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塩田平が「美しい日本の歴史的風土 準100選」に

更新日:2019年12月12日更新
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 塩田平は、安楽寺八角三重塔や前山寺三重塔、中禅寺薬師堂、生島足島神社などの文化財群や、塩田城などの史跡、かんがい用のため池、のどかな田園風景が、独鈷山や夫神岳をはじめとする周囲の山々の自然環境と一体となって、独特の歴史的風土を醸し出しています。
 こうした日本らしい風景を保っている地域を保全・継承していくため、平成19年2月、「美しい日本の歴史的風土100選」実行委員会(古都保存財団ほか)は、全国から寄せられた698か所の推薦地域の中から、上田市が推薦した塩田平を「塩田平の歴史的文化的遺産」として「美しい日本の歴史的風土準100選」に選定しました。
前山寺三重塔(藤の花や木々の緑、背景の山が一体となった美しい風景)

「美しい日本の歴史的風土100選」選定事業

美しい日本の歴史的風土100選の選定証

 古都保存法施行40周年を記念して、古都保存財団など10団体で構成する「美しい日本の歴史的風土100選」実行委員会が、平成18年10月から12月にかけて、全国から歴史的・文化的遺産が周囲の自然環境と一体となった「美しい歴史的風土」を形成している地域を募集したものです。
 上田市から推薦した「塩田平」は、「塩田平の歴史的文化的遺産」として準100選に選定され、平成19年3月に選定証が交付されました。

「歴史的風土」とは?

 歴史的な建物や庭園、町並み、街道、遺跡、神社仏閣、田畑、ため池、湧水などの歴史的・文化的遺産が、周りの山々や丘陵地、水辺などの自然環境と一体となって日本らしい風情を醸し出している地域を指しています。

かけがえのない財産

 塩田平は、信州屈指の古社である生島足島神社があり、鎌倉時代には「信州の学海(がっかい)」と呼ばれるほど、学問研究の盛んな土地でした。また、鎌倉幕府の要職にあった北条義政が館を構え、以後3代にわたり一帯を治めた政治の中心地でもありました。江戸時代には上田藩の穀倉地帯として「塩田三万石」と呼ばれています。
 こうした、長い歴史の中で培われ、伝えられてきた歴史的・文化的遺産が、塩田平の美しい歴史的風土を形作っています。地域の誇りとして、また、私たちのかけがえのない財産として大切に受け継いでいくことが重要です。
市坂峠から眺めた塩田平
参考