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広報うえだ令和8年5月号テキスト版 24ページ
「日本赤十字社」の活動をご存じですか?
毎年5月は赤十字の創始者アンリー・デュナンの誕生日(5月8日)にちなみ、「赤十字運動月間」としています。
「日本赤十字社」=「日赤」は世界191の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する赤十字組織のうちの一社であり、国内外における災害救護をはじめ、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しています。
これらの活動は、皆さまにご協力いただいている活動資金によって支えられています。
活動資金の使い道(一例)
- 国内災害救護活動
・令和6年能登半島地震
・令和6年9月能登半島大雨災害 - 国際活動
・ウクライナ人道危機
・中東人道危機 - ボランティアの育成
・地域奉仕団
・青年奉仕団 - 防災啓発活動
・赤十字防災セミナー
・救急法講習会
「赤十字奉仕団」のメンバーを募集しています!
赤十字奉仕団は、赤十字の博愛人道の精神に基づき活動しているボランティア団体です。
ボランティア活動に興味のある方は、お問い合わせください。
活動の一例
●災害時の炊き出し
●平時の炊き出し訓練、救急法講習会 など
問合せ 福祉課 電話71-8081
丸子市民サービス課 電話42-1118
真田市民サービス課 電話72-2203
武石市民サービス課 電話85-2068
人生100年時代を先取りした健幸シリーズ その16
吉澤要氏
地域医療政策室、医療政策アドバイザー
(独)国立病院機構信州上田医療センター名誉院長
人生100年時代
健幸はお口の手入れから
若い世代も要注意!歯周病
中年期以降の人の約半数は、歯周病にかかっているといわれています。さらに、歯肉出血・歯垢の付着などが見られる歯周病予備群を含めると、15~34歳の若い世代でも50%以上を占めているとの報告もあります。
歯周病は、かつて歯槽膿漏と呼ばれていました。歯の汚れである歯垢(プラーク:細菌のかたまり)によって、歯と歯を支える骨や周囲の組織との境目に炎症が起こる病気です。何種類かの歯周病原菌という細菌感染に伴う慢性炎症で、複数の炎症物質が産生されることで、歯の周囲の組織が破壊され、歯の喪失につながります。これは永久歯を失う原因の1位となっています。歯を失うと、多様な食べ物をしっかりと噛むことができず、食事が偏り、健康を損なう原因にもなります。
「糖尿病」と「歯周病」の恐ろしい悪循環
炎症物質が作られて、血液に乗って全身を巡ると、インスリンが利きにくくなるインスリン抵抗性を招きます。その結果、エネルギー源である糖が筋肉などに取り込まれにくくなり、利用されずに血糖値が高い状態が続きます。血糖値が高いと血管や免疫機能がダメージを受け、細菌に対する防御力が低下し、炎症も治りにくくなります。
「歯周病が糖尿病を悪化させ、糖尿病が歯周病を
進行させる」恐ろしい悪循環に陥ってしまうのです。
お口の健康が、全身の病気を防ぐ
さらに、歯周病原菌自体も血液に入って全身を回り、炎症物質とともに動脈硬化による心臓病や脳血管障害、誤嚥性肺炎、慢性腎臓病、認知症など多くの全身疾患に関わっていることも明らかになってきました。
お口のケアは、全身の健康を守るための第一歩です。
今日からはじめる「健幸」対策
歯周病の予防には、若いうちからの正しい歯磨き習慣と、定期的な歯科検診が大切です。「かかりつけ歯科医」を持ち、歯科医および歯科衛生士による専門的な指導を受けるよう心掛けましょう。
歯は、人生100年時代の健幸にとって、なくてはならない大切なものです。
市では、令和8年度に20・30・40・50・60・70歳を迎える方を対象に歯周病検診を実施しています。詳細は市ホームページをご覧ください。
問合せ 地域医療政策室 電話75-5463
