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令和2年1月定例記者会見内容

更新日:2020年1月20日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 別所線千曲川橋梁等の災害復旧事業の進め方について
  3. 令和2年1月市議会臨時会について
  4. 令和元年台風第19号に係る「上田市災害対策本部」の解散と「上田市復旧・復興対策本部」の設置について

1.市長冒頭のあいさつ

 報道機関の皆様には、上田市議会全員協議会に引き続きまして、お集まりいただき感謝申し上げます。

 新年を迎えまして最初の定例記者会見となりますが、「行政は幸せ創造仕掛人」との自覚を持ちながら、市民の皆様との協働により市政を進めてまいりたいと思います。

 さて、本日は、「別所線千曲川橋梁等の災害復旧事業の進め方」のほか、「令和2年1月市議会臨時会の招集及び提案議案の概要」などについて、説明をしてまいります。

 先ほど開かれました全員協議会と重複する部分もございますが、改めてご説明させていただきます。また、資料につきましても、全員協議会と同じ内容となっておりますのでご了承願います。

2.別所線千曲川橋梁等の災害復旧事業の進め方について

 はじめに、別所線千曲川橋梁等の災害復旧事業の進め方についてであります。

 別所線千曲川橋梁等が台風19号により被災したことに伴いまして、復旧工事に要する費用はもとより、代行バス、その他関連経費など、鉄道事業者にとっては、多額の経費を要する状況となっております。

 こうした中、今般の災害における別所線千曲川橋梁等の復旧工事に対して、特別な国庫補助制度の枠組みを適用していただける運びとなりました。

 従来の鉄道施設の災害復旧事業における国庫補助率は4分の1でありますが、今回、国が2分の1を補助し、また、地方負担分についても交付税措置を手厚くすることで、実質的な国の負担割合が97.5%という極めて有利な事業であります。

 ただし、本制度では、上田市が橋梁部分などを公有化することが補助要件とされておりまして、かつ、上田市が事業主体として、災害復旧工事を実施していくものであります。

3.令和2年1月市議会臨時会について

 次に、令和2年1月市議会臨時会の招集と、提案する議案の概要についてであります。

 先ほど申し上げました別所線千曲川橋梁等の災害復旧に係る事業を推進していくにあたりまして、来る3月定例会を待たず、議会の議決を得る案件があるため、1月24日(金曜日)に臨時会を招集することといたしました。

 まず、「令和元年度上田市一般会計補正予算案(第9号)」であります。

 別所線千曲川橋梁等の災害復旧工事にあたりまして、国庫補助金が令和元年度補正予算により措置される見込みで、国庫補助申請を2月下旬に求められていることから、上田市として必要な予算を計上するものであります。

 次に、「負担付き寄附の受納について」であります。

 災害復旧工事を実施するにあたりまして、先ほども申し上げましたが、別所線千曲川橋梁等を上田市が公有化することが国庫補助要件とされております。

 このため、上田電鉄から千曲川橋梁等を上田市に寄附いただき、復旧後は、寄附した橋梁等を上田電鉄に使用させるという条件が付されることから、負担付き寄附の受納の議案として、地方自治法の規定に基づき、議決を求めるものであります。

 次に、「別所線千曲川橋梁等の災害復旧工事に関する協定の締結について」であります。

 災害復旧工事は、上田市が事業主体として、事業を進めるものでありますが、鉄道施設の工事は極めて専門的であり、また、引き続き上田電鉄が鉄道施設全体の管理や電車の運行を行うため、工事を委託するものであります。

 上田電鉄と災害復旧工事に関する協定を締結することについて、「上田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」の規定に基づき、議決を求めるものであります。

 以上、令和2年1月市議会臨時会について申し上げました。なお、詳細は、お手元にお配りした議案及び予算の概要資料をご覧いただきたいと思います。

 市議会臨時会関係の説明は以上です。

4.令和元年台風第19号に係る「上田市災害対策本部」の解散と「上田市復旧・復興対策本部」の設置について

 最後に、令和元年台風第19号に係る「上田市災害対策本部」の解散と「上田市復旧・復興対策本部」の設置についてであります。

 台風19号による災害は、上田市がかつて経験したことのない規模の被災で、復旧・復興が長期化することが予想されます。

 また今後、市として災害の検証作業や別所線千曲川橋梁等の復旧事業なども進めることから、引き続き全庁体制で取り組む必要があります。

 このため、災害対策本部を解散し、新たに私を本部長とする「上田市復旧・復興対策本部」を設置することといたしました。

 ことに、「災害検証プロジェクトチーム」においては、台風19号災害の経験を教訓とし、今後の災害における被害の軽減、災害対応の効率化に資するため、このたびの災害時の対応を検証してまいります。

 私からは以上です。よろしくお願いいたします。