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令和2年11月定例記者会見内容

更新日:2020年11月13日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 条例案について
  3. 予算について
  4. 事件決議案について

1.市長冒頭のあいさつ

報道機関の皆様には、お集まりいただきまして感謝申し上げます。

本日は、11月19日に招集を予定しております12月市議会定例会に提案いたします議案について御説明させていただきます。

今回、提案いたします案件は、条例案が7件、予算案が8件、事件決議案が19件の合計34件であります。

2.条例案について

それでは、主な条例案について申し上げます。

まず、議案第106号の上田市地域自治センター条例の一部改正、第107号の上田市保健センター条例の一部改正、及び第112号の上田市公民館条例の一部改正の3件につきましては、武石地域における新たな賑わいの創出や、住民が集う出会いと協働の場を目指し整備を進めてまいりました武石地域総合センターに関する議案で、来年3月29日の供用開始を控え、この総合センターが、「武石地域自治センター」、「武石健康センター」、及び「武石公民館」を集約した複合施設となることから、各施設の設置条例における位置や使用料などについて所要の改正を行うものであります。

次に、議案第111号の「上田市クラインガルテン条例の制定について」申し上げます。

都市と農村との交流促進や、農山村地域の活性化を図るため、市内殿城地区(岩清水)において進めてきたクラインガルテンの整備事業は、8月に県による造成工事が終わり、その後引き続き、市が宿泊棟と交流棟の建設を進めてまいりましたが、両施設とも年内に完成する運びとなりました。

来年の4月の供用開始に向け、年明けから利用者の募集を行ってまいりたいと考えておりますので、今定例会に「クラインガルテン」の設置及びその管理に関する議案を提案いたします。

市といたしましては、新型コロナウイルスの影響による価値観の変化により農村部への移住等を希望する方が多くなってきていると伺っております。この機を逃さず、地域活性化に向けて施設の活用を図るとともに、地元との協力・連携しながら管理運営を行ってまいりたいと考えております。

このほか、関係法令等の一部改正に伴い所要の改正を行う条例案が3件ございます。条例案についての説明は以上であります。

3.予算について

予算規模等について

次に、令和2年度12月補正予算の概要について申し上げます。

今回の補正により、一般会計の予算規模は986億6,517万円余となりました。これは、前年度同時期の予算額と比較して38.2パーセントの増となっております。

続いて、特別会計について申し上げます。3つの会計で補正があり、特別会計全体の予算規模は342億3,753万円余となりました。これは、前年度同時期の合計額と比較して1.2パーセントの減となっております。

最後に、企業会計ですが4つの会計で補正があり、企業会計全体の予算規模は188億4,216万円余となりました。

これは、前年度同時期の合計額と比較いたしまして3.3パーセントの増となっております。

補正予算に計上した主な事業について

次に、補正予算に計上した主な事業について申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の対応に関する予算としましては、

1つ目に、発熱患者受入医療機関支援事業としまして、季節性のインフルエンザ流行期に備え、発熱患者が適切に相談・診療・検査を受けられる体制を整備するため、県から「診療・検査医療機関」の指定を受けた市内医療機関等に対する支援を行うための経費を計上いたしました。

2つ目として、市内の飲食業や小売業などに対する消費喚起応援事業支援として、本年8月に実施したスマートフォン決済事業者PayPayと連携したポイント還元キャンペーンは、期間中の対象店舗での利用額が9億円を超え、ポイント還元額は2億1千万円余となり、事業者や市民の皆様から好評をいただきました。

今後、年末年始明けの消費の落ち込みを緩和し、引き続き市内店舗の売上回復を応援するため、第2弾のキャンペーンを行うこととし、これに関係する経費を計上いたしました。

3点目として、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、市内小中学校における修学旅行が中止や延期となりました。これに伴い発生したキャンセル料等につきまして、保護者の皆様の経済的な負担を軽減するため、支援に係る経費を計上いたしました。

次に、災害復旧事業につきましては、

本年7月、8月の豪雨災害に伴い農地等の復旧に係る経費や令和元年東日本台風災害に伴う別所線千曲川橋梁復旧工事に係る経費を計上しております。

このほか、人事異動等に伴う人件費の調整、利用サービスの需要変動に伴う扶助費の増額、除排雪関連経費の追加計上などであります。

4.事件決議案について

次に、事件決議案について、私からは「第二次上田市総合計画 後期基本計画」について申し上げます。

第二次上田市総合計画の後期基本計画である「後期まちづくり計画」は、平成28年3月に策定しました前期まちづくり計画が、今年度をもちまして終了することから、昨年10月、上田市総合計画審議会に、令和3年度を初年度とする「後期まちづくり計画」の策定について諮問し、作業を進めてまいりました。

これまで、審議会委員の皆様には、精力的に御審議をいただき、今月5日には最終答申をいただいたところであります。

審議の過程におきましては、市民アンケートをはじめ、高校生との懇談会、パブリックコメント、特集番組の動画配信、各種団体代表の皆様との懇談会などを通じ、幅広い世代の皆様の参画と意見の反映に努めたところであります。

この度、この最終答申を最大限尊重し、第二次上田市総合計画の総仕上げとなります「後期まちづくり計画」をとりまとめましたので、今定例会に提案いたします。

事件決議案についての私からの説明は以上であります。

以上、提案いたします議案の概要について申し上げました。

そのほか、詳細につきましては、担当者から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。