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令和元年7月定例記者会見内容

更新日:2019年12月12日更新
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目次

  1. 市長冒頭のあいさつ
  2. 夏祭りについて
  3. みんなで参加、みんなで楽しむ演劇の祭典 日本劇作家2019上田大会について
  4. サテライト市長室について
  5. 武石地域総合センターの建設について
  6. 食育の推進について
  7. ラグビーについて
  8. 質疑応答

1.市長冒頭のあいさつ

 はい。それでは、報道機関の皆様、お集まりいただきましてありがとうございます。今触れていただきましたように、サテライト市長室、武石地域総合センター建設、食育の推進、ラグビーイタリア代表などについて触れさせていただきます。

2.夏祭りについて

 はじめでございますけども、夏祭りがですね、2019年がいろんな場所で開催されております。7月27日(土曜日)には、中央商店街で「上田わっしょい」が開催されます。午後4時から神輿、そして、また6時半から踊りということであります。
 今年は、特に映画「サマーウォーズ」が公開されまして10周年を迎えておりますので、既にこの関連で、細田守監督のですね未来のミライ展などが開催されておりますが、10周年記念のイベントが始まっております。上田わっしょいにもですねサマーウォーズ連が今年も参加するということであります。
 8月には丸子・真田・武石の各地域での夏祭りが開催されますし、8月5日の(月曜日)には「第32回信州上田大花火大会」が開催されてまいります。
 イベント等でですね交通規制もされますがご迷惑をかけますけども、よろしくお願いいたします。

3.みんなで参加、みんなで楽しむ演劇の祭典 日本劇作家大会2019上田大会について

 8月16日(金曜日)から19日(月曜日)にかけましては「みんなで参加、みんなで楽しむ演劇の祭典 日本劇作家大会2019上田大会」がサントミューゼを中心に、中心商店街にある犀の角、まちなかキャンパスなどを会場に開催されます。
 日本劇作家協会会長の女優でもあります渡辺えりさんをはじめ、200人近くの劇作家が参加いたしますし、毎年これも数千人、5千人ともいわれてますが、予定、参加される皆様もいらっしゃるということでありますので、市民参加型の演劇の祭典、あるいは、ワークショップ・シンポジウムなど、40項目の企画も予定されているということであります。
 また、マスコミの皆様には取材方よろしくお願いいたします。

4.サテライト市長室について

 次に、サテライト市長室について申し上げます。
 お手元に資料も配付されていますので、お願いいたします。
 市内各地域を私が訪れまして、地域住民の皆様と意見交換や地域の実情把握を行うため、今年も昨年度に引き続きまして、「サテライト市長室」を実施いたします。
 昨年は丸子・真田・武石地域の各自治センターで行いました。様々な分野で活躍されている皆様との懇談、そして、また、課題となっている場所もですね視察するなど有意義な「サテライト市長室」でありました。
 今年度は、昨年度の3地域に加えまして、豊殿・塩田・川西地域の各自治センターでも実施し、住民自治組織などの関係する皆さんとの懇談あるいは現地視察を行ってまいります。
 概要は資料の記載の通りですが、詳細な内容につきましては、後日、プレスリリースさせていただきます。
 いずれにいたしましても、皆様からお寄せいただきます貴重なご意見をいただく場でございますので、今後の行政運営に生かしてまいりたいと思います。

5.武石地域総合センターの建設について

 次ですが、武石地域総合センターの建設についてであります。
 武石総合センターは旧武石公民館の既存のコミュニティホールを残し、武石地域自治センター周辺の施設を集約し合築することといたします。7月1日に「北澤・飯島特定建設工事共同企業体」と建築主体工事請負契約を結びまして、7月11日から建設地となります旧武石公民館の解体準備に着手しているところであります。
 隣接します武石保育園への送迎、通園する子供たち、また、来庁される市民の皆様にもご不便、ご迷惑をおかけしたり、あるいは解体に伴う音や振動も生じますが、施工者には工事の安全に十分留意していただくようお願いし、進めていただいております。
 施工者は、先程、申し上げました「北澤・飯島特定建設工事共同企業体」、電気関係では「石井電気工業株式会社」、下水・排水関係は「日本ガス水道株式会社」ですね、設備関係です。安全祈願祭をですね、それぞれ行わせていただくということでありまして、それに合わせまして起工式を開催させていただきたいと思っております。
 安全祈願祭・起工式は、7月29日(月曜日)に武石地域総合センターの建設場所でもあります、旧武石公民館コミュニティホールで行います。
 午前10時からの安全祈願祭、そして、また、10時半から起工式となります。
 来賓はですね、市議会議員をはじめまして、武石の財産区議会議員、自治連、地域協議会、住民自治組織であります「住みよい武石をつくる会」、あるいは建設現場の近隣にお住まいの方々、また、武石地域総合センター整備検討委員等の皆様で、約130名の皆様にご案内を差し上げたところであります。
 今後はこの起工式が終了しまして解体を行い、コミュニティホールを残した旧武石公民館部分を解体撤去します。
 10月上旬には解体工事が完了しまして、引き続き、地盤改良、基礎工事を行いまして、令和2年1月下旬から鉄骨工事に着手し、令和3年3月に武石地域総合センター完成を予定しております。

6.食育の推進について

 次に食育に関連でございます。
 食育基本法では、食育を「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けております。様々な体験を通じまして「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てていくこと」が食育基本法で示されております。
 こうした中ですね、上田市では平成30年度から令和5年度までの6年間の「第2次上田市食育推進計画」を策定し、家庭・学校・保育所等あるいは地域の分野別の各種施策を進めてまいりました。
 しかしながら、近年、食を取り巻く社会環境が大きく変化する中で、私も市長就任当初から、健康な市民生活を支え、医療や福祉とも関わる食育の重要性を再認識する中で、庁内各部局が連携し、より市民に見える形で取り組みを進めていくよう庁内関係部課によります「上田市食育推進プロジェクト」を先般、立ち上げたところであります。
 このプロジェクトの主な役割は2つありますが、1つは「第2次上田市食育推進計画」の進捗管理、2つ目は庁内連携による各年度の重点的な取り組みの決定、発信であります。
 プロジェクトの構成は、健康こども未来部長をプロジェクトリーダーといたしまして、農林部長、教育次長の3部局長と、関係部局の課長等を構成員としました「プロジェクト幹事会」を中心に取り組みを進めてまいります。
 次に、資料裏面になりますが、7月12日に開催しました「第1回上田市食育推進プロジェクト幹事会」にて協議をし、決定し、本日の部長会議で確認されました今年度の重点的な取り組みについて説明させていただきます。

ソルトマイナス3大作戦について

 まず、「ソルトマイナス3大作戦」と題しましての取り組みです。これは、長野県は1日の塩分摂取量が男女とも、国の基準量、男性は8g未満、女性は7g未満といわれておりますが、この基準量より約3g多いといわれております。長野県上田市の食文化を見ましても、漬け物とかあるいは煮物などの「あまじょっぱい」味の濃いものが好まれているということで、私も日頃から感じているところであります。
 減塩に対する正しい知識・工夫の啓発に努めるとともに、減塩の食環境整備を図り、高血圧など市民の生活習慣病の発症・重症化の予防を図ることを目的とするものであります。
 具体的な取り組みにつきましては別紙資料をご覧いただきたいと思いますが、健康推進課をはじめとする関係各課が連携して、様々な角度から市民にアプローチをすることによりまして、効果的な取り組みをしてまいりたいと考えております。
 また、さらに、長野県で実施しておりますACEプロジェクトにおいても減塩を重点取組事項としておりますので、県とも連携をより密にしながら、進めてまいりたいと思っております。

地元産食材を活用した子どもたちへの食育の推進について

 2点目は「地元産食材を活用した子どもたちへの食育の推進」であります。これは地元のパプリカ、あるいは大豆ナカセンナリ・こうじいらず、それぞれありますが、などの地場農産物を活用しまして、地域の自然・文化・産業等にも理解を深めていただきまして、生産者の努力や食に関する感謝の念を育むものでありまして、農産物マーケティング推進室、あるいは学校教育課、また各学校給食センターが連携して実施する予定であります。

子どもたちの食生活の実態の把握について

 3点目は「子どもたちの食生活の実態の把握」であります。これは長野県教育委員会等で3年ごとに実施しております「食生活実態調査」が今年度行われるということに合わせまして、上田市独自で市内公立保育園児を対象に同様の調査を実施することによりまして、幼児から高校生まで切れ目のない実態把握に努めまして、今後の給食あるいは食育推進の基礎資料とするものであり、これは学校教育課あるいは保育課と連携して実施してまいります。

未来ある子供たちの食育夏休み~野菜のチカラ ビタミンACEについて

 最後に、別添のチラシをご覧いただきたいと思いますが、先般締結いたしました上田市とセブン&アイグループとの「地域活性化包括連携協定」に基づく事業でありまして、「未来ある子供たちの食育夏休み~野菜のチカラ ビタミンACE」と題しましたイベントを、7月31日(水曜日)にアリオ上田で開催いたします。
 これは先程触れました「ソルトマイナス3大作戦」に位置付けました事業でありますが、減塩や野菜についての展示を始め、セブンプレミアム商品や地元野菜を使った料理の提案・試食、信州上田おもてなし武将隊やゆるキャラも登場するステージイベントもありまして、盛り沢山の内容で子供から年配の方まで、楽しんでいただきながら食育を学ぶという場となっております。
 小中学校も夏休みに入っておりまして、子供さんからご両親、おじいちゃんやおばあちゃん、あるいはご家族揃って、大勢の皆様にお越しいただきたいと思っております。
 また、併せて「まちかど健康相談室inアリオ上田」として、栄養士や保健師などによる健康なんでも相談を行います。これはあの市長選挙の際に私のリーフレットに触れました医療コンシェルジュを示しましたが、その一部としまして今回この、「まちかど健康相談室inアリオ上田」を設定し、試みをしていきたいと思っております。今後、暑い夏を迎えるにあたりまして、日々の健康維持などで気になっていることなどを気軽にですねご相談していただきまして、この場では体組成測定や、血圧測定などの健康チェックも行えますので、気軽にお立ち寄りいただきたいと思っております。
 また、食育の専門的な内容や、減塩の取組み、アリオのイベントの詳細については、記者会見終了後、担当者にお問い合わせいただきたいと思っております。

7.ラグビーについて

 最後になりますが、ラグビーについてでございます。
 ラグビーイタリア代表でございますが、スポーツ合宿の聖地の菅平高原も熱い夏を迎えようとしております。
 今年9月から開催されますアジアで初めて日本で開催されますラグビーワールドカップに出場するイタリア代表チームが、昨年に引き続きまして、トレーニングキャンプ地のため9月8日(日曜日)から9月14日(土曜日)まで7日間の予定で、菅平高原に訪れていただくことになります。
 チームは、イングランドから来日後、直ぐに菅平高原に入りまして、調整を行った後、9月14日に初戦地であります大阪に移動するという大きな行程となります。
 市といたしましても、これまで、イタリア代表チームが菅平高原でトレーニングキャンプを行うことにつきまして、様々な場面でPRをしてきましたが、いよいよ間近になってまいりました。更に機運醸成を図ろうと、過日のですね「広報うえだ」7月号のでは、イタリア代表チームの特集記事を組まさせていただきました。
 特集記事では、イタリアチームを紹介するとともに、初めてラグビーを観戦する方もいらっしゃいますが、ルールが分かるように記事の一部を取り、切り、折っていただきますと、「観戦ガイドブック」になるということになりますので、ご活用いただけるものと思います。
 また、ラグビーワールドカップ2019イタリア代表戦の観戦ツアーを7月21日から市民限定で募集をいたします。定員がありますので、お早目にお申し込みいただければと思っております。
 既に、ご覧いただいている方もいらっしゃいますが、イタリア代表の来日を歓迎するために、7月5日から中心市街地にタペストリーを掲出いたしました。
 今後、順次、菅平地区方面にものぼり等を掲出し、イタリアチーム来日をPRするとともに、機運の醸成を図ってまいりたいと考えております。
 菅平では、これからも大会がいくつか行われる予定でありまして、明日7月19日(金曜日)からは「第6回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会」が開催されます。オリンピックの種目にもなっております7人制ラグビーの全国大会となります。
 また、8月1日(木曜日)からは、「第15回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」、また、「第9回全国高等学校女子合同チームラグビーフットボール大会」が、開催されます。こちらは、単独校ではチーム編成が難しい学校の合同チームによります全国大会となります。
 未来のですね日本代表を目指す高校生たちが全国から集まってまいります、この菅平高原で熱戦が広げられると思っております。
 更に、8月31日(土曜日)、9月1日(日曜日)には、関東大学ラグビーの対抗戦とリーグ戦の開幕戦全8試合が、サニアパーク菅平で開催されます。沢山の盛り沢山の菅平の熱い夏となりますが、今後の盛り上がりを期待しているところであります。
 市といたしましても、菅平高原に集うアスリートが、互いに切磋琢磨し、更にステップアップできるよう、引き続きサポートして参るとともに、「強くなるなら菅平」と全国外に認知されるよう、引き続きブランディングを強化してまいりたいと思ってます。
 そして、先程ご紹介させていただきました広報うえだに掲載いたしました「ラグビー観戦ガイドブック」を手にいたしまして、夏の菅平高原にお越しいただき、ラグビー観戦をしていただき、ワールドカップでイタリア代表を応援していただければと思っております。
 私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

8.質疑応答

花火大会の費用について

(記者A)

 上田市では、花火大会や各種イベントが夏に集中しているが、全国的な動向として警備費用等がかさみお祭りなどを中止するような自治体がある中で、上田市の現状はどうか。

(土屋市長)

 詳細はあのちょっと分かりませんけども、一応花火大会は開催するということでありますので、今日のニュースでもやっていましたけども、警備員の方の確保が難しいところは中止しているところもあるようですけれども、一応、警備員につきましては確保していると聞いておりますので、昨年に引き続きまして、開催するという予定であります。

(広報シティプロモーション課長)

 花火大会の詳細につきましては、主体は商工会議所の方になりますので、そういった費用の面とかは、お問い合わせいただければと思います。

生ごみリサイクルの研究会について

(記者B)

 生ごみリサイクルの研究会について、昨年から検討会をやっている中で、改めて立ち上げるこの研究会に期待することは何か。
 検討会に加え、この研究会も立ち上がり、それぞれに意見集約の時期も異なる中で、施設の建設に向けてどのように意見をまとめていくのか。

(土屋市長)

 はい。検討会につきましては、6回目ですかね、これは施設というものが安全・安心であるかどうかっていうものを確認しながら、専門家を交えて、地元の皆さんとの検討会をしていくということでありますので、これは、まさに資源循環型施設の本体のことと考えていただければと思っています。
 生ごみ関係は、これは、今までも、いろいろな時点でも減量化っていうのは当然出てきましたので、より一層減量化するには生ごみをですね焼却する4割ですかね、そんなものだということなんで、少しでもですね減量していきたいということと、それと、減量するとともに資源化をしていくこともですね、資源化というのはその、堆肥とかいろいろ意味があるのですが、そういう事も検討会の中でもでてきましてですね、ですから、より一層減量することによって、地元の皆さんにもですね理解を深めていただけるという考えもあります。
 ですから、これが生ごみのリサイクルの結果が出てから、これも並行しながらやっていくということでありますので、その環境影響評価とかですね、それにつきましては検討会の方が主でありますので、そちらの状況を見ながら判断していきたいと思っております。

農作物関係の成育について

(記者B)

 全国的に日照不足というような状況がある中で、市内の農作物関係の成育など、何か影響が出ているか。

(土屋市長)

 特にはないですけども、はい。

食育・まちかど健康相談室について

(記者C)

 食育について、子供達の食生活の実態把握ということで市内の公立保育園児を対象に行う調査は、どのくらいの規模なのか。
 市長公約で医療コンシェルジュの設置を掲げているが、まちかど健康相談室に対する市長の思いをお聞きしたい。

(健康推進課長)

 調査の対象は年中児5歳児を想定しているんですけども、規模とかは保育課のほうで検討しているところです。

(土屋市長)

 はい。先程のまちかど健康相談室ですが、これは選挙の時にですね医療コンシェルジュという、これは生活習慣病予防とかですね、そういうことで、口腔ケアとか、医療関係、そういう専門家をですね窓口にしたらどうか、そういう思惑の内容だったんですけども、そこまではなかなかまだ、進めることはできないのですが、そこへの導入の一部として気軽にですね健康相談、栄養士、あるいは保健師の皆さんがその相談員になりますので、気軽に健康相談してほしいというそういう意味で、試みとして設置させていただきますのでよろしくお願いいたします。

(記者C)

 その公約に関しては、今回初めての取り組みという位置付けで良いか。

(土屋市長)

そうですね。

(記者B)

 食育について、なぜ今こういう政策を推進するのか、市長の思いを伺いたい。

(土屋市長)

 これは、市民の皆様の健康、何と言いますか健康調査とか中ではですね、なかなかなんといいますか、そこにありますように、健康状態を良くしていくことがそれが医療費とかあるいは介護関係もですね影響してきますので、基本となる食育をですね進めることが大事だと思っています。そして、また、学校、保育園だけでなくてですね、家庭とかあるいは職場も含めてですね、進めることが大事だということです。ですので、前からもちろん健康というのは大事だと触れてましたので、そういう意味ではここで、力を入れていきたいなと思って、ここにプロジェクトを作らせていただきました。

(記者B)

 学校給食のセンター化や自校給食の可能性についての議論がある中で、義務教育世代での食育のようなことが一方でテーマになっており、これとは別に生涯を通じて食育を推進するということについて、関係性はあるか。

(土屋市長)

 大いにありまして、先程の学校給食の第二給食センターを先行するということをやっていますが、ここでも、もちろん、給食センターだけじゃなくて食育ということも力を入れていく予定にしています。それで、学校給食だけが食育をやる場所だけではないので、家庭、職場、学校、そういう全体的な場面でですね食育が大事だということであります。ですからどの年齢層だけで食育が大事だということではないというとをですね示しながら、いきたいと思っております。