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性の多様性

更新日:2024年6月19日更新
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性の多様性について正しい知識を身につけ、理解を深めましょう

 性的指向により恋愛や性愛の対象が同性または両性である人や、身体の性と心の性(性自認・ジェンダーアイデンティティ)が一致しないため違和感に悩む人は、周囲の無理解により心ない目で見られるなど、差別や偏見の対象となっています。
 そのため、差別や偏見を受けることを恐れて、性のあり方を周囲に打ち明けられず苦しむ人たちがいます。従来の性区分や性のあり方を前提とした価値観より、社会生活を送る上で支障を生じたり、不利益を強いられたりすることもあります。

 令和4(2022)年度に行った「人権に関する市民意識調査」では、性的少数者の人権で特に問題があると思う事柄は、「性的少数者に対する理解が足りないこと」が63.9%でもっともおおく、次いで「差別的な言動をすること」、「じろじろ見られたり、避けられたりすること」となっています。すべてお人の人権が尊重され、性別等の違いによって困難な状況に置かれることがないよう、性の多様性についての正しい知識を身につけ、理解を深める必要があります。

LGBTってなに?

L(レズビアン):同性を好きになる女性
G(ゲイ):同性を好きになる男性
B(バイセクシュアル):両性を好きになる人
T(トランスジェンダー):生物学的・身体的な性、出生時の戸籍上の性と性自認が一致しない人

「LGBT」という言葉を上記4つのあり方に限らない性的マイノリティの総称として用いるのが一般的です。
(出典 厚生労働省「職場と性的指向・性自認をめぐる現状」)

性的指向ってなに?

 性的指向とは、人の恋愛・性愛がいずれの性別を対象とするかを表すものであり、具体的には、恋愛・性愛の対象が異性に向かう異性愛、同性に向かう同性愛、男女両方に向かう料性愛などを指します。
(出典 人事院「性的指向・性自認について」)

生きづらさの解消に努めます

 「上田市男女共同参画計画」などに基づき、講演会や研修会などを通じて、性の多様性に関する市民の理解を促進するとともに、性的マイノリティ
(少数者)に関する悩みや困りごとに対する相談や性自認及び性的指向に関して名網や不安を抱える児童・生徒への適切な配慮を実施するなど、性的マイノリティ(少数者)の方々の生きづらさの解消に努めます。