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令和7年1月28日記者会見内容

更新日:2025年1月28日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 令和7年を迎えて
  3. 市政の取組について
  4. 各種イベントについて
  5. 結びに

1. 市長冒頭のあいさつ

報道機関の皆様には、お集まりいただき感謝申し上げます。
本日は、令和7年最初の記者会見となりますので、この1年に向けた私の抱負と市政の取組について触れてまいります。

2. 令和7年を迎えて

​今年は、私の市長としての任期も2期目の最終年度を迎えることとなります。
これまでの間、市長公約として掲げた上田再構築に向け、「市民力」と「共感力」を活かしたまちづくりに力強く取り組むとともに、市民の皆様のご理解とご協力を賜りながら、着実に各種施策を推進してまいりました。
しかしながら、私たちを取り巻く社会情勢は刻々と変化し、行政課題は山積していることから、本年を、5年後、10年後、そしてその先の未来に向けた確かな一歩とすべく、全身全霊を傾け不撓不屈の一心で市政運営に邁進してまいります。
特に、市政における重要課題と位置付けております資源循環型施設の早期建設に向けましては、地元の皆様にご理解とご協力をお願いし、着実な前進を図ってまいります。
水道事業につきましては、将来にわたり安全・安心な水を安定供給するために、しっかりとした方向性を示せるよう、引き続き、全力で取り組んでまいります。
これらの課題解決には、市民の皆様との対話がより一層重要であり、多様なご意見やアイデアを市政に反映させ、共に上田市の未来を描いてまいりたいと考えております。
また、七つ櫓の復元という大きな夢への挑戦、持続可能な地域社会の実現に向けた環境施策の推進など、歴史と自然が調和した、魅力ある都市づくりにも取り組んでまいります。
加えて、本年は戦後80年という歴史的節目を迎え、本市におきましても、非核平和都市宣言を行ってから15周年となることから、深い歴史の教訓を未来に伝え、平和への誓いを新たにするための平和記念事業にも取り組むことで、私たちの平和に対する姿勢を改めて強く意識し、次世代へ平和のバトンを渡す意思を示し、平和文化を発信してまいります。
これまで築き上げてきた基盤をさらに強化し、新たな挑戦を続けるとともに、市民の皆様お一人おひとりの想いに寄り添い、より良い上田市の実現を目指してまいります。

​3. ​市政の取組について

(1)上田城跡駐車場の有料化について

次に、市政の取組について触れてまいります。

はじめに、上田城跡駐車場の有料化について申し上げます。
上田城跡公園には有料の「北観光駐車場」と無料の「上田城跡駐車場」があり、使用する皆さまのご負担の不均衡と、無料駐車場への目的外での長時間駐車が、かねてからの課題となっておりました。
そこで市では、上田城跡公園の利便性向上と駐車場環境の改善を目指し、公園周辺の3つの駐車場を有料化するとともに、駐車場の名称を「上田城跡北駐車場」、「上田城跡南駐車場」、「上田城跡バス駐車場」と変更いたします。
有料化に向け駐車場運営を民間事業者に移行することとし、公募型プロポーザル方式により、慎重な審査の結果、運営事業者を「タイムズ24株式会社」に決定したところであります。
これらの駐車場につきましては、キャッシュレス決済がご利用いただけるようになり、料金精算も出口精算のほかに事前精算が可能になります。このほか、駐車場の出入口看板やインターネットから混雑状況を確認できるようになるなど、利便性の向上を図ってまいります。
有料駐車場としての運用開始は、3月15日(土曜日)の午前8時からを予定しておりますので、皆様には、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

​(2)上田市ファンコミュニティサイト「うえだUP!」の開設について

次に、上田市ファンコミュニティサイト「うえだUP!」の開設について申し上げます。
当市では、多くの方から「来たい、また来たい、住みたい、住み続けたい都市」として選ばれる都市の実現を目指し、上田の様々な魅力を戦略的、効果的に市内外に発信してくためシティプロモーションに積極的に取り組んでおります。
これまでにも、様々な機会や情報媒体を活用し、魅力発信を進めておりましたが、この度、上田の魅力を総合的に発信しながら、上田市のファンが交流し、上田市を盛り上げていく、コミュニティサイト「うえだUP!」を公開いたしました。
この「うえだUP!」では、市外の方に上田市を知ってもらう、来てもらうために、観光・イベント情報をはじめ、文化・芸術、移住など幅広い分野にわたって、まちの魅力を集約するとともに、市民リポーターが取材した、身近な地域の話題なども掲載しております。
また、ファンの集う場として、入会・年会費無料のデジタル会員証の発行、会員同士で交流できるコミュニティページや、会員登録した方のみがもらえる限定コンテンツや特典などを予定しています。
多くの方に会員登録をしていただき、「うえだUP!」を活用しながら、新しい魅力を見つけ、楽しみながら上田市を応援してほしいと思います。

(3)日本遺産短編小説集の出版について

次に、日本遺産短編小説集の出版について申し上げます。
上田市日本遺産のさらなる普及啓発と情報発信を目的として、令和5年度の文化庁日本遺産 魅力増進事業に採択をいただき、上田市日本遺産の認定ストーリーや、構成文化財を題材にした短編小説10作品を制作しました。
今年度、引き続き、同事業に採択をいただきましたことから、書籍化を進め、1月10日に「信州上田10ストーリーズ」が発売となりました。
書籍化にあたり、「表紙絵・挿絵コンテスト」を開催したところ、市内外から、250作品以上の応募があり、多くの方に関心を寄せていただいたと大変嬉しく思っております。
市内の書店を中心に、県内及び首都圏等での販売に加え、インターネットでの販売も行っております。今回の短編小説をきっかけに、上田市の日本遺産に関心を持っていただく方を増やし、来訪につなげてまいりたいと考えております。​

4. 各種イベントについて

次に、各種イベントについて申し上げます。
「第6回上田氷灯ろう夢まつり」が、2月7日(金曜日)から11日(火曜日、祝日)までの5日間、別所温泉を幻想的な明かりで彩るイベントとして開催されます。
2025年は「復活と再生」の巳年でありますことから、夢に向かって柔軟にしなやかに変化できる年として、生命力と金運をテーマに北向観音堂をライトアップするほか、氷灯ろうやボールライトで温泉街に情緒ある雰囲気を演出いたします。
また、2月8日(土曜日)には、丸子地域の陣場台地研究委員会による「ワインを楽しむ会in丸子」が丸子文化会館で行われます。
上田市内ワイン生産者5社が集結し、ワイン生産者によるミニワインセミナーのほか、軽食や音楽も併せて、ぜひお楽しみいただきたいと思います。​

5. 結びに

1月20日から暦の上では、「大寒」に入り、一年でも寒さが最も厳しい時期となりました。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の罹患者は、減少傾向にありますが、冬は感染症以外でも風邪などで体調を崩しやすい時期でもあります。
皆様には、今一度、うがい・手洗いなどの基本的な感染症予防対策を徹底いただくとともに、普段から十分な栄養や休養を取るなど、体調管理に心がけていただきたいと思います。
また、冬は寒暖差によるヒートショックが起こりやすい時期でもあります。暖かい部屋から寒い脱衣所やトイレに移動する際など、急激な温度変化は血管や心臓に大きな負担がかかることがあり、血圧の変動によりめまいや意識を失う危険もあります。
市の温泉等の施設については、皆様が安全快適に御利用いただけますよう管理運営に努めてまいりますが、施設や自宅での入浴の際は、徐々に体を温めたり、しっかりと水分補給をするなど、体に負担のかからないようご留意いただければと思います。
加えて、先週木曜日にプレスリリースでお知らせしたところですが、アクアプラザ上田の天井に設置されたダクトの支持金具の一部が落下したことを確認したため、当面の間、臨時休館とし、点検を実施します。
プール等をご利用の皆様にはご不便・ご心配をおかけして申し訳ありませんが、ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。
まだしばらく寒い日は続きますが、無理のない運動や入浴などで健康快適な冬をお過ごしいただければと思います。

私からは以上です。