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SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた上田市の取組
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
第二次上田市総合計画 後期まちづくり計画
第二次上田市総合計画 後期まちづくり計画では、SDGsという世界共通のものさしを導入し、市の立ち位置や状況を客観的に分析するとともに、市の施策にSDGsのグローバルな課題解決を目指す目標を関連付け、持続可能な都市経営に努めていきます。また、SDGsとの関連性を紐付けすることにより、施策の実現に向けた方向性としてとらえるとともに、それぞれの分野間で目的を共有化し、市民・NPO・企業などの幅広い関係者との協働・連携により施策を推進し、上田市の未来に向けた持続的な発展を目指し取り組んでいくこととしています。
さらに、本計画に世界共通のわかりやすい目標を掲げることにより、世界の社会的課題に取り組むために相互に協力できるパートナーを結び付け、思いを同じくした市民や団体、企業などとともに、持続可能なまちづくりに向けた取組が期待されます。
上田市が「SDGs未来都市」に選定されました
2022(令和4)年5月20日、国(内閣府地方創生推進事務局)においてSDGs未来都市の選定結果が公表され、上田市が提案した『「ひと笑顔あふれ 輝く未来につながる健幸都市」上田の創造』がSDGs未来都市に選定され、野田地方創生担当大臣から土屋市長に選定証が授与されました。
(写真提供:内閣府)
「SDGs未来都市」とは
日本政府は2018年から「SDGs未来都市」を選定しています。SDGs未来都市とは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として選定されるものです。
2021年までに、すでに全国各地の124都市がSDGs未来都市に選定され、2022年には上田市を含む30都市が新たに選定され、地方におけるSDGsに資する取組を推進しています。