上田市
大自然に囲まれて歴史と文化を育んできたまち。
中央には日本最長の千曲川（信濃川）が流れ、菅平高原や美ヶ原高原の雄大な自然に囲まれている上田市は、
信州の政治と文化の中心として千二百年余の歴史が脈々と流れ続けるまちです。
上田城
上田城は、甲斐武田氏の旧臣である真田昌幸が、天正11年（1583年）に築城に着手した平城で、二度にわたって徳川軍の攻撃を撃退した上田合戦が行われたことで知られる。信之が信濃国松代へ移封された後は仙石忠政が入城し、関ヶ原合戦以降破却されたままであった上田城を復興した。忠政が再建した本丸の7棟の櫓の外壁は、煤と柿渋で防水した板を用いた下見板張の黒い外観である。明治以降は、城の払下げが行われて城内には一部の石垣と櫓が1棟（西櫓）残るのみであったが、昭和期に、移築されていた本丸の櫓2棟（南櫓、北櫓）が現在の位置に復元され、平成期には櫓門や塀などが木造復元されている。
【場所】長野県上田市二の丸
【問い合わせ】上田市観光シティプロモーション課／TEL.0268-23-5408
砥石米山城
武田信玄が天文19年（1550年）、北信濃攻略のため、村上義清を討つべく砥石城を攻撃した。しかし村上方の激しい抵抗にあい落城を果たせず、ついに武田軍は攻略を断念し撤退するが、村上軍に背後を攻められ多くの犠牲を払った。「砥石崩れ」と称されるこの戦いは、信玄の信濃攻略における数少ない敗戦のひとつである。ところが、翌年天文20年（1551年）真田幸隆は独力で砥石城の攻略に成功。その詳細は不明であるが、信玄の信任を得た幸隆は、「海野平の合戦」で失った本領の真田地方を再び手中にした。
【場所】長野県上田市上野
【問い合わせ】上田市観光シティプロモーション課／TEL.0268-23-5408
長谷寺
真田幸隆が真田家の菩提寺として天文16年（1547年）に創建した。寺の周辺は、幸隆が本拠地としていた一帯であり、屋敷跡や松尾古城などの遺構のほか、式内社山家神社などが所在する。その後、信之が移封となり松代に長国寺を建立し、長谷寺はその末寺となった。本堂の裏手墓地内に、幸隆夫妻と昌幸のお墓がある。
【場所】長野県上田市真田町長4646
【問い合わせ】上田市真田産業観光課／TEL.0268-72-4330
別所温泉・丸子温泉郷
(鹿教湯温泉・霊泉寺温泉・大塩温泉)
信州最古の温泉といわれる「別所温泉」。“美人の湯”として知られ、温泉街には旅館の内湯のほか３つの外湯に日帰り温泉施設、無料の足湯もあります。また「丸子温泉郷」には、文殊菩薩が鹿に化身してお湯のありかを教えたといわれ、古くから人気の「鹿教湯温泉」のほか、霊泉寺温泉や大塩温泉などの名湯があります。
【問い合わせ】上田市観光シティプロモーション課／TEL.0268-23-5408
真田氏歴史館
上田築城以前の真田氏の居館跡「真田氏館跡」に隣接する歴史館。館内では武具・甲冑や古文書など、真田一族の活躍が年代ごとにわかりやすく紹介されています。
【問い合わせ】真田氏歴史館／TEL.0268-72-4344
御城印
眞田神社で作成したオリジナルの印＆直筆の御城印。季節ごと変わるデザインもお楽しみに！
【頒布場所】眞田神社 上田市二の丸／上田市観光会館2階
【問い合わせ】上田市観光シティプロモーション課／ TEL0268-23-5408
上田市観光会館
上田城跡公園のすぐ東側にあります。1階は売店と蕎麦店、2階が観光案内です。トイレ、休憩コーナー、甲冑展示もあります。市内、周辺地域の観光のパンフレット、イベント情報など多数揃えております。
【場所】長野県上田市大手2-8-4
【問い合わせ】0268-23-5408
【営業時間】平日 8:30～18:00 土日祝日 9:00～18:00 年末年始 10:00～15:00
真田氏歴史館
武田二十四将として活躍した真田幸隆をはじめとする真田一族の歴史を古文書や武具等の豊富な資料で紹介しています。館内の展示は、年代に沿って配置されており、観覧していくうちに真田氏の活躍の様子をわかりやすく理解することができます。
【場所】上田市真田町本原2984番地1
【営業時間】9:00〜16:00
【問い合わせ】0268-72-4344
【休館日】火曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始
池波正太郎真田太平記館
折りにふれ、上田の人々の顔を思い、上田の町を思うことは、私の幸福なのである。と、直木賞作家の故・池波正太郎氏の思いと氏の歴史小説「真田太平記」を縁に平成１０年に開館し池波文学を紹介しています。
【場所】長野県上田市中央3-7-3
【営業時間】10:00～18:00（ただし入館は17:30まで）
【問い合わせ】 0268-28-7100
【休館日】水曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始