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通販サイト、宅配便事業者などをかたる偽SMS・メールに警戒を!!
通販サイト、クレジットカード会社、宅配便事業者などの実在する組織をかたり、パスワードやID、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を搾取するフィッシング詐欺に注意しましょう。
普段よく利用する事業者からのメッセージに見えても、実は危険なフィッシングの手口かもしれません。
フィッシングのイメージ
❶通販サイトを装った偽SMS(ショートメール)や偽メールが届く。
❷記載されているURLから偽サイト(フィッシングサイト)に誘導される。
❸誘導された偽サイト(フィッシングサイト)で個人情報やクレジットカード情報などを入力する。
❹入力した情報が不正利用されて身に覚えのない請求を受ける。
かたられる事業者等 |
偽SMS・偽メールの内容 |
通販サイト・フリマサイト | 支払方法に問題がある、不正利用が確認された、アカウントで異常な動作が検出された。など |
クレジットカード会社・金融機関 | カードの不正な取引があった、本人の利用かどうか確認させてほしい、回答がない場合、カードの利用制限が継続される。など |
宅急便事業者 | お客様宛のお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記によりご確認ください。など |
携帯電話会社 | 支払が滞っている、通信サービスの停止と契約解除通告のお知らせ、携帯電話料金未納の為、今日までに○○万円を支払うように。など |
公的機関 | 未払いの税金がある、納付期限を経過した税金を完納していません。など |
相談事例
■通販サイトから「支払方法に問題がある」とのSMSが届いた。疑いもせず添付のURLをタップし、クレジットカード番号を入力したら、合計4万円の身に覚えのない決済があった。
■宅配便事業者から不在通知のSMSが届き、「確認のため指定のアプリをインストールしてほしい」とあり、インストールした。その後、高額な請求が来たので利用明細を確認したところ、10件以上の不審な利用があり、約6万円の身に覚えのない請求があった。
■契約している携帯電話会社を名乗り「ご利用料金のお支払いが確認できておりません」とのSMSが届き添付のURLにアクセスし、ログインIDとパスワードの入力をした。その後、8万円の身に覚えのない請求があった。
トラブルに遭わないためのポイント
●メールやSMSに記載されたURLには安易にアクセスしない。
●フィッシングサイトにアクセスしてしまっても、個人情報は絶対に入力しない。
●クレジットカード情報などを入力してしまったら、すぐにカード会社などに連絡する。
●日ごろから、ブックマークした正規のURLや正規のアプリからアクセスする。
トラブルになったときは消費生活センターへ相談しましょう
電話:0268-75-2535
消費者ホットライン
(局番なし) 188