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平成30年10月定例記者会見内容

更新日:2019年12月12日更新
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目次

  1. イタリアへの渡航について
  2. エフエムとうみを活用した情報発信について
  3. 第12回上田城紅葉まつりの開催について
  4. 質疑応答

1.イタリアへの渡航について

 ラクビーイタリア代表のチームが、今年菅平高原でトレーニングキャンプを行いました。
 これは、昨年の10月にイタリアラグビー連盟と合意に至ったというところに基づいて行われました。
 本年は5月26日から6月3日までの9日間にわたって行われました。
 また、来年、2019年のワールドカップ本番の直前には、9月上旬に予定されていると聞いております。
 こうした中、今回、イタリアラグビー連盟から、この5月にですね、代表チームが菅平高原でトレーニングキャンプを行った際、地元の皆様から大変な歓迎を受け、また、素晴らしいトレーニングキャンプの環境を整えていただいておることに感謝をしているというお話がありました。
 また、これまでもイタリア連盟関係の皆様が来日した際には、それぞれ、こちらも地元としまして、温かいおもてなしをさせていただき、それに対して感謝をしているということでありました。
 そして、また、連盟といたしましてもこのような友好的な関係を今後も維持、継続をしていきたいというふうにおっしゃっておりました。
 そして、今年のキャンプを踏まえまして、来年のキャンプに向けて両者で内容などについて確認をしたいということから11月にフィレンツェで行われますテストマッチこれは国際試合ですが、これに併せまして公式にご招待をいただいたというものであります。
 また、上田市としましても、来年の受け入れに向けての準備や、キャンプ後の文化的、経済的な交流の進め方についても、連盟側と話し合いの機会を持ちたいと考えているということですから、今回、ご招待いただいたことに対しまして渡航をするということに至ったものであります。
 お手元には、日程につきまして資料があると思いますけども、11月8日から12日までの時差もありますので3泊5日という日程となっております。
 滞在中の予定につきましては、現在、連盟側と調整を取っているところでございますけれども、ラグビー連盟会長をはじめ、要職との懇談、トレーニング施設の視察、イタリア代表とジョージア代表、先程触れましたテストマッチ国際試合の観戦、また、両チームが集う公式晩餐会への出席を予定しております。
 イタリアに滞在できるのは約2日間と非常に短い期間となりますが、来年のワールドカップ本番直前のトレーニングキャンプに向けて、また、イタリアとの友好的な関係の維持継続に向けて実りある訪問としていきたいと考えております。

2.エフエムとうみを活用した情報発信について

上田市では、地域コミュニティFMであるエフエムとうみを活用した新たな情報発信といたしまして、11月1日からラジオ放送と、エフエムとうみ専用のアプリを使用したメール配信を実施してまいります。
 エフエムとうみと聞きますと、東御市を中心としたラジオ放送というイメージもありますが、上田市内でも、全域ではありませんけども放送を聴くことが可能であります。
 また、放送が聴きづらい地域や、放送エリア外でもスマートフォンなどの専用アプリをダウンロードすることで、放送を聴くことが可能となります。
 併せまして、専用アプリはプッシュ式メール配信機能のほか、関係機関が提供する道路状況や路面状況などのライブ映像も観ることができ、音声、文字、映像により、様々な情報が取得できる機能を備えていることから、上田市からの情報伝達手段の一つとして有効であると考えております。
 具体的な内容ですが、はじめに、上田市オリジナル番組の放送による情報発信として約30分の上田市オリジナル番組を毎週2回放送し、シティプロモーション用Webサイト「うえだ大好き」ともリンクさせ、地域のイベント情報を中心に様々なまちの魅力を情報発信してまいります。
 次に、エフエムとうみ専用アプリを活用した情報発信として、上田市メール配信サービスと連動させ、緊急・防災情報をはじめ、各種お知らせ情報を文字情報として専用アプリより配信いたします。
 また、避難情報につきましては、情報の緊急性をいち早く認識していただくために文字の配色を赤色に変え、プッシュ式通知で配信するとともに、音声情報としてラジオによる緊急放送も実施いたします。
 こうした取組を通じまして、情報伝達手段の多重化、多様化を図り地域防災力の強化に向け、市民一人一人が、緊急情報等をいち早く入手できる環境整備を推進するとともに、市の魅力を広く情報発信するシティプロモーションの推進にも繋げていきたいと考えております。
 今後、広報紙をはじめ、ホームページ、ツイッターなど様々な情報媒体により、このエフエムとうみのラジオ聴取とアプリの活用を広く周知してまいりたいと思っております。
 報道機関の皆様におかれましても、多方面への情報の拡散、発信のご協力をお願い申し上げます。

3.第12回上田城紅葉まつりの開催について

 信州上田まつり実行委員会が主催し、今回で12回目を迎える秋の恒例行事であります。
 今回は全国武将隊イベント、「戦国GIG 凱-KACHIDOKI-」を目玉にすえ、その他イベントや地元グルメの販売等を行います。
 「戦国GIG 凱-KACHIDOKI-」については、このように全国から武将隊を招聘し実施するのは、上田市においては初めての試みであります。
 仙台市、熊本市、上越市の武将隊に地元信州上田おもてなし武将隊を加えました計4団体が出演し、迫力ある演舞、ステージイベントを行う予定です。
 11月4日には、伊賀流手裏剣打選手権大会長野予選を同時開催いたします。
 長野予選は、全国7会場で行われる予選会のうちの一つの会場です。
 東京、神奈川など全国から参加者が集結し、来年3月に伊賀市で開催される一般社団法人、伊賀上野観光協会が主催する本選を目指してまいります。
 グルメについてですが、「上田食劇場」と題し地元グルメや農産物の販売等を行います。
 また、姉妹都市等、上越市、九度山町、沼津市の観光物産展も同時に開催いたします。
 その他資料に記載の各種イベントを行うなどご来場の皆様へのおもてなしをしてまいりたいと思います。
 市民の皆さんはもとより、全国から大勢のご来場を期待しております。
 また、上田城紅葉まつり以外に、同日には資料にありますチラシの通り様々なイベントが開催されております。
 また、皆様方によりまして是非ともPR等のご協力をよろしくお願いいたします。
 私からは以上でございます。

4.質疑応答

イタリア渡航について

(記者A)

 イタリアへの渡航について、公式キャンプ地ではない上田市を公式に招待するなどイタリアラグビー連盟は、事前キャンプ地に対して期待をしているようだが、市としてどう捉えているのか。
 また、渡航費用は市の負担となるのか。

(土屋市長)

 公式トレーニングキャンプ地との違いというのもあると思うんですけれども、公式ですとなかなか地元の皆さんとの交流というのが難しいということをちょっと聞いています。
 もちろん、キャンプの様子も見れないような形で、シャットアウトしているようなんですけれども、そういう意味ではこの事前キャンプの方は、どちらかというと市民の皆様との交流も気軽な形でできるということもあって、そういうようなことを連盟の方でもイタリア・日本との交流の一環として望んでいるということで聞いていますし、我々もそういうつもりで今年も小中学生とかですね、あるいは、その後の文化交流もありましたけれども、そんなこともありまして先方の方でもそのような思いで、また、来年、是非そういう形で、本格的な公式とは違いますけども、またこちらの方で交流したいなというようなことをおっしゃっているということであります。

(政策企画部長)

 費用は私の方から、今回4人、縵澤会長含めて4人ということで伺います。
 渡航費用でありますが、約95万円を予定しておりまして、誘致委員会の会計の方から支出をお願いする予定であります。
 向こうの宿泊費ですとか、そういった物はあちらのラクビー連盟の持ちということで聞いておりますので、渡航費用が今回こちらの方で負担するということであります。

上田城紅葉まつりについて

(記者A)

 紅葉まつりについて、目玉が「戦国GIG 凱-KACHIDOKI-」ということだが、GIGというのはどんな意味合いがあるのか。

(商工観光部長)

 GIGというのは英語でライブ、コンサートという意味もありますし、あとセッションという意味もありまして、どちらかというとここにございますように色々な各地の武将隊が集まってセッションしながら一緒になって演舞を行うという意味でGIGという名前を付けてうたっております。

(記者A)

 複数の武将隊が上田城跡に集結して演舞するのは初めてなのか。

(商工観光部長)

 今までここに載っています熊本、上越、仙台、この上田に来ていただいたことが今まで無くて、今回、初めて、これは、上田のおもてなし武将隊の真田幸村公の繋がりでこういったことが実現できたということで初めてであります。

(記者A)

 今回は、草刈さんの出演はあるのか。

(商工観光部長)

 今回はございません。

(記者A)

 何年ぶりかに出演なしということか、去年はたまたま出演したのか。

(観光課長)

 去年は手形、観光プレジデントと観光プリンセスの手形を作るというイベントがありましたので、それをこの紅葉まつりの一つのイベントとしてやらせていただきました。

(記者A)

 去年がむしろたまたまなのか。

(観光課長)

 そうです。

椀子ワイナリーについて

(記者A)

 昨日メルシャンの着工があったが、市として今後、来年の開業、それ以降に向けてアクセス整備など、どんなところに課題を感じているか。

(土屋市長)

 昨日、起工式が行われた椀子ワイナリーですけども、そこでも若干触れましたけども、そこに至る道路が若干、回りきれないといいますか狭隘ところもあったりしましてですね、大型バスがスムーズに行かないところもあったりしましたので、そういうところは周辺整備の一貫として行政としてやっていきたいと思っています。
 後は、下水道の整備が一部延ばせば下水道に繋がるということもありますので、そういうことも考えていきたいと思っています。
 後は、もちろん拠点になりますから、観光パンフレットとかそういったところにも触れていく可能性もありますし、昨日の代野社長さんは数万人とかね、おっしゃってましたけれども、それは会社側でも、もちろん頑張ると思いますし、行政としてもお客様のお迎え出来る体制といいますか、PRとかですね進めていきたいと思っております。
 特に、ここは千曲川のワインバレー特区になってますので、それを拠点にしてまた様々な展開もできる可能性も秘めていると思っております。

(記者A)

 今後は、先進地の東御市や坂城町との広域連携なども視野に入ってくるのか。

(土屋市長)

 そうですね。それぞれ今、各市町村でも小諸だとマンズワインもありますし、個々でですねワイナリーを持っていらっしゃいますから、そういうところの紹介ですとか、いわゆる連携というのはこれからも千曲川ワインバレー特区協議会を通じながら進めていきたいと思っております。

市立産婦人科病院について

(記者A)

 産婦人科病院について、9月末に常勤医師が一人辞め、院長先生の一人体制となっているが、運営審議会では500件近い需要がある中で、現状の体制でいいのかとの意見が出ており市としてどのように受け止めて対応していくのか。

(土屋市長)

 9月末にお一人常勤の先生、4月からの先生ですけどもお辞めになられたということで、常勤の先生方お辞めになるというのは非常に大変で残念だったのですけども、そういう状況であります。
 現在、常勤の医師一人と非常勤の先生方で、スケジュール組みましてお産に対応していただいています。
 審議会でも触れられたと思います。確かに常勤の先生一人ですとね、ご本人はそういう覚悟でなんとかやっていけるというような気持ちでおっしゃっていますのでありがたいのですけども、一般的に見れば、常勤一人というは負担が大きいかなと感じております。
 ですので、前からも常勤の医師をなんとか増やそうということで4月に増えたわけですけども、これからもなんとか常勤の医師の確保といいますか招聘については、しっかり取り組まなければいけないと思っております。

(記者B)

 産婦人科病院について、前回の審議会で委員から、松本市では分娩と検診を分けおり、上田市でも産院で分娩をして検診は市内の産婦人科に頼んではとの意見が出たが、それに対して、市ではどういう方向で取り組んでいこうと考えているか。

(土屋市長)

 今の、分娩と検診を分けるというのは、この前の北信越市長会の時の分科会の中で、分科会のテーマではなかったのですが、松本市長がこういうことをやっていますと話をしていまして、非常に確かに参考になるなと思いました。
 検診と分娩を一箇所でというと今でも先生方の負担も大きいと聞いていますので、現在休止しています産婦人科の先生方とはその辺の話はしていませんので、またこれも研究していくのも大事かなと思っております。

(記者B)

 前向きに考えていくということか。

(土屋市長)

 まだそこまで合意形成できていませんので、そういう状況があるというか、松本でやっているというのは知っているということです。

その他

(記者A)

 免震装置、制震装置の問題について、市では、公共、民間共に不正データに関わるような建物は現状では把握していないということでよいか。

(総務部長)

 はい。そういうことです。
 それから新しい庁舎についてはですね、報道で問題視されている製品を使わない免震工法でやりますので、上田の場合はその問題には該当しないと考えております。

(記者A)

 それは、この今回のことを受けてのことか。

(総務部長)

 もともとです。
 ダンパーを使う工法ではないです。

(記者A)

 障がい者雇用の再調査などの結果が出たようだが、上田市ではこれまでどおり水増し的なことは無いということで良いか。
 県内市では、数え方や法令の捉え方により、多少数が前後してしまう市があるようだが、上田市では他山の石とするべきところはあるのか。

(総務部長)

 上田もですね、これまでも、それぞれ一人一人手帳の確認をする中で、数字を出して来ましたので、それは今後も継続していくと。
 その中で、数字の方はクリアしていましたので、やり方とすれば今後もそのやり方はきちんとやっていきたいと思います。
 それと国の方から近々ガイドラインが示されるということでありますので、それも参考にさせていただいて、いずれにしても適正な対応に努めていきたいと思っています。