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令和2年12月9日臨時記者会見内容
目次
1.市長冒頭のあいさつ
報道機関の皆様には、午前の記者会見に引き続き、急なご連絡にもかかわらず、お集まりいただきましてありがとうございます。
本日、只今お集まりいただきましたのは、先ほど長野県が発表いたしましたとおり、上田市内において、3名の新型コロナウイルスへの感染が確認され、いずれも上田市職員であるというものでございます。
2.新型コロナウイルス感染症への感染が確認された職員について
本日、感染が確認された職員は、昨日発表の県内824例目と同一の公立保育園職場に勤務する、843例目の40代・女性職員、844例目の20代・女性職員、845例目の50代・女性職員であります。
この3人の職員につきましては、上田保健所による聞き取りの中で、咽頭痛等の症状の出現が確認されたため、昨日、12月8日（火曜日）に感染症指定医療機関で検体を採取し、陽性が判明したため、感染症指定医療機関に入院しております。
同居者以外の濃厚接触者につきましては、現在、上田保健所において調査中でありますが、保育園は12月7日（月曜日）から臨時休園し、職員も自宅待機しており、また、園内においては、園児やその保護者、職員など特定されるため、それ以外の不特定多数の市民の方との接触はありません。
なお、昨日の段階で、職員1名の感染が確認されたため、当該保育園につきましては、保健所の疫学調査結果が判明するまでの間として、休園期間を13日（日曜日）まで延長しております。
また、本日、残りの職員につきましても、PCR検査を実施しております。今後、すべての園児及び疫学調査対象期間中に保育園に出入りした保護者の方についてもPCR検査を実施する予定であります。
保育園という、大切なお子様をお預かりする施設内で、このような 感染の拡大を招いたことは、私としても遺憾に堪えないところであります。
上田市では、これまでも、職員に対して、マスクの着用や手洗いの徹底、3密の回避、体調不良の際の慎重な行動など、最大級の警戒をもって「新しい生活様式」の実施に基づく感染防止対策と、一人ひとりの意識ある行動を徹底してまいりましたが、職員に感染者が確認され、さらには職員間で感染が拡大したことから、感染防止対策の更なる徹底を指示したところであります。
今後、職員一人ひとりが最大級の警戒をもって、「うつらない」「うつさない」ための意識ある行動を改めて徹底してまいります。また、市民の皆様とも感染防止の意識を共有し、全力で感染防止及び業務の継続に取組んでまいりますのでご理解、ご協力をお願い申し上げます。
3.市民の皆様にお願い
最後に私から市民の皆様にお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、感染予防していても誰もが感染する可能性があります。感染した方やそのご家族、医療従事者等への差別や偏見、誹謗中傷は絶対にしないようお願いいたします。
私からは以上でございます。
