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上田市地域振興事業基金

更新日:2022年9月30日更新
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基金運用について

上田市は、地域振興に資することを目的に基金を造成し「上田市公金管理及び運用に関する基準」及び「上田市地域振興事業基金の債券運用に関する申し合わせ事項」を踏まえ、安全性を最優先にしつつ効率的に債券運用を行っています。少しでも運用益を得て市の様々な施策に活用することは、地域の発展や地域住民の方々お一人おひとりの福祉の増進などにつながっていきます。

社会貢献債への投資表明

独立法人国際協力機構が発行する「JICA債」への投資について

基金の運用の一環として、さらに資産運用を通じた社会貢献への取組として独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」への投資を実施しました。

「ソーシャルボンド」とは、「調達資金のすべてが、新規または既存の適格なソーシャルプロジェクト(社会的課題への対処・軽減、ポジティブな社会的成果の達成を目指すプロジェクト)の一部又は全部の初期投資又はリファイナンスのみに充当される債券」です。

JICA債の調達資金は、JICAが実施機関となっている政府開発援助(ODA)の有償資金協力事業を通じて、開発途上地域の経済・社会の開発、日本および国際経済社会の健全な発展のために使用されます。なお、JICA債は国際資本市場協会(ICMA)の定めるソーシャルボンドの要件に従った債券として、第三者機関よりセカンドオピニオンを取得しています。また、JICA による債券の発行は、日本政府から SDGs(持続可能な開発目標)を達成するための具体的施策の一つにも位置付けられています。

このように、JICA債への投資は開発途上地域の貧困削減・持続可能な経済成長支援を後押しする観点、また、地球規模の環境問題・社会課題の解決に貢献することで持続可能な国際社会づくりに繋がるという観点から、サステナブルなESG投資としての性格・意義を有しています。

今後も適切なリスク管理のもとで、同様の投資を実施するとともに、国から選定されたSDGs未来都市としての施策推進に向け、社会的使命・役割を十分に果たしてまいります。

2022年9月30日 上田市

「SDGs未来都市」選定について [PDFファイル/604KB]

 

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