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広報うえだ令和8年8月号テキスト版 2ページから5ページ

ページID:0135628 更新日:2026年8月25日更新 印刷ページ表示

広報うえだ令和8年8月号テキスト版2ページから5ページがご覧になれます。

​特集 まちを守る消防団
私たちのまちは、私たちが守る

消防団とは、その地域に暮らしている方、勤務している方、通学している方々で構成された消防組織です。
消防署のように、常勤の消防職員が従事しているわけではなく、普段は別の仕事をしていたり、学業に励んでいる一般市民が団員として活動しています。
今月号では、知っているようで知らない「消防団」について、その活動内容や団員の方々を紹介します。

問い合わせ 危機管理防災課 電話21-0123
上田市消防団事務局 電話26-0119

上田市消防団

現在、上田市の消防団には1500人以上の団員が所属しています。団員は「分団」と呼ばれる組織に所属し、それぞれ担当する地域と連携しながら、地域防災力の向上に寄与しています。
普段はビジネスマンだったり、公務員だったり、学生だったり、さまざまな立場、年代の方が力を合わせる上田市消防団は、過去に全国消防操法大会で優勝するなど、高い技術を有しています。

消防署との違い

消防署は消防、救急、救助など災害対応を本業とする専門職の組織です。迅速性が求められ、災害に対して最前線で立ち向かいます。
消防団は、「地域における防火・防災のリーダー」として、地域に密着し、住民の安全と安心を守るという重要な役割を担います。

消防団の日々の活動

  • 訓練と技術の向上に努めています
    消防ポンプの操作技術、土のう積み上げ技術の習得、炊き出し訓練、救命講習への参加 など
  • 災害予防と啓発に従事しています
    火事や風水害を未然に防ぐための広報活動、自治会や学校などへの防火・防災指導 など
  • 資機材とインフラ点検を実施しています
    消防ポンプや消火栓の点検整備、消防資機材の保守管理 など
  • 地域イベントでの警戒にあたっています
    祭事や花火大会といった、多くの人が集まる場所での安全管理や火災予防 など

消防団≠ボランティア

消防団と聞いてよく勘違いされてしまうのは、消防団活動=ボランティア活動ということです。
実は消防団は法令に基づき、市町村に設置された公的な消防機関であり、消防団員は、「非常勤特別職の地方公務員」という身分になります。活動に対する報酬が出るのはもちろん、被服の貸与や活動時の負傷、事故などに対する公務災害補償制度も設けられており、一定期間勤務した団員には、退職報償金も支給されます。

教えて消防団
意外と知られていない消防団のあれこれ

消防団には、日々の活動を支える仕組みやリフレッシュ制度も整っています。

Q火災は突然起こるのに、どうやって現場に駆け付けているの?
「コミュたす」というスマートフォンアプリを利用しています。これは、火災が発生すると出火情報が通知されるシステムです。
地図上で火災発生場所が確認でき、経路案内までしてくれるので、土地勘のない団員でも迷うことがありません。また、仲間の出動状況や現場の人員が足りているかまで共有することができるので、出動すべきか悩んでしまう新入団員の助けとなっています。

Q消防団員は消防車を運転しているの?
しています!各分団には消防車があるので、団員が実際に運転して現場に出動したり、予防広報(火事や災害が起きないように、住民に危険性などを周知すること)を行っています。
準中型免許が必要になることがあるため、市では免許取得費用の補助金を出すなどサポートも行っています。

Q消防団活動は、会社などに迷惑がかからない?
消防団活動を安心して行うためには、企業や事業所の理解と協力も欠かせません。地域の消防・防災力の充実強化の推進を図る目的として、「消防団協力事業所表示制度」を設けています。市内では89の事業所が登録されています。

消防団員とその家族を支える福利厚生制度も整っています。

  • 上田市消防団員等応援事業
    市内11か所の温泉やプール施設を割引で利用できます。
  • 消防団員応援ショップ
    全国のさまざまな店舗で割引や特典が受けられます。(県内登録1230店舗)

令和7年度上田市消防団の 活動の一部を紹介します

「地域防災力の向上」のためさまざまな活動を行っています​。

  • 5月 うえだこどもまつり
    子どもたちに防火・防災への関心を高めてもらうため、放水体験や救急体験、消防車両に乗車いただける「消防団なりきり体験」を実施しています。
  • 5月 千曲川重要水防箇所など合同巡視
    集中豪雨や台風に備え、千曲川河川事務所など河川に関連がある機関と合同で巡視を行い、地域の水防体制の充実を図っています。
  • 6月 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
    日ごろの訓練成果を確認する大切な日です。消防機械器具の取り扱い技術および部隊行動能力の向上を図り、火災などの災害現場における迅速かつ的確な消防活動につなげています。また、ラッパ吹奏により、団員相互の連携強化と士気の高揚に努めています。
  • 10月 防災訓練指導
    市内小学校や自治会などで、防火・防災指導を行い、災害時に適切な行動がとれるよう啓発しています。消防車両の展示や防災紙芝居などを通じて、楽しみながら学ぶことができます。
  • 11月 音楽隊定期演奏会
    毎年サントミューゼで開催している定期演奏会では、幅広い世代が楽しめる楽曲を演奏し、音楽を身近に感じていただきながら、同時に消防団への親しみや関心を高めていただく機会としています。
  • 1月 出初式
    消防団員の士気高揚と消防体制の充実を図るとともに、市民の皆さんに防火・防災意識の高揚を呼びかける新年恒例の行事です。徒歩部隊や消防車両による市中行進、纏振初などの伝統技能の披露を通じて、地域の安全・安心を支える消防団活動への理解と関心を深めていただく機会となっています。

消防団とわたし

普段は学生や別の仕事をしている消防団員の方々に入団のきっかけや入団して変わったことなどをお聞きしました。

学生団員 第15分団所属 村上さん(大学生)

Q1.消防団に入ったきっかけは?
A1.大学入学後初めての文化祭で、消防団のブースが出ていたんです。その時「非常食食べてみない?」と声を掛けられたことがきっかけでした。消防団という組織を知り、興味が湧いたので、そのまま入団しました。

Q2.どのような活動をしていますか?
​3か月に一回くらい広報活動を行っています。「カンカンカン火事に気を付けてね」という放送を流す消防車に乗っています。

Q3.消防団に入って自身に何か変化はありましたか?
はい!消防というと消防士に焦点が当たりがちですが、消防団の方々も仕事を抜けて現場に駆け付けたり、訓練して非常時に備えたりしてくれています。自分の知らないところで、たくさん働いてくれている人がいたんだなと気づくことができました。

Q4.同世代や地域の皆さんへメッセージをお願いします。
A4.消防団に入って私はすごく楽しいです。消防団はアルバイトやサークルとは別に、多世代の方々と関わることができる第二、第三の場所だと思います。ぜひ一歩踏み出してください。面白い経験ができると思います!

女性団員 第20分団所属 中村さん(公務員)

Q1.消防団に入ったきっかけは?
​A1.直接、消防団の方からお声がけいただきました。もともと何かの形で地域の方と関わりたい、地域に貢献出来たらいいなと考えていたので、その一つとして消防団に所属させていただくことにしました。

Q2.どのような活動をしていますか?
A2.ラッパ隊に所属しているので、今はその練習に励んでいます。

Q3.消防団に入って自身に何か変化はありましたか?
A3.地域に顔見知りの方が増えました。夫婦共に上田出身ではなく、共働きなので、引っ越してきた時に子育てに不安を感じていましたが、消防団員の方々も子どもたちを気にかけてくれて、地域に支えてもらいながら子育てできるなと感じています。

Q4.同世代や地域の皆さんへメッセージをお願いします。
​A4.消防団の方々も多くの人が関われるように、これからの消防活動について一生懸命考えてくれています。私も、私たち家族を支えてくれる20分団の皆さんのように、地域を守る一人として、関わっていけると良いなと思っています。

市内を運行する11台の路線バスに、市内の高校生などから応募いただいたデザインをラッピングして、消防団員の加入を呼びかけています。

消防団も参加
上田市防災訓練

「自分の命は自分で守る(自助)」、「自分たちの地域は自分たちで守る(共助)」を基本とした「地域重点型」の防災訓練を開催します。各会場で関係機関や自治会の皆さんと連携し、さまざまな訓練を行います。どなたでも訓練への参加や見学ができますので、積極的にご参加ください。
※市内で災害が発生した場合、または災害発生の恐れがある場合は、訓練規模を縮小あるいは中止する場合があります。
※車でお越しの場合は、各会場の駐車場に駐車してください。

  • 日時 8月29日(土曜日)9時00分から10時30分
  • 重点地区(5地区)
    上田地域:西部地区・東塩田地区
    丸子地域:塩川地区
    真田地域:長地区
    武石地域:武地区
  • 会場
    西小学校・東塩田小学校・塩川小学校・真田中央公民館・築地原トレーニングセンター
  • 問い合わせ
    上田地域:危機管理防災課 電話21-0123
    丸子地域:丸子地域振興課 電話42-1011
    真田地域:真田地域振興課 電話72-2201
    武石地域:武石地域振興課 電話85-2824
  • 訓練内容・実施地区
    地震体験:西部
    ペット同行避難訓練:東塩田
    煙体験:西部・塩川・長・武石
    災害用車両の展示:全会場
    炊き出し訓練:全会場
    災害時に役立つ工作体験:西部・東塩田

シェイクアウト訓練

災害時に適切な行動をとるには、日ごろの備えや訓練が重要です。
家庭・職場・学校など、その時にいる場所で一斉に身を守る行動をとる「シェイクアウト訓練」に参加しましょう!

  • 日時 8月29日(土曜日) 9時00分から
  • 訓練想定 市内で最大震度7の地震が発生
  • 方法
    1.市メール配信サービス・市公式X・市公式LINEで、訓練開始を伝達
    2.その場でシェイクアウトの基本行動を実施
  • 基本行動
    1.その場でしゃがみ、まず低く(ドロップ)
    2.机の下などに潜り、頭を守り(カバー)
    3.揺れがおさまるまで、動かない(ホールドオン)

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