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子どものボタン電池の誤飲事故にご注意ください!

更新日:2024年8月2日更新
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 コイン型リチウム電池やボタン型アルカリ電池など(以下「ボタン電池」)を誤飲した場合、電池の放電により作り出されたアルカリによって、食道や胃などの消化管を損傷(化学やけど)する危険性があり、過去には死亡事故も発生しています。

 医療機関からの情報によると、ボタン電池を誤飲した子どもの年齢はいずれも7歳以下で、1歳児の事故が一番多くなっています。また、誤飲したボタン電池が使用されていた機器等(以下「ボタン電池使用機器」)の上位は、玩具、未装着状態(電池単体、パッケージに入った状態等)、キッチンタイマーでした。

 ボタン電池の誤飲は極めて危険ですので、子どもが誤飲しないよう気をつけましょう。

 

消費者へのアドバイス

誤飲事故を未然に防ぐ

(1)ボタン電池は子どもの手の届かないところに置きましょう。

(2)ボタン電池使用機器の状態にも気を配りましょう。

 ・ボタン電池使用機器は子どもの手が届くところに放置しない。

 ・ボタン電池使用機器は落下しやすいところに設置しない。

 ・電池収納部やふたに破損やねじ脱落がないことを確認する。

(3)玩具は「STマーク」付きの商品を選びましょう

 STマークが付いた玩具は、ボタン電池の収納部が容易に開く構造でないこと、工具等を用いないと電池が取り外せない等の安全な構造になっています。

誤飲事故が発生したら

(4)誤飲したところを発見しても急に大きな声をかけないようにしましょう。

 驚いた拍子に吸い込んだり、飲み込んでしまうことがあります。また、慌てて取り出そうと口の中にむやみに手を入れないようにしましょう。口の奥に押し込んでしまうため危険です。

(5)口の中のものは速やかに取り除き、飲み込んだものは無理に吐かせないようにしましょう。

(6)ボタン電池の誤飲が疑われる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

 

関連情報

 子どものボタン電池の誤飲事故に気をつけましょう!<外部リンク>(国民生活センターウェブページ)