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後払い決済サービスが関連する消費者トラブルにご注意ください!

更新日:2025年7月30日更新
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  インターネット通販における便利な決済手段の一つとして「後払い決済サービス(※)」が利用されています。後払い決済サービスは商品が手元に届いた後で支払うことができることに加え、クレジットカード番号等を販売業者に伝えずに決済できるため、気軽に利用できる点が大きなメリットとされている決済手段です。

 その一方で、全国の消費生活センターには後払い決済サービスが利用された取引に関するトラブルの相談が多く寄せられており、注意が必要です。

(※)クレジットカード等を用いず、2か月以内での後払いができるサービスのこと。

 

相談事例

〔事例1〕解約したのに後払い決済サービスで請求を続ける定期購入業者とのトラブル

〔事例2〕契約を断った消費者に後払い決済サービスで教習料金を請求する自動車教習所とのトラブル

〔事例3〕後払い決済サービス事業者から突然請求される購入した覚えのない商品代金に関するトラブル

 

相談事例からみる問題点

●消費者対応が十分ではない販売業者が後払い決済サービスの加盟店になっている。

●消費者トラブルを発生させている販売業者に関する情報を、後払い決済サービス事業者が積極的に把握せず、その結果、迅速な調査が不十分なことがある。

●後払い決済サービスが悪用されている。

 

消費者へのアドバイス

後払い決済サービスの利用時に限らず、契約前には表示や料金、契約条件などをしっかり確認し、契約するか慎重に検討しましょう

 後払い決済サービスでは特に定期購入の相談が多くみられます。「定期縛りなし」「回数縛りなし」という広告であっても、「いつでも解約できるものの、消費者が解約しない限り、定期的に商品が送られてくる契約(最低購入回数の指定がない契約)」である可能性があるので、契約前にしっかり確認し、契約条件に関する記載は全てスクリーンショットなどで保存しましょう。

 定期購入に限らず、「今だけのキャンペーン」など、すぐに契約をした方がお得と思わせる勧誘や広告のほか、「今すぐに予約しないとなかなか予約が取れない」など、不安をあおり契約を急かすような事例もみられるため、このような勧誘をされた場合は、その場で判断せず、周囲に相談するなど、慎重に検討しましょう。

後払い決済サービスの利用であっても慎重に検討しましょう

 後払い決済サービスは、クレジットカード番号等を販売業者に伝えないですむこともあり、気軽に利用できる一方で、なかには消費者対応が十分ではない販売業者が後払い決済サービスを利用している場合もありますので、後払い決済サービスだからといって安心せず、契約する場合は慎重に検討しましょう。

販売業者とトラブルになった場合は、後払い決済サービス事業者にも連絡しましょう

 トラブルになった際は、まずは契約した販売業者と話し合うことになりますが、販売業者に問い合わせても対応してくれないなど、対応に問題がある場合は後払い決済サービス事業者にも連絡し、販売業者の対応について情報提供しましょう。

不安に思った場合やトラブルになった場合には、消費生活センターに相談しましょう

 消費生活センター

 

関連情報

 増加し続ける後払い決済サービスが関連する消費者トラブル-商品が届いた後に支払えるからといって安心せず、契約条件をよく確認しましょう-(国民生活センターウェブページ)<外部リンク>