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平成24・25年度「市民による事業評価」
市の対応方針を決定しました
市では、市民の皆さんが、「この行政サービスがあって良かった」「上田で暮らして良かった」と思っていただけるよう、行政サービスの良い点・見直す点などの評価を行い、これからのサービスの目指すべき姿を市民の皆さんとともに考える場として、「市民による事業評価」を行ってきました。
平成25年2月から、35人の委員がテーマごとに分かれて議論を重ね、平成25年12月18日に評価結果の提言がありました。
今後は提言を踏まえた対応方針に沿い、それぞれの事務事業について取組を進めていきます。
対応方針
市としての対応方針については以下をご覧ください。
「市民による事業評価」の評価結果が提言されました
テーマ「高齢者施策」
審議の視点 生涯を住み慣れた地域で暮らすためにはどうしたらいいのか
評価した事業 |
事業の概要 |
評価結果とそのポイント |
|
---|---|---|---|
(1)家庭介護者慰労金支給事業 |
要介護者と同居している介護者に10万円を支給 |
改善 |
支給対象者は拡大・支給額は見直し |
(2)敬老祝金支給事業 |
88歳に1万円、99才以上に3万円を支給 |
縮小 |
敬老の意を表しながらも、長寿化の現代、見直しが必要 |
(3)高齢者(老人)福祉センター |
60歳以上の方の健康増進などを目的に市内4か所に設置 |
改善 |
施設の老朽化対策及び役割の明確化 |
(4)生きがい対応型デイサービス |
高齢者の閉じこもり防止・介護予防のため、レクリエーション・機能訓練などを実施 |
改善 |
閉じこもり防止などの目的を達成するための見直し |
(5)在宅介護者リフレッシュ事業 |
在宅介護者の慰労のため、1泊2日、日帰りの旅行を実施 |
廃止 |
参加者が少なく固定されている |
(6)徘徊高齢者家族支援事業 |
徘徊のある認知症高齢者のGPS機能付端末所持の費用を補助 |
改善 |
事業の普及啓発 |
(7)高齢者介護保険利用料助成給付事業 |
低所得者の在宅介護サービス利用料を助成 |
縮小 |
資産要件も加えた適正な助成制度への改正 |
テーマ「青少年の育成」
審議の視点 地域の大人が子どもにどのように関わっていくのか
評価した事業 |
事業の概要 |
評価結果とそのポイント |
|
---|---|---|---|
(1)青少年育成推進指導員制度 |
青少年育成を地域で考える機会を作るコーディネーター制度 |
改善 |
青少年育成推進指導員の役割の充実 |
(2)少年補導委員 |
各地域で青少年の非行防止や健全育成のため巡回活動を実施 |
改善 |
指導から育成に向けた役割の見直し |
(3)子ども会育成連絡協議会 |
子ども会の育成のための連合組織。179の子ども会が加入 |
拡充 |
自治会活動としての位置付けと研修の充実 |
(4)野外活動リーダー養成講座 |
主に自然体験活動を指導できる人材を育成 |
改善 |
実践に役立つ研修の強化 |
(5)地域住民による学校支援事業 |
地域団体が小中学校で、学習支援や環境整備などボランティア活動を実施 |
拡充 |
地域が学校とともに子どもを育てる支援体制の構築 |
(6)上田市スポーツ少年団活動補助金交付事業 |
スポーツ少年団の活動費の補助 |
改善 |
指導者の養成と予算の増額 |
テーマ「地域リーダーの育成」
地域リーダーを育てる取組や活躍するきっかけをどのようにしたらいいのか
評価した事業 |
事業の概要 |
評価結果とポイント |
|
---|---|---|---|
(1)地域づくりコーディネーター養成講座 |
住民の主体的な地域づくりの活動をコーディネートする人材を養成するための講座 |
改善 |
目的の明確化
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(2)わがまち魅力アップ応援事業 |
自治会や5人以上の団体が主体的に取り組む地域づくり活動に対し、200万円を上限に助成 |
改善 |
事業実施者同士の交流の場づくりと実施事業の報告と評価
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(3)地域福祉推進リーダー養成講座 |
地域福祉の推進役となるリーダーを育成するための講座 |
改善 |
真に地域で活動するリーダーの育成
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(4)農ある里山暮らしのすすめ講座 |
里山暮らしから新しい地域づくりを考え、地域リーダーを育成するための講座 |
改善 |
目的と手段を明確にして開催
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(5)川西里山・水辺をつなぐ会 |
里山や水辺の自然を守り、未来の子どもたちへ引き継ぐとともに地域づくりを進める会 |
拡充 |
他地域での関係団体の連携を推進 |
市民評価委員の役割
「審議の視点」は、「生涯を住み慣れた地域で暮らせる」「地域の大人が皆で子どもを育てている」「様々な分野の活動が盛んに実施され地域の課題も解決される」など、市民の誰もが、こうあって欲しいと望む地域の実現を目指すためのものです。
具体的には、各テーマの「審議の視点」から、テーマに関係する事務事業について、市の事業担当課と質疑を行い、その良い点・見直すべき点などについて評価するとともに、市民評価委員同士や市の事業担当課と意見交換を行いながら、「これからの行政サービスの目指すべき姿」を検討したものです。
委員構成 市民評価委員名簿[PDFファイル/44KB]
会議開催状況
会議開催状況(平成25年2月12日から)