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椀子(マリコ)ヴィンヤードの歩み

更新日:2019年12月12日更新
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陣場台地の遊休荒廃地化

丸子地区塩川の陣場台地は、遥かに浅間山、蓼科山など360度見渡せる眺望に富んでいます。
この地域は年間降水量が平均900ミリと少なく、干害を受けやすい場所でしたが、かつては盛んだった養蚕のための桑畑が広がっていました。昭和40年代からは桑畑に変わり薬用人参の栽培が行われてきましたが、連作障害や価格の低迷、農家の高齢化等により作付けが減り、平成に入ってからは陣場台地の農地約25ヘクタールのほとんどが遊休荒廃化していました。

ワイン用ぶどう栽培の導入

このような中、世界水準の高級ワイン造りを目指して、長野県内に自社栽培地を探していたメルシャン株式会社の求める気象条件等と合致しているとして、陣場台地が栽培候補地となりました。
地域の遊休荒廃地の解消と地域振興に鑑み、地権者の同意も得て事業導入を決定し、平成14年から長野県の地域づくり総合支援事業により農地造成や、排水路や調整池の整備などを実施して、平成19年度末に21ヘクタールの造成が完了しました。
造成前_造成中_造成後
造成前 造成中 造成後

椀子(マリコ)ヴィンヤードの開園

このワイン用ぶどう畑は『椀子(マリコ)ヴィンヤード』と命名され、安定的に年間80トン以上の収量を目指して栽培が始まりました。メルシャン(株)は「農業生産法人(有)ラ・ヴィーニュ」を設立し、地元雇用を含め常時5名体制でメルロー、シャルドネを中心に主に6種類のワイン用ぶどうを丹精込めて栽培しています。

年度 収穫量(トン)
平成16年度 0.1トン
平成17年度 1月1日トン
平成18年度 10トン
平成19年度 6トン
平成20年度 14トン
平成21年度 36トン
平成22年度 18トン
平成23年度 38トン
平成24年度 73トン
平成25年度 68トン
平成26年度 90トン
平成27年度 87トン