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希望をかなえるヘルプカードについて
希望をかなえるヘルプカード
令和元年6月に政府がとりまとめた認知症施策推進大綱では、認知症の当事者の視点に立って、本人発信支援、認知症バリアフリー、社会参加支援等を推進し、希望を持って日常生活を過ごせる共生社会の実現が目指されています。それらを具体的・一体的に進めていくための道具として、認知症の当事者による「希望をかなえるヘルプカード」の利用が可能であり、有効性が高いこと等が認知症介護研究・研修東京センターにより、明らかになりました。
●どんなカードなの?
当事者が望んでいること(やりたいことや続けたいことなど)を、安心してスムーズにできるために、当事者が使うカードです。周りの人に自分が望むことやちょっとわかって欲しいこと、お願いしたいことを書いておき、必要な時にだけ見せて使います。
●使うメリットは?
・自分をわかってもらえる
・望みや不安、伝えたいことをわかってもらえる
・忘れても大丈夫
・話さなくても伝わる
・パニックを防げる
・緊急時や災害時の備えになる
●誰が使うの?
使いたい人が誰でも使えます。
認知症の診断を受ける前の段階の人から、診断を受けた直後の人、地域に出掛けている人、ほとんど 出掛けなくなっている人まで、様々な人たちがカードを使って暮らしやすくなっています。
●どんな内容を書くの?
例)
・「○○に行く道を教えてください」
・「うまく字が書けないので、代筆をお願いします」
・「この操作を教えてください」
●どこに入れておくの?
例)
・財布、お薬手帳、障がい者手帳などに入れる
・ケースに入れてカバンにつける
・ネームホルダーに入れる
●カード・リーフレット等のダウンロードができます
【詳細】
認知症介護研究・研修東京センター
https://www.dcnet.gr.jp/support/research/center/detail_391_center_1.php<外部リンク>
【添付】
●希望をかなえるヘルプカード ひな型(PDF形式 94キロバイト)
https://www.dcnet.gr.jp/pdf/kenkyu/t_r3rouken_no4_02.pdf<外部リンク>
●認知症のご本人等向け紹介用リーフレット(PDF形式 744キロバイト)
https://www.dcnet.gr.jp/pdf/kenkyu/t_r3rouken_no1_02.pdf<外部リンク>
●行政・支援者用スタートガイド(PDF形式 1,796キロバイト)
https://www.dcnet.gr.jp/pdf/kenkyu/t_r3rouken_no2_02.pdf<外部リンク>
●カードをお渡します
ご自身でカードの印刷ができない方には、カードの実物をお渡しします。
高齢者介護課・認知症担当までお声掛けください。