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令和4年9月22日定例記者会見内容

更新日:2022年9月22日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 上田市名誉市民・金子宏氏のご逝去について
  3. 9月市議会定例会に追加提案する議案について
  4. 安倍元総理の国葬に対する市の対応について
  5. 最後に

1.市長冒頭のあいさつ

 報道機関の皆様には、お忙しい中お集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。
 本日の記者会見では、「上田市名誉市民・金子宏氏の御逝去について」「9月市議会定例会に追加提案する議案について」「国葬に対する市の対応について」などに触れてまいります。

2.上田市名誉市民・金子宏氏の御逝去について

 はじめに、上田市名誉市民の金子宏氏の御逝去について申し上げます。
 去る8月23日、上田市名誉市民である金子宏氏が、満91歳で逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表し、御冥福をお祈りいたします。
 金子氏は、上田市殿城の御出身で、東京大学名誉教授であり、今日の租税法学の基礎を築く業績をあげられたことから、平成30年には、上田市出身者として初めて文化勲章を受章されました。
 市では、その極めて顕著な功績を顕彰するため、上田市名誉市民条例に基づき、令和元年6月市議会定例会において議会の議決をいただき、名誉市民に決定いたしました。
 金子氏の生前の御功績と、租税制度を通じた国や地方自治への多大な御尽力に改めて敬意を表するとともに深く感謝を申し上げます。
 なお、御遺族の御意向により、法要後の公表となりましたことから、今回の記者会見で触れさせていただきました。
 また、今月20日の閣議において、金子氏に叙位として従三位が贈られることが決まりましたので、あわせて御報告させていただきます。
 以上、上田市名誉市民・金子宏氏の御逝去について申し上げました。

3.9月市議会定例会に追加提案する議案について

 次に、9月市議会定例会に追加提案する議案について申し上げます。
 9月28日に市議会定例会へ追加提案を予定しております案件は、人権擁護委員の人事案件1件と一般会計補正予算案1件の合計2件の提案であります。

(1)予算規模について

 令和4年度一般会計補正予算(第5号)につきましては、新型コロナウイルス感染症にかかるオミクロン株に対応する新しいワクチンの接種に係る予算のほか、9月から実施しておりますスマートフォンアプリ「チケットQR」を活用した消費喚起応援事業に係る予算を計上しております。
 今回の補正により、一般会計の予算規模は732億6,644万円余となりました。これは、前年度同時期の予算額と比較して、0.3パーセントの増となっています。

(2)新型コロナワクチン接種について

 それでは、補正予算に計上した事業について申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数は、上田圏域におきましても、8月中旬以降減少傾向となり、第7波のピークは過ぎたと言える状況であります。
 全国的にも、一時的に医療提供体制が危機的な状況にありましたが、医療関係者のご尽力や、市民の皆さまのご協力により、落ち着いた状況に向かいつつあることに、改めて感謝申し上げます。
 しかし、確保病床使用率については依然として高い状況にあることからも、基本的な感染対策はこれまでと同様に継続する必要があります。
 こうした中、オミクロン株に対応する新しいワクチンの接種について、過日、国の方針が明らかになったことから、上田市としましても新ワクチンの接種を、引き続き地元医師会のご協力を賜りながら実施することとし、接種に係る予算を計上しております。
 個別接種につきましては、10月3日から市内約50か所で開始いたしますが、集団接種につきましては、10月8日から市役所東庁舎を中心に開始する予定です。
 なお、個別接種会場・集団接種会場ともに、開始当初はファイザー社のワクチンを使用します。
 対象者につきましては、まずは60歳以上の方など4回目の接種対象であって、これまで接種をされていない方に接種を行ってまいります。
 さらに、10月中旬以降は、新しく接種対象となる、12歳以上で1・2回目の接種を終えられている方に対象を拡大してまいります。
 また、すでに4回目の接種を終えられている方への5回目の接種につきましては、現在、国で接種間隔の短縮が検討されているところです。
 早ければ11月頃から接種いただけることになるとお聞きしておりますが、事前に接種についてアンケートの実施を予定しているところでございます。
 昨年、一昨年を振り返ると、冬場に感染者が多くなる傾向があり、特に、今年はインフルエンザとの同時流行も心配されていますが、今回のオミクロン株に対応した新しいワクチンは、重症化はもとより、感染予防、発症予防に効果があるとされております。
 市としましても、国の動向を注視しながら、接種を希望される方が速やかに接種いただけるよう、体制の確保に努めてまいります。
 市民の皆様におかれましては、接種の時期が来ましたら、市からご案内させていただきますので、できるだけ速やかに接種していただきますようご検討をお願いいたします。
 また、1・2回目の接種や、小児への接種につきましても、並行して接種機会を設けてまいりますので、こちらにつきましても、接種のご検討をお願い申し上げます。

(3)「消費喚起応援事業」第4弾について

 次に、消費を喚起し、中小事業者を応援することを目的に、9月から市内3商工団体と実施しておりますスマートフォンアプリを活用した「消費喚起応援事業」第4弾につきましては、開始当初から多くの市民の皆様に御利用をいただいており、現在、チケットダウンロード数は約6万件となり、約9,300万円利用されている状況です。
 物価高騰が長期化する中、市民の皆様、中小事業者の皆様から大変好評をいただいておりますことから、引き続き、市内経済の回復や、物価高の影響を受ける事業者と消費者への更なる支援を図るため、割引チケットの追加発行に係る経費を計上しております。
 以上、提案いたします予算案の概要等について申し上げました。

4.安倍元総理の国葬に対する市の対応について

 続きまして、来週9月27日に、安倍晋三元首相の国葬儀が予定されておりますことから、国葬儀に関する市の対応について改めて説明いたします。
 国葬儀につきましては、これまでも報道されておりますが、去る7月8日、安倍元首相が参院選の応援演説中に銃撃され死去したことを受け、政府が内閣府設置法などを根拠に実施を決定したものであります。
 政府の説明にもありますように、安倍元首相におかれましては、憲政史上最長の8年8か月にわたり内閣総理大臣の重責を担われ、当市との関連におきましても、令和元年の東日本台風災害において、復旧・復興に向け迅速に対応いただくなど、国の発展、国民福祉の向上のため力を尽くされました。
 こうしたことから、9月27日に日本武道館で執り行われる安倍元首相の国葬儀に合わせ、市としても弔意を表明するため、丸子・真田・武石の各地域自治センター庁舎において、半旗を掲揚することといたします。
 なお、本庁舎におきましては、現在、外構設備の工事中でポールが設置されていないため、半旗の掲揚は行いません。
 また、市内の小中学校等には半旗の掲揚は求めません。
 さらに、政府は、国民一人ひとりに弔意表明を強制的に求めるものではない、としておりますことから、市職員及び各学校に対しても一斉の黙とうは求めません。
 国葬儀の実施に関しましては、国民の間で賛否の議論がありますが、より多くの国民の理解や納得が得られるよう、政府により説明が尽くされることを願っております。
 以上、国葬儀に関する市の対応について申し上げました。

5.最後に

 これから秋の行楽シーズンを迎えます。今後、様々なイベントが計画されておりますが、当市の魅力を全国へ発信するシティプロモーションの取組みの一つとして、地域の歴史・文化等に触れながら周遊できる「デジタル謎解きラリー」を10月1日から令和5年3月26日まで開催します。
 謎解きイベントは参加者自身が主人公となり、謎を解きながらゴールを目指す体験型のエンターテイメントとして、近年、注目されており、コロナ禍においても密を避けながら、個人でも、また家族やグループでも参加することが出来るものとなっています。
 内容は、上田市の日本遺産の世界観を舞台に、主人公が上田に訪れて龍にまつわる謎を探るというストーリーとなっています。参加者の皆様には、別所線に乗って日本遺産スポットを巡り、楽しみながら謎解きを体験いただけるものです。
 また、同時期に上田城周辺において、信州上田観光協会主催の「ナゾトキクエストin信州上田」が開催され、さらに11月の紅葉まつりでは、上田商工会議所主催の「信州うえだ謎解きさんぽ」が予定されています。
 ぜひ、多くの方にチャレンジしていただければと思います。