。
俳句
島田 洋子 選
- 凍星や始発電車の窓明かり
神田愛子 - 木の根明く森や微かに水の音
中野康子 - 種用意赤土用意春近し
丸山彰 - 着膨れて吾身いよいよ亀の如
亀井かほる - 七草を探す畑の隅っこで
深町和子 - 節分会広ぐ帽子に福掬すくふ
若林みゑ子 - テント内「赤岳は明日」まず雑煮
菅原規吉 - 存へてピンコロ地蔵に初詣
松沢昭一 - 軽トラの荷台に農具春を待つ
滝澤睦美
〈選者評・一句目〉
夜明けの遅い冬、星が冴えている中を始発電車の明かりが動いていくという。自然と日々の営みを融合した詩情溢れる美しい句です。
川柳
斉藤 俊酔 選
- 機敏なる対処求めるセルフレジ
有賀利枝子 - 福ダルマ両目が入り満足気
滝沢彰男 - 寒中の陽射しほっこり万歩計
黒澤嘉武 - おばあちゃん土産は笑顔孫帰省
神津勝代 - 警察と名乗る電話が詐欺だとは
清水幸子 - 億狙うにたった十枚宝くじ
下村正枝 - 年齢は遠慮をすれど加算され
大森乃里子 - 朝十分こたつに潜り温む幸
小林さよ子 - 年教え若いといわれ照れ笑い
大林正樹
〈選者評・一句目〉
こんなセルフレジは嫌いです。私は最近、増えてくるセルフレジに苦慮しています。対応は店員さんが頼り。早く覚えて見返しをしてやるつもりです。
7月号の投稿方法
5月15日(金曜日)必着
- 投稿は、上田市にお住まいの方の未発表作品に限ります。
- インターネットでの投稿は、二次元コードを読み取り、投稿フォームに入力してください。
- はがきでの投稿の場合、種類ごと別々のはがきで裏面に住所、氏名(フリガナ)、短歌・俳句・川柳の別を記入のうえ、へ添削を希望する場合は、往復はがきにご自分のあて先を記載のうえ、投稿してください(短歌は2首、俳句は3句、川柳は2句まで)。
- 個人情報は、作品の表彰および添削以外には使用せず、選者以外の第三者に提供することはありません。
- 掲載作は、選者が添削して掲載する場合があります。
問合せ 文化政策課 電話75-2005
〒386-8601(住所不要)
