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平成30年4月定例記者会見内容
目次
1.あいさつ
お忙しいところお集まりありがとうございます。本日9時から部長会議におきまして、4月23日付の人事異動の内示を行いましたので、その概要について申し上げます。
2.平成30年4月23日付人事異動について
市長選の年の定期人事異動は5月1日付で実施するのが通例でありますが、新市政の早期スタートを図るために4月23日付で実施することといたしました。私が市長に就任して初めての定期人事異動となります4月23日付の人事異動については、組織改正は行わず、現行組織の中で4月1日付で事務取扱等の発令を行った年度末退職者の職の補充、保育士・技能労務職以外の配置転換、新規採用職員の配置及び昇任発令等を行うとともに、重要課題への重点的な配置と、職員1人ひとりの能力が一層発揮できる適材適所の人事配置を行ったところであります。なお、議会事務局職員については、任命権者である議長が臨時会で選任された後の発令となるために、4月26日付の人事異動を予定しています。
今回の人事異動の規模については、事務取扱等の解除発令や異動を伴わない昇任等を除き、全体で239人。その内、部長級は昇任6人を含む9人。課長級は昇任20人を含む45人。課長補佐・係長級は昇任43人を含む76人が異動となっております。人事配置の視点といたしましては、上田再構築プランの中で最優先課題としております4つの施策の実現に向け、その方向付けと庁内の調整を図るために、政策企画課に政策幹を配置し、プランの早期実現に向け体制の整備を図ったところであります。
また、資源循環型施設の建設、産業振興・中小企業支援など、市の重要施策の更なる推進を図るため、部課長職に若手職員を登用し、組織と人員体制の活性化を図る人事を行いました。
そして、公立大学法人となりました長野大学との連携強化を図り、長野大学を活用したまちづくりを推進するため、市側と大学側の職員を相互に派遣し、人事交流を行うことといたしました。
さらに、第二次上田市総合計画に掲げる将来都市像「ひと笑顔あふれ 輝く未来につながる健幸都市」の実現や、「上田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく地方創生事業の推進など、これまで取り組んできた各種事業の着実な推進が図られるよう、適材適所の人員配置を行うとともに、女性職員の積極的な登用を図るため、課長級3人、課長補佐・係長級8人の昇任人事を行いました。
以上、平成30年4月23日付人事異動内示について発表いたしました。 発令は、同日午前9時から行う予定でございます。私からは以上でございます。
3.質疑応答
(記者A)
- 組織改正について、今回未着手であるが、秋頃に持ち越すのか。また、目途はあるのか。
- 政策企画課への政策幹の配置について、新規再任用職員とあるが、どんな立場の方をどういう狙いで配置をされたのか。
- 部課長職への若手職員登用について、具体的に教えていただきたい。
- 大学との人事交流について、これまでは行っていなかったのか。
- 女性職員の積極的登用について、過去と比べた比較はどうなのか。
(土屋市長)
はい、では最初のですね、組織改正についてですけれども、今回選挙もありましてなかなかこの期間に組織改正をするという暇もございませんし、そういうことで、いずれ組織改正をしていきたいと思っております。その時期については今、まだ未定でございます。できるだけ早くと思ってはいますけれども、この人事異動の状況を見ながら考えていきたいと思っております。それと、政策企画の政策幹については詳細はまた部長の方からですが、先程も触れましたが再構築プランのですね、方向付けを作っていきたいというふうなことで、政策企画経験者、そして、また、議会関係も精通しているという意味で、その方をお願いしております。
(総務部長)
総務部長神代でございます。政策幹でございますけれども、お配りしてある資料のページの真ん中下の課長級のお二人目で書いてございます「政策企画部政策企画課企画調整政策幹新規再任用職員」の登用を含めてでございます。それから若手職員の登用ということで資源循環型施設建設につきましては52歳の職員を課長級に登用してございます。同じ2ページの下から4行目のところにございまして「生活環境部資源循環型施設関連事業課長」です。それから、商工観光関係になりますけれども産業振興等、中小企業支援などの施策については、これは部長級ではまず1ページの部長級真ん中のところにございます「商工観光部長」52歳です。それから同じく商工関係の課長級ですが、3ページ上から4行目「商工観光部商工課長兼雇用促進室長」49歳職員です。
それからご質問をいただきました長野大学人事交流でございますけれども、長野大学とは初めてとなります。昨年ですね、JA信州うえだとの相互交流を始めたのとそれから長野県とも一対一で交流を始めています。それから長野大学は今回初めてということです。
女性職員の関係ですが、管理職、部課長級ということで申し上げますと今回の人事配置によりまして部長級課長級を含めた管理職に占める女性割合というのが7.5%になります。平成28年の時は県下19市で一番下のところに上田が位置してまして2.6%という低い数値でありましたけれども、昨年29年4月の時点では19市の中で順番で申し上げると13位ということで今回の人事で7.5%までもってきたということでございます。これにつきましては、いきなり課長級ということを一気に増やすとわけにも中々いかない状況もありまして、私どもですね「上田市特定事業主行動計画」という計画を策定しておりますけれども、この中で課長職の前段となる係長級ですとか課長補佐級のいわゆるそこら辺の段階においての人材プールを計画的にやっていきたいということで、今回もさせていただきましたけれども課長補佐・係長級8人、女性職員の登用を行っております。以上です。
(記者B)
新規再任用職員について、新規で再任用というのはどういう意味か。
(総務部長)
職員、常勤職員として60まで勤めて部長級で退職した職員でございまして、そこで一旦リセットして新たに新規採用ということで任用するという形態でございます。
(記者B)
一旦辞め、職員を離れていた方を再任用するということで良いか。
(総務部長)
そうです。
(記者B)
現職時は何部長だった方か。
(総務部長)
議会事務局長です。
(記者A)
おいくつの方か。
(総務部長)
62歳です。
(記者C)
間は空いているのか。
(総務部長)
通常はですね、60歳で定年退職をして、そのまま再任用を希望される職員は、間を空けないで配置ということですけれども、一年、この方は間が空いていてそれで今回、再任用職員ということでの配置でございます。
(記者C)
その方は、平成28年度末まで議会事務局長で、同年度末に定年退職されたということで良いか。
(総務部長)
そのとおりです。
(記者E)
- 市長に就かれて一週間が経つが所感を伺いたい。
- 9日夕方にごみ処理施設の関係で地元の方に挨拶に行かれているが、その感想は、どんな感触を得られたか、それを踏まて今後どう取り組んでいくのか伺いたい。
(土屋市長)
お陰様で一週間経ちました。まだ慣れていないというのが実情でございます。今までの議会議員でお世話になっていた時の状況と、また違う内容で、まだまだ慣れていないなという、これからという感じであります。少しでも早くですね、しっかりと市長職を務めて行くようにしたいと思います。
それと9日の件ですけれども、地元の対策連絡協議会と、そして、また、諏訪部自治会、そして下沖振興組合と三立でですね、お伺いさせていただきました。対策連絡協議会の方とはですね、今までの皆さんのご労苦も含めまして、より一層信頼関係を持っていきたいなとご挨拶をさせていただきました。
諏訪部自治会の皆さんに対しましては、諏訪部自治会が反対をしているという状況の中で、こちらとしましてもですね、役員の皆さんだけでなくてですね、より幅広い住民の皆さまにも説明をさせていただきたいということでお願いをさせていただきました。
なかなか今までとですね、役員の皆さんはまあ同様なんですけれども、ただ、電話とかメールとかでも自治会の住民の皆さんからのですね、説明、新しい情報といいますかね、そういうのを含めた内容の情報を含めた説明会をして欲しいなというご意見もいただいております。
それと下沖振興組合の皆さんは今まで諏訪部自治会の皆さんと同じ歩調だったわけですが、今回役員が変わられたということもありまして、先程の諏訪部の住民の皆さんと同じようにですね、情報については、またいただきたいなとお話をされておりましたので、これから、ちょっと時期はまだ申し上げられませんけれども、どんな形でその住民の皆さま、諏訪部の住民の皆様、そして、また、下沖振興組合の皆様に情報を提供していくのかということをこれから考えていきたいと思います。
(記者E)
諏訪部自治会の役員の方は、私たちはもう会わないと強い言い方をされている中で、役員以外の方は市長に説明を求めてきているのかもしれないが、今、窓口は役員の方であり、突破口をどういう形で切り開いていくのか。
(土屋市長)
地元の皆さんに、住民の皆様にという表現でいいかと思いますが、お伝えしたいというのは本当にあの我々としても思っております。どういう形でですねやるか、ちょっと今こっちで整えておりますのでまた整い次第進めて行きたいと思っています。
(記者B)
部長級の人事異動について、事務取扱に係る発令ではなく、いわゆる異動としては小林さんと村田さんでいいのか。
(総務部長)
小林は保育課長の事務取がかかっていたのが外れたということです。
(記者B)
村田さんはどうか。
(総務部長)
今まで参事、異動ではありません。肩書が参事という肩書だったのを少し医師確保対策、医師確保等対策参事ということで、これの名前に含めてということです。
(記者B)
樋口さんはどうか。
(総務部長)
部長級でありましたが場所が変わるということです。
(記者B)
手塚さんはどうか。
(総務部長)
元々部長級ですが、場所が変わるということです。
(記者B)
山宮さんはどうか。
(総務部長)
事務取りが外れるということです。
(記者B)
山崎さんはどうか。
(総務部長)
下から5行目の山崎完爾は部長級であったのが違うところへ異動になっています。
(記者B)
部長級の異動は村田さんを除くと9人でいいのか。
(総務課長)
異動もしくは、村田先生のような形も含めると9人です。昇任が6人です。
(記者B)
昇任を再確認させてほしい。
(総務部長)
昇任、政策企画部長、その次市民参加、それから商工観光部長、それから2つとんで、武石センター長、それから2つとんで上下水道局長、それから一番下両角です。
(記者B)
樋口さんは部長級異動でいいのか。
(総務部長)
はい。手塚が異動です。丸子自治センター、2つとんで会計管理者山崎、それから、そこですね、異動はその3人です。それで9人になりますので、村田院長入れて10人です。
(記者F)
女性管理職の割合について、29年4月に19市中13位の時のパーセンテージと、併せて、現在のパーセンテージと順位を教えてほしい。
(総務部長)
29年4月は5.0%で19市中13位。30年4月の県下の比較はまだデータがございませんので、数字は7.5%です。
(記者F)
目指している順位はあるのか。
(総務部長)
それはないですけれども、まずは先ほど申し上げましたように、課長級、部長級、いきなりするいうわけにはいきませんので、係長級・課長補佐級に人材を少し積極的に上げようかとそういう目標を持っています。
(記者F)
若手人事の登用について、49歳で課長、52歳で部長に昇任となっているが、通常その役職に就かれるのは何歳ぐらいか。また、どれくらい若返ったのか。
(総務部長)
部長級ですと、55ぐらい、ま、平均という言い方は特にしていませんので傾向として55歳ぐらい以降ですね。課長級だと今回は54ぐらいが一般的に多い、多くなっています。
(記者F)
ラグビーイタリア代表チームが菅平で5月からキャンプを始めるが、市街地の活性化に結び付ける動きはあるのか。
(井上副市長)
私の方で、昨日ガーデンプレイスで川越さんのイタリア料理の、ちょっとしたイベントがありました。それから、この後ですね、市内の商店街の皆さんと協力しながらですね、いろんなイタリアの国旗とかね、それからパネルのようなものを歓迎のために飾ろうというような計画があります。それから後、今年一年かけてですけれども、イタリアのちょっとこれは大使館の方といろいろ検討していかなきゃいけないんですが、文化活動ですね文化芸術活動もなんらかのイベントが計画できればいいなということで、今、交渉中であります。
(記者F)
イタリア代表チームは、何回も来られるか。
(井上副市長)
今年の5月の末から6月の頭まで、ちょっと正確に日付はすぐでてきませんけれども、それが1回。それから、来年のラグビーワールドカップ本戦の前ですね、公認キャンプの事前にですね、そこで一週間ちょっとぐらいですね、事前キャンプに来ていただくことになってます。
(広報シティプロモーション課長)
街中のイベントだと29日の真田まつりに合わせて、ガーデンプレイスでワインのイタリアワインをメインとしたイベントをまた開かれる予定となってます。千本桜まつりの駐車場、上のところで出展しているところも飾り付けですとか、そういったところでご協力いただいている店舗、何店かあって、ステージ上でも昨日の発表でイタリアのPRだとか、気運を盛り上げるようなことを担当部の方でいろいろ連携しながら推進しておるところです。
(記者A)
就任から一週間が経ち短期間ではあるが、就任前に話していた小さなことでも朝礼の仕方を活力あるものにしていくなどのように庁内に対して改善を指示したことは何かあるか。
(土屋市長)
この一週間では特にないです。朝礼についても、まだ人事異動も落ち着いてからというふうに考えていますので、そこの細部にわたっては指示等はしていませんが、いろいろな勉強会とかですね学習会、講演会そういうところには参加してはどうかなという話はしておりますけれども、直接、朝礼とか変えていくというところまで、まだいっておりませんので、よろしくお願いいたします。
(記者A)
勉強会、学習会とは、どういったものか。
(土屋市長)
市内でですね倫理経営講演会というのが明日ありますので、そういうところに行ってもらったり、それは企業の、市内の企業の皆さんがそういう活力朝礼を取り入れたり、あるいは取り入れなかったりしていますけれども、人のどういうふうに活力を伸ばしていくのか、あるいは活かしていくかとかそういうところにですね、参加はどうかなと伝えております。
(記者A)
実際に参加している職員はいるのか。
(土屋市長)
まだです。明日からですので。ちょっとそれも実際参加するかどうか、その辺の、あの、わかりませんが。
(記者A)
それは市長が議員時代から顔を出されていた朝会のようなものか。
(土屋市長)
そうですね。その流れですね
(記者A)
それは、どういう良さがあるのか。
(土屋市長)
それによって、大小ありますけれども企業の皆さんが元気に朝からですね、心と体を整えて仕事に向かうという姿勢ができているということを言われていますので、それも参考にしていきたいと思っていますし、実際それはさっきの話のように人事異動が落ち着いてからですね、また考えていきたいなと思っています。
(記者B)
副市長人事については、どう考えているのか。
(土屋市長)
任期がね、27日まで、今、具体的に副市長の話が出ましたけれども、教育長含めてありますので、臨時会が26日、27日ありますから、それに向けて調整をしていかなければいけないなと思っています。
(記者)
その時点で。
(土屋市長)
その時点、基本的には臨時会の日に、提案しますけれども事前に議会側にもですねお伝えしたりしながら進めて行きたいと思っています。
(記者B)
土屋市長に変わって過渡期であるが、方向性としてはどのように考えているのか。
(土屋市長)
方向性、まあ、それも含めて今ちょっとこの場では申し上げられませんけれども。