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令和5年10月18日記者会見内容

更新日:2023年10月18日更新
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目次

1. 市長冒頭のあいさつ
2. 西内保育園及び西内子育て支援センターの廃止について
3. 企業版ふるさと納税について
4. 大手・つむぎラウンジ活用トライアル事業について
5. 上田城シンポジウム2023について
​6.「第17回上田城紅葉まつり」及び「第41回上田真田まつり」等の開催について

1. 市長冒頭のあいさつ​

報道機関の皆様には、お集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。
本日の記者会見では、「西内保育園及び西内子育て支援センターの廃止について」、「企業版ふるさと納税について」など触れてまいります。

2. 西内保育園及び西内子育て支援センターの廃止について

まずはじめに、西内保育園及び西内子育て支援センターの廃止について申し上げます。
西内保育園につきましては、昭和30年の開園以来、地域の皆様のご協力のもと、70年近くの長きに渡って運営してまいりました。
しかしながら、全国的な少子化の中、当市におきましても在園児は年々減少し、特に西内保育園では近年20人前後で推移していましたが、昨年度は12人、今年度は4人まで減少し、集団としての保育の実施が困難な状況となっております。
また、地元の西内・平井地域内の児童の状況や、他園への入園などによる影響もあり、今後も保育園認可の際の最小定員である20人を満たすことは厳しい状況が見込まれております。
こうしたことから、集団としての保育の実施を確保し、園児への適切な保育を提供するため、令和6年3月末で西内保育園を廃止することといたしました。また、併設している西内子育て支援センターにつきましても、同様とすることといたしました。
今後につきましても、地域の皆様のご意見をお聞きするとともに、実情などを踏まえ、子育てしやすい環境の実現に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
なお、廃止に伴う条例改正案につきましては、12月市議会定例会で上程させていただく予定でございます。

3. 企業版ふるさと納税について

次に、企業版ふるさと納税について申し上げます。
企業版ふるさと納税は正式名称を「地方創生応援税制」といい、平成28年度から地方創生の取組の中で国が創設した制度です。市では平成29年度から、市の財源確保や知名度向上を目的として、各種事業の推進に企業版ふるさと納税の制度を活用し、これまでにも様々な企業様から寄附を頂戴してきました。
企業版ふるさと納税制度は、地方自治体が国の認定を受けて取り組む地方創生事業に対して、市外に本社を置く企業が寄附を行った際に法人関係税の軽減措置を受けられるものであります。
当市におきましても、寄附件数は微増傾向にありますが、全国的にも増加しており、同制度を活用した企業からの寄附の潜在的ニーズはまだまだ大きいのではないかと推測されることから、寄附の一層の拡大を図るため、市としてあらためて寄附募集の取組を強化することを庁内に指示したところでございます。
具体的には、本日皆様のお手元に配布いたしましたパンフレットを使用して、上田市の魅力や市が取り組む各種事業について、市と縁のある企業様に積極的にPRするとともに、関心を持っていただけた企業様には私をはじめ、市幹部が訪問し、直接説明をさせていただくことなどを考えております。
また、国や県が主催する企業とのマッチング会などにも積極的に参加するなど、市の企業版ふるさと納税制度を広く企業の皆様に知っていただくとともに、選ばれる上田市となるよう、より魅力ある地域づくりに努めてまいります。

4. 大手・つむぎラウンジ活用トライアル事業について

​続きまして、市役所本庁舎1階の「大手ラウンジとつむぎラウンジ」の活用トライアル事業の実施について申し上げます。
お手元に資料を配布してありますが、市では公共空間の活用と、上田城下町エリアの新たな魅力創出のため、本庁舎1階総合案内前の大手ラウンジと、本庁舎と南庁舎の連結棟1階のつむぎラウンジにおいて、トライアル事業を実施いたします。
この事業は、市が実施する様々なイベントや民間事業者の皆様による提案事業を試行的に実施していただくことで、この場所が持つ可能性や魅力を調査することを目的としています。
募集期間は、本日10月18日から来年3月15日までとし、事業の実施は来年3月31日までとなります。市民の皆様にとって、利便性やサービスの向上が図られ、かつ楽しく身近な場所となるような提案を期待しております。

5. 上田城シンポジウム2023について

​続きまして、上田城シンポジウム2023について申し上げます。
私は、文化を育み、交流と連携で風格漂うまちづくりを目指す取組として、日頃から、市民のよりどころとなる上田城の復元や日本遺産など、市の文化遺産の継承と保存・活用を積極的に推進しております。
こうした中、10月29日(日曜日)には、午後1時30分から、サントミューゼ大ホールにおいて、上田城シンポジウムを初めて開催いたします。当日は、『築城!破城!そして「復興」』と題し、歴史学者の平山優さんと公益財団法人日本城郭協会理事の萩原さちこさんをお迎えし、上田城の価値や魅力についてお話をいただきます。
多くの皆様にご来場いただき、城主であった真田氏・仙石氏・松平氏が活躍した姿や、現存する櫓や石垣等、遺構の理解を深めていただく貴重な機会となれば幸いです。当日参加も可能ですので、ぜひご来場くださいますようお願いいたします。

6. 「第17回上田城紅葉まつり」及び「第41回上田真田まつり」等の開催について

続きまして、これから秋の行楽シーズンを迎える上田にふさわしい「第17回上田城紅葉まつり」及び「第41回上田真田まつり」の開催について申し上げます。
11月3日(金曜日・祝日)から5日(日曜日)の3日間、信州上田観光協会主催、上田市共催による「第17回上田城紅葉まつり」が上田城跡公園やぐら下芝生広場において開催されます。
期間中、地域のグルメや特産品を集めた「上田城尼ケ淵横丁」や、全国各地で活躍する武将隊6団体によるイベント「戦国GIG 凱」、信州上田観光大使でもある木村純さん、藤本三四朗さんによる音楽ユニット・サパトスの演奏、姉妹都市などによる物産展などが行われます。
このほか、市と上田城復元の夢を叶える市民の会が連携し、復元に向けたPRブースをやぐら下芝生広場に開設いたします。ブース内では、上田城クイズコーナーを開設するほか、上田城に関するパネル展示や募金活動等を行います。
11月4日には、8月から実施している武者溜りや三十間堀、本丸隅櫓等の発掘調査の進捗状況についてお知らせするための現地説明会を旧市民会館駐車場周辺において、午前1回、午後2回の計3回行います。
先ほど触れた「上田城シンポジウム」と併せて、ぜひ上田城復元に向けた取組状況について「観て・来て・感じて」いただければ幸いです。また、11月5日には、上田真田まつり実行委員会主催の「第41回上田真田まつり」が市役所本庁舎駐車場、中心市街地並びに上田城跡公園やぐら下芝生広場を舞台として開催されます。
それぞれの会場では、上田獅子演舞、真田三代武者行列、神輿渡御、鉄砲演武、有志の方々による決戦劇など全参加者 約800人による様々な企画が執り行われます。
また、11月2日、3日には、上田城跡公園体育館を会場に102社が出展する「上田地域産業展2023」が日程を同じく開催されることから、市といたしましては、こうした一体的なイベントの開催により、上田城跡公園周辺並びに中心市街地が賑わいで溢れることを大いに期待しておりますので、ぜひ多くの皆様にお越しいただければと思います。

私からは以上です。