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ヘアアイロンによる子どものやけどにご注意ください!

更新日:2024年8月14日更新
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 熱によって髪形を整える理美容器具のうち、高温となった部分を髪に直接触れさせるものとして「ヘアアイロン」があります。

 医療機関ネットワーク(※)には、2019年度以降の5年間あまりに43件のヘアアイロンによるやけどの事故情報が寄せられており、その事故の多くは、保護者が使用したヘアアイロンを子どもが触れてしまうことによってやけどを負ったというものでした。

 (※)医療機関ネットワーク事業は、消費生活において生命または身体に被害が生じた事故情報を、事業に参画する医療機関から収集し、同種・類似事故の再発・拡大防止を図ることを目的として、平成22年12月から運用が開始された、消費者庁と国民生活センターの共同事業です。

 

医療機関ネットワークに寄せられた事故情報

〔事例1〕使用後のヘアアイロンを浴室のドアのタオル掛けに吊るしていたところ、子どもの手にあたってやけどを負った。

〔事例2〕電源が入った状態のヘアアイロンを洗面台の上に置いていた。母親の横にいた子どもがコードを引っ張り、ヘアアイロンが子どもの腕に落下し、やけどを負った。

 

消費者へのアドバイス

・ヘアアイロンによる0歳~2歳の子どもの事故が発生しています。ヘアアイロンは子どもが近づかない場所に置きましょう。

・ヘアアイロンのプレートやパイプは瞬時に高温になります。加熱面以外も高温になるため、取扱いには十分注意し、高温部には決して触れないようにしましょう。

・電源を切った後でもすぐに温度は下がりません。特に子どもがいる家庭では、使用後のヘアアイロンが冷めるまでの間は置き場所に十分注意しましょう。

 

関連情報

 ヘアアイロンによる子どものやけどに注意!<外部リンク>(国民生活センターウェブページ)