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令和6年8月26日記者会見内容

更新日:2024年8月26日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 上田市防災訓練について
  3. 第二学校給食センター食育ツアーについて
  4. 9月市議会定例会について

1. 市長冒頭のあいさつ

報道機関の皆様には、お集まりいただきありがとうございます。
本日の記者会見では、9月市議会定例会に提案する議案を中心に御説明させていただくほか、今週末実施いたします上田市防災訓練などに触れてまいります。

2. 上田市防災訓練について

はじめに、8月31日(土曜日)に開催する上田市防災訓練について申し上げます。
今年度は、市内重点地区を選定し、市民が自ら考え行動する訓練として自助・共助を主体とした避難訓練を市内4地域にて実施いたします。
訓練の内容でございますが、重点地区内で指定しております指定避難所となる小学校5施設を会場として、地区内の自治会の皆様を中心とした避難訓練及び避難所運営訓練を実施いたします。
このほか、防災関係機関との連携によるペット同行避難訓練をはじめ、防災協定都市からも参画をいただきながら、災害が発生した場合のさまざまな場面を想定した訓練を予定しております。
また、自衛隊・警察・消防車両等の展示のほか、煙体験、地震体験、災害用伝言ダイヤル利用体験などの各種体験ブースを設営し、重点地区自治会の皆様だけでなく、お子様やご家族など、多くの方に体験いただける訓練として実施いたします。
今年は1月1日に能登半島地震による大規模災害が発生したほか、8月8日には、南海トラフ地震の想定震源域にある、宮崎県の日向灘(ひゅうがだな)沖で地震が発生しました。災害はいつどこで起きるかわかりません。この機会にぜひ会場にお越しいただき、防災への関心を高める契機としていただきますようお願いいたします。

3. 第二学校給食センター食育ツアーについて

次に、第二学校給食センターの食育ツアーについて申し上げます。
新第二学校給食センターは、令和6年1月から稼働を開始し、子どもたちにとって、安全・安心でおいしい学校給食を、年間約200日、市内小学校15校に1日約6,000食提供しております。
また、同センターは、調理の様子を見ることができる見学窓や栄養、郷土食などについて学ぶ食育ホールを設け、食育の推進を図るための食育センターとして位置づけております。
この度、この食育ホールを活用したイベントを11月12日(火曜日)と18日(月曜日)に開催いたします。
今回のイベントは、センター内の最新設備を使った調理の様子の見学や、給食の試食、栄養教諭による食育講座等をとおして、家族の健康について考え、家庭での食生活に活かしてもらうことを目的に、上田市内の小学校へ通学している児童の保護者を対象として実施します。詳細はお配りしたチラシを御覧ください。
今後も、子どもたちが自分の「食」、食べることに関心を持ち、学ぶことで、より一層の食育の推進を図ってまいりたいと考えております。

4. 9月市議会定例会について

続きまして、9月市議会定例会に提案する議案について申し上げます。
今回提案いたします案件は、条例案が5件、決算認定が11件、予算案が3件、事件決議案が5件、報告案件が1件の合計25件であります。
それでは、今回提案いたします案件につきまして、順次、御説明させていただきます。

(1) 条例案について

はじめに、条例案について申し上げます。
会見資料の1ページを御覧ください。「上田市真田温泉健康ランドふれあいさなだ館条例等中一部改正について」及び「上田市公民館条例等中一部改正について」並びに「上田市解放会館条例等中一部改正について」の3件につきましては、公の施設において、利用者負担の適正化及び社会経済情勢の変化に的確に対応するため、今年1月「公の施設における使用料等の考え方」を策定いたしました。
この基本方針を踏まえて、施設使用料改定や施設利用者の利便性向上と施設の活用に向けて、貸出区分を1時間単位に見直すなど、関係するそれぞれの施設条例を改正するための議案を提案するものです。
このほか「上田市国民健康保険条例中一部改正について」など計5件を提案いたします。

(2) 決算・予算について 

ア 令和5年度決算概要について

次に、「決算・予算について」です。
今定例会には、令和5年度決算認定の議案を提案いたしますことから、まず、一般会計及び特別会計等の決算概要について申し上げます。
一般会計、歳入総額は、794億6,129万円余、前年度比較で、4.1パーセントの増となり、歳出総額は、769億3,383万円余、前年度比較で、4.6パーセントの増となりました。
また、本年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は、20億1,746万円余の黒字決算となりました。
なお、令和5年度の歳出総額は、前年度比較で34億317万円余の増となりましたが、これは、住民税非課税世帯等への臨時特別給付金給付事業費や第二学校給食センター改築事業の本格化に伴う増額等によるものです。
次に、特別会計6会計は、いずれも黒字、若しくは歳入歳出同額の決算となりました。特別会計全体で、歳入総額は、341億4,788万円余、歳出総額は、337億3,818万円余となり、差し引き、4億969万円余の黒字決算となりました。
次に、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」による健全化判断比率及び公営企業における資金不足比率について申し上げます。
現時点では、速報値による暫定数値ですが、財政の健全性を示す4つの財政指標のうち「実質公債費比率」ですが、前年度と比べ、0.1ポイント増の5.3パーセントとなり、早期健全化基準である25パーセントを大きく下回っております。
次に、「将来負担比率」は、19.4パーセントと前年度の決算数値から8ポイント改善しており、こちらも早期健全化基準である350パーセントを大きく下回っております。
なお、残りの2つの「実質赤字比率」及び「連結実質赤字比率」は、黒字での決算となったことから、該当はありません。
また、公営企業の健全化を判断する「資金不足比率」につきましても、全ての会計で、該当はありませんでした。

イ 9月補正予算の概要について 
  • 予算規模等について 

次に、9月補正予算の概要について申し上げます。
今回の9月補正予算は、一般会計のほか、介護保険事業特別会計、公共下水道事業会計に係る予算計上となります。
一般会計補正予算第3号でございますが、6月補正予算編成以降に必要が生じた諸事業等についての関係経費の計上するもので、22億3,485万円の増額補正でございます。
これらの補正予算により、一般会計の予算規模は、758億2,355万円となり、前年度同時期の予算額と比較して、1.7パーセント、金額といたしましては、12億9,554万円の増となっております。(前年同期の予算規模 745億2,801万円)
また、特別会計におきましては、介護保険事業特別会計における事業費の精算に伴う国庫支出金等過年度分返還金などの計上となります。

  • 補正予算の特徴について 

次に、一般会計補正予算第3号の特徴的な内容について申し上げます。
一つ目として、6月補正予算編成後の諸事情により予算化の必要が生じた新規等の事務事業経費となりますが、土地開発公社や土地開発基金等が保有する土地の一元管理を進めるための公有財産管理事業や児童手当の抜本的拡充による支給関連経費、子育て世帯訪問支援事業の利用者増加に伴う追加事業費、脱炭素先行地域計画に基づく地域エネルギー会社の実施事業への補助金などであります。
二つ目として、市民の皆様の安全・安心を確保するための老朽施設の更新や長寿命化、また防災・減災対策といたしまして、生活関連道路等整備事業や緊急自然災害防止対策事業の追加実施経費、特定空家の行政代執行による除却経費や空家解体への補助金の追加計上のほか、旧市民会館解体に向けた事前工事費も計上し、上田城跡整備を前に進めてまいります。
決算、補正予算については、以上です。

(3) 事件決議案、報告案件について 

次に、事件決議案につきましては、「公有財産の無償譲渡について」など、計5件の提案を予定しております。
このほか、専決処分した事件について、議会への報告と承認を求める案件が1件ございます。
以上、提案する議案の概要について申し上げました。
私からは以上です。