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嬬恋村

豊かな自然に囲まれた楽しさいっぱいの村

群馬県嬬恋村の村名の由来は、日本武尊の愛妻伝説にあります。

昔々、日本武尊が東征中、海神(ワタツミ)の怒りを鎮めるために愛妻・弟橘姫(オトタチバナヒメ)が荒れ狂う海に身を投じました。

その東征の帰路、碓日坂(今の鳥居峠)に立ち、亡き妻を偲んで「吾嬬者耶」(あずまはや)=「ああ、わが妻よ、恋しい」と嘆かれたという故事にちなんで名づけれられました。

鎌原城址

鎌原城は、吾妻川に断崖をめぐらす要害で岩櫃城、羽根尾城との攻防戦は、加沢記によって知られています。応永4(1397)年の築城と伝えられており、元和元年(1615)徳川幕府の「一国一城令」による破却まで、鎌原氏の居城として、戦国の歴史を秘めています。南北400m・幅150mの城域があり、堀切りと城主墓地を残す他、附近に城に関係ある地名が残っています。鎌原氏は滋野源氏(しげのげんじ)、海野氏(うんのし)の一族で下屋氏(しもやし)の末裔にあたり、戦国時代には真田氏とともに甲州武田信玄の武将となり、江戸時代には沼田城真田氏の家老でした。

【場所】群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原
【お問い合わせ】嬬恋郷土資料館 TEL0279-97-3405

大笹関所跡

大笹の関所は寛文2年(1662)、当時の沼田藩主真田伊賀守が建設したものです。北国街道の脇往還にあたる信州街道(大笹街道)は、上州と信州を結ぶ代表的なルートのひとつで、人々の交流や物資の流通に大きく貢献しました。また、戦略的・軍事的な面からも上野国の中では碓氷、猿ヶ京などと並ぶ重要な関所のひとつとされています。関所と接する沢には刎ね橋(はねばし)が架けられており、有事の際には橋を切り落とす仕組みになっていました。通行手形を持たない人には「抜け道」があって、この脇道を通行する人もいました。天和元年(1681)、沼田藩の改易によって幕府直轄の関所となり、明治元年(1868)に廃関になるまで使われました。現在残されている門扉の建築部材は、廃関当時のものです。

【場所】群馬県吾妻郡嬬恋村大笹322
【お問い合わせ】嬬恋郷土資料館 TEL0279-97-3405

大笹宿

信州と上州を往来するとき、本通りの北国街道・中山道よりも脇道の信州街道(大笹街道)の方が規制が緩く、距離も短かったので、通行量が増えました。そのため、幕府は、慶安3年(1650)に信州街道を北国街道の脇往還として公認しました。寛文2年(1662)には大笹に関所が設置され、上州と信州を結ぶ街道(沼田・高崎・沓掛-大笹-上田・仁礼)の要所となり、宿場町・荷継場として発展していきました。当時の職業がそのまま屋号となった「鍛冶屋」「油屋」などがあり、現在も他の屋号とともに残っています。現在の大笹は新しい家に建て替えられるなどして、古い家は少なくなっていますが、国道144号の新御関所橋から大笹交差点付近を歩いてみると、昔の町並みの雰囲気を感じ取ることができます。

【お問い合わせ】嬬恋郷土資料館 TEL0279-97-3405

愛妻の丘

パノラマライン北ルートの景観スポットで、「愛妻家の聖地、嬬恋村」らしく、誰でも愛を叫ぶことができる「妻に愛を叫ぶ専用叫び台」があります。絶景スポットで、普段なかなか伝えられない言葉を叫んでみてください。

【問い合わせ】嬬恋村観光案内所
〒377-1524 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原710-136
https://www.tsumagoi-kankou.jp/
TEL0279-97-3721

温 泉

嬬恋村には、万座、鹿沢、嬬恋高原、半出来、奥軽井沢、つま恋、奥嬬恋、嬬恋バラギ、鬼押、本白根温泉など、名湯から秘湯まで、さまざまな「いで湯」がございます。

【問い合わせ】嬬恋村観光案内所
Tel : 0279-97-3721

浅間山

日本百名山の一つで、活火山。鬼押出し園はかつての大噴火の激しさを伝える奇形奇岩の景勝地です。鎌原観音堂は、天明3年(1783)の大噴火での生存者の多くがここに逃れて助かったことから厄除け観音として信仰されています。嬬恋郷土資料館では、発掘出土品や収集資料を展示し、浅間山大噴火の様子などを紹介しています。また、熔岩樹型群は、特別天然記念物に指定されています。

【お問い合わせ】嬬恋郷土資料館 TEL0279-97-3405

嬬恋郷土資料館

天明3年(1783)の浅間山噴火で発生した“土石なだれ”によって、埋没した鎌原村から発掘された品々などを展示し、火山災害と生活文化、鎌原村の復興について知ることができます。映像コーナーでは、天明3年の噴火の悲劇と、浅間山の美しい自然を、手軽に見ることができます。
【場所】群馬県嬬恋村鎌原494
【問い合わせ】0279-97-3405
【営業時間】9:00~16:30(入館は16:00まで)
【休館日】水曜日(祝日の場合は木曜日)、年末年始、ただし7月・8月は無休

大笹関所跡

寛文2年(1662)、沼田藩主の真田伊賀守により設置され、明治元年に廃関されるまで200年あまりにわたり、沼田-吾妻-上田、高崎-仁礼-善光寺を結ぶ仁礼街道の通行人を取り締まりました。旧大笹村の宿場のかつての賑わいを伝える史跡です。平成26年3月には御関所橋の架け替えに伴い、現在の場所に移転しました。駐車場も整備されましたのでゆっくりご覧いただくことができます。
【場所】群馬県吾妻群嬬恋村大笹322
【お問い合わせ】0279-97-3405(嬬恋郷土資料館)

愛妻の丘

愛妻の丘はキャベツ畑に囲まれ、浅間山や四阿山を眺めることもできる絶好のビュースポットです。ここには「妻に愛を叫ぶ専用叫び台」が設置されており、誰でも愛を叫ぶことができます。叫ぶのが苦手な方は手紙を投函することができる「愛妻レターボックス」をご利用ください。月に1回回収、愛妻の丘のスタンプを押して宛先にお送りします。
【場所】群馬県嬬恋村愛妻の丘
*冬季はパノラマライン北ルートが閉鎖になるため行けません
【問い合わせ】0279-97-3721 嬬恋村観光案内所

◎嬬恋村の観光に関するお問い合わせはコチラ

嬬恋村観光案内所

〒377-1524 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原710-136

https://www.tsumagoi-kankou.jp/

Tel : 0279-97-3721