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広報うえだ令和8年6月号テキスト版 2ページから5ページ
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特集 DXでこんなに変わる、こんな風に変わる、私たちの暮らし
DXという言葉を聞いたことはありますか?
DXとは、デジタル技術を活用して、私たちの生活をより良いものへと変革していくことです。
近年、災害の頻発や感染症の影響で生活様式が変化する中、スマートフォンやAIなどの新技術が急速に広がっています。一方で、少子高齢化による人手不足など、地域社会の課題も深刻化しています。
こうした社会の変化に対応し、市民生活の利便性向上や地域課題の解決を図るため、デジタル技術を活用する「スマートシティ化」をさらに推進していく必要があります。
そこで、市では、DXの取り組みにより、誰もが使いやすくデジタルの恩恵を実感できるまちを実現するため、令和8年度からの新たな指針となる「第二次上田市スマートシティ化推進計画」をスタートしました。
第二次上田市スマートシティ化推進計画の概要
私たちが目指すのは、市民・地域・行政がデジタルでつながる「共に創る未来都市UEDA」です。
この理念の実現に向けて、3つの「基本方針」に沿ってスマートシティ化を進めていきます。
基本理念
市民、地域、行政がデジタル化でより密接につながり、共に創る未来都市UEDA~市民や企業・団体が快適に生活・活動でき、誰もが使いやすく恩恵を実感できるデジタル社会を目指します~
基本方針1
市民と行政の接点のDX~市民サービスの向上とデジタル社会への対応~
基本方針2
行政運営のDX~業務の改善と行政データの有効活用~
基本方針3
地域社会のDX~スマートシティ化への挑戦と転換~
※DXは、Digital Transformation デジタルトランスフォーメーションの略です
デジタル技術を活用した取り組みの一端をご紹介します!
1.欲しい情報がスマホに届く!
便利に使える「市公式LINE」
イベント情報や防災・防犯、子育て、気象情報など、さまざまな情報をお知らせしています。
LINEを通じてイベントの予約や、道路の異常を通報できるようになりました。
上田市公式LINE 友だち登録募集中!
詳細はホームページへ
2.24時間いつでもどこでも!
公共施設の予約・支払いをオンラインで
窓口や電話で行っていた公民館やスポーツ施設などの利用予約が、スマートフォンやパソコンからできるようになりました。
施設の空き状況の確認や予約はもちろん、クレジットカードやQRコード決済などによる使用料のキャッシュレス支払いまで便利に手続きできます。
対象施設:スポーツ施設(上田城跡公園体育館 など)、学校施設(体育館、グラウンド など)、公民館 など
3.利用者カードはスマホの中に!
進化する図書館サービス
スマートフォンで利用者カードを表示して本を借りられる機能や、気になる本の情報を保存できる「My本棚」などのインターネットサービスが充実。スマホ一つで気軽に図書館を利用できます。また、上田図書館・上田図書館創造館分室・上田情報ライブラリーに「セルフ貸出機」が新登場。ご自身で簡単に貸出手続きができるようになりました。
利用者の声
スマートフォンは常に持っているものなので、いつでも図書館に立ち寄って本が借りられるようになりました。セルフ貸出機もカウンターが混み合っているときにスムーズかつ気兼ねなく利用できるので便利です。
上田市の図書館は建物が古いので、デジタル化の促進も難しいかもしれませんが、こういうサービスが増えていくといいなと思います。
4.デジタル活用の第一歩を応援!
スマートフォン・パソコン講座・相談会
皆さんが安心してデジタルを活用できるよう、初心者向けの講座や個別の相談会を開催しています。基本操作や安全な使い方を学ぶ単発の講座、定期的に開かれる個別の相談会など、ご自身の目的やペースに合わせて選べます。
遊びに来る感覚でスマートフォンが学べます
講座では、参加者のアンケートをもとに電話やカメラ、最近増えてきた災害といった、皆さんの生活と興味に合った題材を取り上げています。
お一人で参加される方もいらっしゃるのですが、知らない方同士でも笑顔でおしゃべりしながら受講していただいてます。
あまり構えず、遊びにくる感覚で参加していただけると嬉しいです。
スマートフォン講座講師 堀内さん
5.子どもたちの未来の可能性を広げるICTを活用した創作の場
iプラザうえだ(市民ICT推進センター)では、子どもたちが楽しみながらICTに触れ、これからのデジタル社会でいきる力を育むためのさまざまな取り組みを行っています。
デジタル講座・イベント
ゲーム制作(ロブロックスなど)やデジタルツールを使った創作活動など、初心者の子どもたちも楽しくICTものづくりに挑戦できる体験講座を随時開催しています。
うえだICTクラブ
小学4年生から高校生まで参加でき、プログラミングや電子工作、デジタルイラストなど、さまざまな創作に取り組めます。
地域との連携(アウトリーチ)
施設での活動に加え、小中学校や地域の公民館などと連携した講座も実施。地域の子どもたちが身近な場所で、ICTを活用したものづくりに触れられる機会を提供しています。
6.上田の記憶を次世代へ!地域映像のデジタルアーカイブ
地域に残る昔の写真や映像を「その時代を映す貴重な文化」と捉え、デジタル化して保存・活用する「地域映像デジタルアーカイブ事業」を進めています。
ポータルサイトでは、市内の指定文化財や博物館の収蔵品をはじめ、「VR上田城」や江戸時代の「古地図」、地域の風習の記録映像など、多彩なテーマのコンテンツをどなたでも楽しむことができます。
公開資料
動画としては、一番古い時代のもので大正8年に上田市制が施行されたときの祝賀行事の記録映像があります。静止画だと博物館や美術館の収蔵品を中心にデジタル化を進めています。
活用例
神川小学校に保存されていた、昭和初期の小学生が描いた絵600枚程を公開しました。市民や当時の小学生のご家族などに見ていただいたり、画像データやデータを印刷したものをお渡ししたところ非常に喜んでいただきました。
今後の展開
より多くの資料をデジタル化・公開していきたいです。そして、市内でアーカイブの活動をしている団体や個人の方、他の自治体や研究機関との連携を進めていきたいと思っています。
市民の皆さんへ
デジタルアーカイブは、市民の皆さんに活用いただくために進めてきました。地域の歴史や文化を気軽に知っていただき、学びにつなげたり未来へ伝えたりするような取り組みですので、自分たちの地域を知るきっかけにしていただきたいです。
iプラザうえだ職員 井戸さん
7.現金も整理券も切符も不要!
スマホ一つでバスや電車に乗れる「TicketQR」
市内の路線バスや上田電鉄別所線などの公共交通では、専用のQRコード決済アプリ「TicketQR」を使ったキャッシュレス決済を利用できます。
普段お使いのクレジットカードやコード決済をアプリに登録し、乗降時にスマホのQRコードをかざすだけで、公共交通を便利に利用できます。
TicketQRでできること
- 整理券の発券・切符の購入が不要
- お得なプリペイド券で乗車ができる
- 定期券としても利用可能
- バスや別所線の現在位置がわかる
8.通勤・通学も買い物も観光も!
「シェアサイクル」で日常の移動をもっと自由に
市内のサイクルポート(専用駐輪場)のどこでも自転車を借りたり、返したりできる「シェアサイクル」。専用アプリを登録すると、自転車の予約やキャッシュレス決済など、さらに便利にサービスを利用できます。
全車電動アシスト付きで、坂道や長距離の移動も楽々です。
この春、自転車やポートの数が大幅に増え、より身近で手軽になりました。
DXでより便利な生活に
これまでの取り組みの紹介を通じて、皆さんの暮らしが「こんな風に便利に変わる」というイメージを持っていただけたでしょうか。
「デジタルは少し難しそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、身近なところから始まるデジタルの活用は、私たちの生活をより良くしてくれます。
新しい技術を取り入れることは、単に効率を良くするだけでなく、地域が抱える課題を乗り越え、より豊かで魅力的なまちへと進化していくための大きな力になります。
市では、これからも市民の皆さんと一緒に、人と人、地域と行政が密接につながる「共に創る未来都市UEDA」を目指して、さまざまな取り組みを進めていきます。
