本文
依水館について
依水館は、大正7年(1918)6月、製糸結社・依田社により建てられた迎賓館施設です。平成14年11月に丸子町が土地と共に取得しました。
依水館は、木造、平屋建、L字型の平面形をしており、かぎ型に折れた部分に入母屋造の玄関がついています。屋根は桟瓦葺、下屋は鉄板葺で、廊下廻りはガラスを多用しています。座敷は、床・棚・付書院などを備えた端正なつくりで、窓や欄間なども凝って作られています。全体に大正時代の建物の特徴をよく示しています。
大正12年(1923)4月、当時最大の生糸輸出国であったアメリカの絹業協会派遣のゴールド・スミスら一行が丸子を訪れ、工場を視察した際に依水館で接待した記録が残っています。
上田市の文化財依水館のページ<外部リンク>もご覧ください。
施設名 |
依水館 |
---|---|
所在地 |
長野県上田市上丸子1920 |
電話番号 |
0268-42-3147(丸子公民館) |
開館日 |
現在、内部の公開はしていません。 |
アクセス |
しなの鉄道「大屋駅」から千曲バス鹿教湯線丸子駅前行き「六丁目」下車徒歩7分 |
その他 |
市内の公民館利用者団体が、学習目的で和室として利用できます。 |